2010年4月、キルギス暴動と観光と特典航空券
2016/07/22
キルギスの情勢が不安定だ。
略奪・破壊続くキルギス首都、暴漢に射殺命令
8日、ビシケクの政府庁舎に突入する反政府デモ参加者=AP
【ビシケク=金子亨】わずか2日間の抗議デモでバキエフ大統領が追放された中央アジア・キルギスの首都ビシケクに、9日朝(日本時間同日午前)入った。
街には5年間にわたる強権支配を脱する「革命」を達成した高揚感はなく、略奪と破壊が続いている。長い政治混乱による人心の荒廃をうかがわせている。
ビシケクのデモで主標的となった政府庁舎「ホワイトハウス」。7階建ての白亜の殿堂は、放火と投石で無残な姿に変わっていた。特に大統領の執務室があった7階は、窓ガラスが割れ、白い壁に黒い焼けこげの跡を残した。庁舎からカーペットなどを持ち去る人々の姿は、8日も目撃されたという。
市内の商業街では、8日の夜から9日朝にかけて、断続的に銃声が響いた。元軍人などが自警団を組織して警戒に当たったが、市民は、灯火を消し息をひそめるようにして夜を過ごした。
暫定政府は暴漢を見つけ次第、射殺する命令を出した。イスマイル・イサコフ国防相は、「ビシケク中心部は正常に戻った」と記者団に述べた。
ビシケクの男性タクシー運転手(30)は「バキエフは汚職まみれだ。政権から追われたのは当然のことだ」と喜びながらも、「1日12時間でも15時間でも働かないと一家を養えない。次の指導者がこの生活を立て直してくれるのか、今はさっぱり分からない」と、淡々と話した。
キルギス国民は、2005年に民衆運動を率いて大統領になったバキエフ氏を、再び民衆運動で倒した。「チューリップ革命」と名付けられた5年前の運動と違い、今政変に花の名を与えようという動きはない。
(2010年4月9日14時55分 読売新聞)
*+*+ 毎日jp 2010/04/09[23:31:55] +*+*
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100410k0000m030083000c.html
実は航空会社のマイル特典旅行やオークションで売られているマイルでの最強お勧め渡航先の一つが、このキルギスだったのだ。
2ちゃんねるのキルギス掲示板にはこうある。
中央アジアにあって、スイスやカナダロッキーと並ぶ美しい、しかも穢れを知らない山岳の自然!
日本人と同じモンゴロイドの顔立ち、そして親切で優しいキルギス人!
旧ソ連というのに、なんと ★日本人はビザ不要です★!!
IMFの指導で経済は安定。治安もよく、バザールに行けば物価はメチャ安い。
昨年、中国新疆地方から陸路で入る、シルクロードそのままをたどるルートも開通!
ウズベキスタンのサマルカンドなどに行くトランジットにも最適!
まだまだ日本人に知られていないキルギス共和国。
観光立国を目指しています。
次のあなたの海外旅行に、ぜひ訪れてみませんか?
キルギスは1991年に独立した旧ソ連に属していた国だ。
周辺の「~スタン(~人の国)」諸国は当然のようにビザが必要、少なくとも陸路の入国でビザなしなどは難しいのだが、キルギス共和国は日本人のビザを免除している。
これは日本人だけの特権だ。
周辺諸国で取ったイギリス人旅行者は100ドルくらい支払ったといっていたし、韓国から来た旅行者がソウルで取ったところ200ドルだかそれ以上の手数料とかなりの時間がかかったとの話だった。実際に確認したわけではないが、キルギスを含む中央アジア諸国のビザは手数料が高く手間がかかる。
もちろんキルギスまでは日本からの直行便がないので、空路だと周辺国からの乗り継ぎとなるのだが、私のお勧めは中国から入るルートだ。ここで航空会社のエアマイルによる特典航空券を使うと、かなりお得になる。
まずは日本から中国ウルムチまで特典航空券で飛ぶ。リスクを負ってマイルを買うなら、上海や北京などではなく、こういう使い方をしたい。
ウルムチは中国といっても最西端に近い。しかし一応中国国内なので日本から25000マイルで飛ぶことができる。ここまで25000マイルで飛ぶことができるのは、北京や上海などに比べてかなりお得だ。
さてウルムチからキルギスへの移動なのだが、基本的に三つの選択肢が…
キルギスの情勢が不安定だ。
略奪・破壊続くキルギス首都、暴漢に射殺命令
8日、ビシケクの政府庁舎に突入する反政府デモ参加者=AP
【ビシケク=金子亨】わずか2日間の抗議デモでバキエフ大統領が追放された中央アジア・キルギスの首都ビシケクに、9日朝(日本時間同日午前)入った。
街には5年間にわたる強権支配を脱する「革命」を達成した高揚感はなく、略奪と破壊が続いている。長い政治混乱による人心の荒廃をうかがわせている。
ビシケクのデモで主標的となった政府庁舎「ホワイトハウス」。7階建ての白亜の殿堂は、放火と投石で無残な姿に変わっていた。特に大統領の執務室があった7階は、窓ガラスが割れ、白い壁に黒い焼けこげの跡を残した。庁舎からカーペットなどを持ち去る人々の姿は、8日も目撃されたという。
市内の商業街では、8日の夜から9日朝にかけて、断続的に銃声が響いた。元軍人などが自警団を組織して警戒に当たったが、市民は、灯火を消し息をひそめるようにして夜を過ごした。
暫定政府は暴漢を見つけ次第、射殺する命令を出した。イスマイル・イサコフ国防相は、「ビシケク中心部は正常に戻った」と記者団に述べた。
ビシケクの男性タクシー運転手(30)は「バキエフは汚職まみれだ。政権から追われたのは当然のことだ」と喜びながらも、「1日12時間でも15時間でも働かないと一家を養えない。次の指導者がこの生活を立て直してくれるのか、今はさっぱり分からない」と、淡々と話した。
キルギス国民は、2005年に民衆運動を率いて大統領になったバキエフ氏を、再び民衆運動で倒した。「チューリップ革命」と名付けられた5年前の運動と違い、今政変に花の名を与えようという動きはない。
(2010年4月9日14時55分 読売新聞)
*+*+ 毎日jp 2010/04/09[23:31:55] +*+*
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100410k0000m030083000c.html
実は航空会社のマイル特典旅行やオークションで売られているマイルでの最強お勧め渡航先の一つが、このキルギスだったのだ。
2ちゃんねるのキルギス掲示板にはこうある。
中央アジアにあって、スイスやカナダロッキーと並ぶ美しい、しかも穢れを知らない山岳の自然!
日本人と同じモンゴロイドの顔立ち、そして親切で優しいキルギス人!
旧ソ連というのに、なんと ★日本人はビザ不要です★!!
IMFの指導で経済は安定。治安もよく、バザールに行けば物価はメチャ安い。
昨年、中国新疆地方から陸路で入る、シルクロードそのままをたどるルートも開通!
ウズベキスタンのサマルカンドなどに行くトランジットにも最適!
まだまだ日本人に知られていないキルギス共和国。
観光立国を目指しています。
次のあなたの海外旅行に、ぜひ訪れてみませんか?
キルギスは1991年に独立した旧ソ連に属していた国だ。
周辺の「~スタン(~人の国)」諸国は当然のようにビザが必要、少なくとも陸路の入国でビザなしなどは難しいのだが、キルギス共和国は日本人のビザを免除している。
これは日本人だけの特権だ。
周辺諸国で取ったイギリス人旅行者は100ドルくらい支払ったといっていたし、韓国から来た旅行者がソウルで取ったところ200ドルだかそれ以上の手数料とかなりの時間がかかったとの話だった。実際に確認したわけではないが、キルギスを含む中央アジア諸国のビザは手数料が高く手間がかかる。
もちろんキルギスまでは日本からの直行便がないので、空路だと周辺国からの乗り継ぎとなるのだが、私のお勧めは中国から入るルートだ。ここで航空会社のエアマイルによる特典航空券を使うと、かなりお得になる。
まずは日本から中国ウルムチまで特典航空券で飛ぶ。リスクを負ってマイルを買うなら、上海や北京などではなく、こういう使い方をしたい。
ウルムチは中国といっても最西端に近い。しかし一応中国国内なので日本から25000マイルで飛ぶことができる。ここまで25000マイルで飛ぶことができるのは、北京や上海などに比べてかなりお得だ。
さてウルムチからキルギスへの移動なのだが、基本的に三つの選択肢がある。
まずは、飛行機。
ウルムチからキルギスの首都ビシュケクまでは中国南方航空やキルギス航空が定期便を飛ばしてる。価格は片道でUS$200前後。安全性が微妙なキルギスの航空会社より中国南方航空の方がやや高めの設定だ。これに乗ってしまえば、砂漠や山をひとっ飛び、あっという間に(2時間くらいだっただろうか)キルギスだ。
移動も楽しめる人なら、キルギスの隣カザフスタン共和国のアルマティまで国際列車で移動し、アルマティからビシュケク行きのバスに乗る手がある。
この列車はいかにも旧ソ連といった趣の物で、ウルムチからアルマティを50時間かけて結ぶ。特に事情の変化がなければ、毎週月・土の深夜近くに出発し、3日目の朝アルマトイに着く。
問題はカザフスタンのビザが必要になることだ。
時間に余裕があればなのだが、これは是非とも日本のカザフスタン大使館で取っておきたい。申請手数料が日本のパスポートなら無料だし、いろいろ面倒だった「招待状、もしくはレコメンデーションレター」も、日本人は不要になっている。
日本で取得しない場合、ウルムチのカザフスタン領事館でも取得できるが、この場合月曜申請・木曜受け取りということになる。時間が限られている人には厳しい。ちなみにウルムチのカザフスタン領事館は駅から2番のバスに乗り「小西溝」で下車する。ここから少しわかりにくい歩き方になるので、月曜の申請時間は余裕を持ってでかけたい。
そして、一番大変なルートになるが事前のビザなどが全く必要がないルートに、ウルムチ-カシュガル-オシュ-ビシュケク のルートがある。交通手段は主にバスだ。
このルートは遠回りだが、一番見所も多いしある意味楽しい。
まずウルムチからカシュガルだが、お勧めは南彊鉄道だ。日本の旅行代理店でチケットを手配すると非常識な高額になるが、ウルムチで普通に切符を買えば安いし、切符も入手しやすい。
時間を節約したい人は、ウルムチからカシュガルまで飛行機で飛んでしまうの手もある。日本からウルムチまでのフライトに連絡する時間帯を選べば、その日のうちにカシュガルに着く。私は中国の国内線はいつもここで予約する。最初は心配もあったが、ここで発行されたイーチケットでのトラブルは今まで一度もない。何よりここは、中国国内同様早期割引のディスカウントがあるのが魅力だ。少し早めに予約すれば55%オフもざらだ。またこの路線は景色もなかなか良い。
もちろん中国名物寝台バスも走っている。ウルムチからカシュガルまでおよそ24時間。鉄道が取れなかった場合でも寝台バスならまず間違いなく前日にはシートを確保できる。
カシュガルを堪能したあとは、オシュ行きの寝台バスに乗ることになる。
このバスは2007年夏の時点で毎週月曜と木曜に出発していた。どうやら今も事情はあまり変わらないようだ。1泊2日、まさにシルクロードを走る。
オシュからビシュケクまでは、長距離バスのあまり充実していないキルギスでは乗り合いのワゴン車などに乗ることになる。車のグレードによって$15-20程度だと考えておけばよい。
いつものことなのだが、また長くなってしまった。
キルギスに関してはまだ書きたいことがあるので、少し続きも書いてみたいと思う。
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