まだあるホテル価格破壊の街 いわきと超お勧め宿
前回岩手県北上市を「ホテル価格破壊の街」として紹介した。
北上の宿の安さは本当にすごい。
岩手県南部の主要都市であり高速の分岐点でもあるため、そこそこ宿泊施設の数は多いが、宿泊客は、盛岡・遠野・花巻温泉・今泉などに流れてしまう上、カプセルホテルや就寝環境の充実した健康ランドが更に競争を激化させている。
しかし、ホテル価格破壊の街・エリアは北上市だけではない。
福島県いわき市から北の、いわゆる「浜通り」も激安宿泊施設のメッカなのだ。特に浜通りの中心地であるいわき市には、安い宿が集中している。
試しに10月の3連休初日、大人1人で泊まれる浜通りの宿を検索してみよう。
3連休初日なのにも関わらず、大人1人で4000円以下で宿泊できる宿は、今日9月28日の時点で17軒ある。 4500円以下にまで価格を上げれば43軒にもなる。
いわきと浜通りの宿代が安い理由は、北上市と変わら…
前回岩手県北上市を「ホテル価格破壊の街」として紹介した。
北上の宿の安さは本当にすごい。
岩手県南部の主要都市であり高速の分岐点でもあるため、そこそこ宿泊施設の数は多いが、宿泊客は、盛岡・遠野・花巻温泉・今泉などに流れてしまう上、カプセルホテルや就寝環境の充実した健康ランドが更に競争を激化させている。
しかし、ホテル価格破壊の街・エリアは北上市だけではない。
福島県いわき市から北の、いわゆる「浜通り」も激安宿泊施設のメッカなのだ。特に浜通りの中心地であるいわき市には、安い宿が集中している。
試しに10月の3連休初日、大人1人で泊まれる浜通りの宿を検索してみよう。
3連休初日なのにも関わらず、大人1人で4000円以下で宿泊できる宿は、今日9月28日の時点で17軒ある。 4500円以下にまで価格を上げれば43軒にもなる。
いわきと浜通りの宿代が安い理由は、北上市と変わらない。宿泊者数に対して、宿泊施設の数が多すぎるのだ。最新の予約状況と価格はここでわかる。
福島の浜通りに魅力がないわけではない。
家族連れには大人気のスパリゾートハワイアンズや、環境水族館アクアマリンふくしま、個人的に大好きないわき市石炭化石館なども施設もあるし、海もあるし、山もある。勿来の関という結構渋い歴史史跡もあれば、岡倉天心が試作にふけった六角堂(茨城大学五浦美術文化研究所)もある。べったべたの観光が好きならマリンタワーの塩屋崎灯台もある。
いわきは印象が地味で損をしているのだ。
そんな中、いわきに安さと温泉の良さで鼻息荒くお勧め出来る宿がある。清泉の里 ホテル中の湯だ。
ここは高野の湯と呼ばれる江戸時代からの温泉地だ。
いわき界隈に少なくないぬるぬる系のアルカリ泉で、日帰り入浴でも1000円する。
それなのにこの宿、何人で泊まってもひと部屋8000円(閑散期)-12000円(通常期)-18000円(繁忙期)というプランを持っている。何人でもと行っても予約システム上4人が最大なのだが、閑散期に4人なら1人2100円で宿泊できてしまう。(詳細はこちら)
繁忙期だとひとり当たり4500円と割高になるが、32平米の和室なので狭苦しくはない。国際チェーンのホテル同様「一部屋いくら」にトライしていることが画期的なのだ。
こういう安いプランで泊まる時には5000円の夕食や1000円の朝食を宿で食べるのは、正直もったいないと思う。素直に「旅行費用を節約したいので」と素泊まりでお願いすればよい。
勿来には、この「一部屋いくら」のプランをチェーン店全体で行っているファミリーロッジ旅籠屋 勿来店もある。中の湯さんも、案外この辺からヒントを得たのかもしれない。
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