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世界1周して100万円がもらえる仕事の求人募集が開始、応募は1/25まで、その傾向と対策

2016/07/22

ライブドアのニュースを見ていたら、ちょっと面白い話があった。

世界1周して100万円がもらえる仕事の求人募集が開始とのこと。曰く、

オンラインショッピングモールの「カラメル」で、世界1周してさらに報酬として100万円がもらえるという仕事の求人が開始されました。仕事内容は各国で雑貨を買い付けるというもので、買った物の売り上げに応じて合計最高報酬は200万円にもなるそうです。

リゾートアイランドの管理人になって6ヶ月で1100万円もらえるという「最高の仕事」に比べると報酬面での見劣りはしますが、旅行好きの人には面白そうな仕事です。

応募資格など詳細は以下から。
仕事の詳細は、世界中の都市で雑貨を買い付け、領収書と雑貨を週に1度日本の事務局に発送し、買ったものの内容・金額、使用感、買い付けの様子などを、ブログなどでレポートすること。ブログは最低1日1回更新が必要で、雑貨はスタッフによってネットショップ「世界1周雑貨店」で販売されます。

報酬は最低保証の100万円のほか、雑貨の売り上げに応じた出来高報酬が最大100万円で合計最大200万円。報酬とは別に海外旅行渡航費用と海外生活費、雑貨の買い付け費用は支給され、ブログ更新や通信などに必要なパソコン・携帯電話・デジカメが貸与されます。応募資格は20歳以上で、告知メディアやカラメルのWEBページへの掲載が可能なこと。また、1~2ヶ月の長期海外渡航が可能な人となっています。
(http://news.livedoor.com/article/detail/4504542/ より)

これは面白いと早速カラメルの当該のページを見てみた。

rw_1.gif
http://calamel.jp/buyer/

当然のごとく、希望すれば誰でも世界一周出来るわけではない。
応募者のうち、最終的に1~3名が選ばれバイヤーとして世界一周旅行をし、最低100万円の報酬をもらえ…

 


ライブドアのニュースを見ていたら、ちょっと面白い話があった。

世界1周して100万円がもらえる仕事の求人募集が開始とのこと。曰く、

オンラインショッピングモールの「カラメル」で、世界1周してさらに報酬として100万円がもらえるという仕事の求人が開始されました。仕事内容は各国で雑貨を買い付けるというもので、買った物の売り上げに応じて合計最高報酬は200万円にもなるそうです。

リゾートアイランドの管理人になって6ヶ月で1100万円もらえるという「最高の仕事」に比べると報酬面での見劣りはしますが、旅行好きの人には面白そうな仕事です。

応募資格など詳細は以下から。
仕事の詳細は、世界中の都市で雑貨を買い付け、領収書と雑貨を週に1度日本の事務局に発送し、買ったものの内容・金額、使用感、買い付けの様子などを、ブログなどでレポートすること。ブログは最低1日1回更新が必要で、雑貨はスタッフによってネットショップ「世界1周雑貨店」で販売されます。

報酬は最低保証の100万円のほか、雑貨の売り上げに応じた出来高報酬が最大100万円で合計最大200万円。報酬とは別に海外旅行渡航費用と海外生活費、雑貨の買い付け費用は支給され、ブログ更新や通信などに必要なパソコン・携帯電話・デジカメが貸与されます。応募資格は20歳以上で、告知メディアやカラメルのWEBページへの掲載が可能なこと。また、1~2ヶ月の長期海外渡航が可能な人となっています。
(http://news.livedoor.com/article/detail/4504542/ より)

これは面白いと早速カラメルの当該のページを見てみた。

rw_1.gif
http://calamel.jp/buyer/

当然のごとく、希望すれば誰でも世界一周出来るわけではない。
応募者のうち、最終的に1~3名が選ばれバイヤーとして世界一周旅行をし、報酬をもらえる。

はっきり言えば、一種のオーディション兼懸賞だ。

しかし「とにかく安く旅行する」という趣旨において、無料どころか報酬がもらえるというのは悪くない。しかも一般的な懸賞と違って、企画が良ければ当選の可能性が上がる。

条件は以下の通りだ。

rt_2.gif
http://calamel.jp/buyer/?act=manual

交通費を出してもらえるだけで大喜びのバックパッカーが見れば涙が出る。「旅行にかかる経費は負担」ということは、宿代も出ると言うことだ。買い付けをするのだから安宿のドミということもないだろう。宿代が高い西ヨーロッパやニューヨークも行けるのは大きい。

仕事内容はと言うと、こうなっている。

rt_3.gif
http://calamel.jp/buyer/?act=manual

週に一回の買い付け/発送とブログの毎日の更新だ。
ネット環境によってはなかなかブログの更新ができないエリアもあるだろうが、PCと携帯電話も貸与されるので、意外となんとかなりそうだ。

そして報酬。

rt_4.gif
(http://calamel.jp/buyer/?act=manual)

ここで「報酬なんか要らないのに」と思った人は、正直もう負け組だ。この企業は、報酬を受け取るに値する買い付けを望んでいる。これは旅行企画のプレゼンではなく、あくまでバイヤーを求めるキャンペーンなのだ。

採用までの流れはこうだ。

rt4.gif
http://calamel.jp/buyer/?act=manual

まずはネットの人気投票で生き残らなければならない。

まずここがポイントだ。

応募者はそれぞれ「私の一番力を入れる国」を選ぶのだが、現在人気1位の応募者のそれはリトアニア。続いてアメリカ(アメリカ国籍者)、イースター島、イタリア(自称海外旅行初心者)、タイ、スペイン、ロシア、イギリス、インド、ボリビア、などとなっている。

想像なのだが、ここではっきり書こう。

まだ応募開始から間もないのでこの辺は様々だが、バイヤーとして行くのに、その辺の学生バックパッカーがちょこちょこ行くようなタイとかインドとか書いても、みんな「そんな所俺でもすぐ行ける」と思って当然だ。ツアー客に溢れるエリアも同様だろう。そのエリアを選択して投票率を上げたいのなら、かなり深い特定の知識がなければだめだ。

だいたいせっかくの世界一周買い付けなのに、一番力を入れる国が韓国とかタイとか、何を考えているんだ、である。

といって、イースター島というのもなんだかなあである。
買う物が何もないとは言わないが、マグロの刺身でも買い付けにいくのだろうか?正直「おまえが遊びに行きたいだけだろう!」と思えてしかたがない。

この「自分が行きたいだけ」の応募は、情けなくなるほど多い。この人達は、少しはモノを考える習慣がないのだろうか???

その点、1位のリトアニアはうまい。

rt1rit.gif
http://calamel.jp/buyer/?act=prof&byr_user_id=1697

旧ソ連の小国であり観光客もすごく多いわけではない。そういう意味で競争率が低く、しかもコメントが「子供たちの服やおもちゃが、とても可愛らしかったのを覚えています」と、見事に企画の核心を突いている。「タダで世界一周したいよお」の思いのあからさまな応募者が多い中、この辺は賢い。

バイヤー的視点からは中国やロシアなどは模範解答なのだろう。

しかしそれではプロのバイヤーと変わらない。カラメルは、プロと一般旅行者の中間の視点を持った応募者を求めているような気がする。

旅行で選べるルートはあらかじめ決まっている。多分RTWチケット(世界一周航空券)の規定によるのだろう。しかし、空路で移動できない都市だからといって、買い付けができないわけではない。空路で到着し、そこから陸路移動して買い付ければ良いではないか。

この程度のことも思いつかない応募者がいるのが現状なのだから、計画をきちんと練れば、かなり当選の確率は上がると思う。

と、話をまとめると、

・ネットの人気投票を通るには、その辺の旅行者の「なーんだ、こんな所誰だって行けるじゃん」的な思いを回避する必要がある。更に書けばただ旅行をしたい人たちの嫉妬心を煽らないような記述が良い。私は「貧困をビジネスで救いたい」とタンザニアを選んだ学生に好印象を持っている。

・そして企業の面接を通るには、企業の求める物、つまりバイヤーとしての的確な視点を明示する必要がある。しかしそれは100%プロのものであってはいけない。あくまで旅行者がプロ的視点を持つ程度でよい。でなければプロが買いに行く。

実際にストップオーバー出来る都市は5都市から15都市だ。
バイヤーとして訪れる街と、自分が行きたい街を適当に混ぜるのが良いだろう。

ちなみに募集期間は1月25日まで。
今慌てて応募するのは愚かだ。

ある程度応募者も出揃って、担当者が「そろそろろくな企画が来なくなったな」と思い始める頃に、今までなかった新鮮な企画を提示するのが良い。もちろん一般の人気投票のことも考えて、投票してもらう期間も考慮するべきだ。

私?私は応募しない。

世界一周チケットはオーストラリアあたりで発券すれば20万ちょっとだ。トンガで発券すれば20万を割る。そこまで航空会社のマイルやジェットスターの安いチケットで行けば、実は世界一周くらい安上がりだ。大体空路で世界一周をしても、地球を廻った気はしないと思うのだ。

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