アブダビ空港 Ghazal Lounge を無料で利用する
デジタル物の解説に少し飽きたので、空港ラウンジの話をしてみる。
今回のエティハド航空での中東旅行では、Priority Pass がいつも以上に役立った。
Priority Pass とは、世界600ヵ所以上の空港ラウンジと提携したサービスで、まぁラウンジの定期券みたいなものだ。
今回の旅行では、①出発時の成田空港、②乗り継ぎ地のアブダビ空港、③帰国便出発のアンマン空港、④そして帰路のアブダビ空港の4ヵ所でラウンジを利用した。
ちなみにノースウェスト航空が消滅した今、成田で使えるラウンジは出国前の二つのIASSラウンジと、出国後の大韓航空ビジネスクラスラウンジしかなくなってしまった。
しかも大韓航空のビジネスクラスラウンジはフライトスケジュールから夜には営業を終了してしまうため、ますます成田でのラウンジ環境は悪くなっている。
成田の空港ラウンジと聞いて、「あの程度なら別にわざわざ行く必要はない」と思ったあなたはある意味正しい。日本の空港のビジネスクラスラウンジやゴールドカードラウンジの設備やサービスは貧弱だ。
成田IASSラウンジ
ソファとソフトドリンク、あとは新聞と雑誌。別にこんな場所でコーヒーを飲むためにカード代を払うのはばからしい。とりあえず座る場所があって無線LANを使えることくらいがメリットだろうか。
大韓航空のビジネスクラスラウンジも、IASSラウンジよりは広いけれど、特に際立ったものはない。スナックが少し充実していてビールサーバーがある分、IASSよりはいいけれど。
ところが海外では施設や飲食、サービスが充実したラウンジも少なくない。
私には約4時間の乗り継ぎ時間があった。
他の乗客も多くが乗り継ぎ客で、みんな出発ロビーでうろうろするか、バカ高いカフェで何か飲食しているか、気合いの入ってる人は床で寝ていたりもする。私は本質的に床派だ。イスラム教徒のためのお祈りエリアで寝ている異教徒もいたが、以外に寛容で追い出されたりしてはいなかった。まぁこれも悪くないかもしれない。
しかしPriority Passさえあれば、アブダビでは3ヵ所のラウンジが使える。今回は第1ターミナルに近い Ghazal Lounge で4時間後の乗り継ぎを待つ。ちなみにアブダビの空港ラウンジは、最長利用時間は4時間となっている。
そしてこの空港ラウンジは、乗り継ぎ時にその底力を発揮する。
これは、アブダビ空港Ghazal Loungeの様子だ。
ちょっと見、大きい方のサクララウンジやレッドカーペットクラブと違いがないようにも見えるが、サービスは…
デジタル物の解説に少し飽きたので、空港ラウンジの話をしてみる。
今回のエティハド航空での中東旅行では、Priority Pass がいつも以上に役立った。
Priority Pass とは、世界600ヵ所以上の空港ラウンジと提携したサービスで、まぁラウンジの定期券みたいなものだ。
今回の旅行では、①出発時の成田空港、②乗り継ぎ地のアブダビ空港、③帰国便出発のアンマン空港、④そして帰路のアブダビ空港の4ヵ所でラウンジを利用した。
ちなみにノースウェスト航空が消滅した今、成田で使えるラウンジは出国前の二つのIASSラウンジと、出国後の大韓航空ビジネスクラスラウンジしかなくなってしまった。
しかも大韓航空のビジネスクラスラウンジはフライトスケジュールから夜には営業を終了してしまうため、ますます成田でのラウンジ環境は悪くなっている。
成田の空港ラウンジと聞いて、「あの程度なら別にわざわざ行く必要はない」と思ったあなたはある意味正しい。日本の空港のビジネスクラスラウンジやゴールドカードラウンジの設備やサービスは貧弱だ。
成田IASSラウンジ
ソファとソフトドリンク、あとは新聞と雑誌。別にこんな場所でコーヒーを飲むためにカード代を払うのはばからしい。とりあえず座る場所があって無線LANを使えることくらいがメリットだろうか。
大韓航空のビジネスクラスラウンジも、IASSラウンジよりは広いけれど、特に際立ったものはない。スナックが少し充実していてビールサーバーがある分、IASSよりはいいけれど。
ところが海外では施設や飲食、サービスが充実したラウンジも少なくない。
往路、私にはアブダビで約4時間の乗り継ぎ時間があった。
他の乗客も多くが乗り継ぎ客で、みんな出発ロビーでうろうろするか、バカ高いカフェで何か飲食しているか、気合いの入ってる人は床で寝ていたりもする。私は本質的に床派だ。イスラム教徒のためのお祈りエリアで寝ている異教徒もいたが、以外に寛容で追い出されたりしてはいなかった。まぁこれも悪くないかもしれない。
しかしPriority Passさえあれば、アブダビでは3ヵ所のラウンジが使える。今回は第1ターミナルに近い Ghazal Lounge で4時間後の乗り継ぎを待つ。ちなみにアブダビの空港ラウンジは、最長利用時間は4時間となっている。
そしてこの空港ラウンジは、乗り継ぎ時にその底力を発揮する。
これは、アブダビ空港Ghazal Loungeの様子だ。
ちょっと見、大きい方のサクララウンジやレッドカーペットクラブと違いがないようにも見えるが、サービスは良い。
深夜/早朝という時間帯なので、長ソファで仮眠を取っている人も数人いる。混雑はしていないのでスタッフも問題視しない。
朝食はまだできあがっていないので、果物とコーヒーでネットを見る。ついでにbookig.com でアンマンのホテルに予約も入れる。$30の安ホテルだが、このクラスでもネット価格が最安であることが多いのは、もう常識と言って良い。
ここにも無料のPCは3台あったが、欧米言語とアラビア語のフォントしかインストールされていなかった。
6時少し前に朝食の準備が整ったので頂く。
ちなみにこのラウンジ、バーでは全てのお酒が無料だ。
ビールの高いUAE、帰路にここでビールを飲みながら食事をすると、ありがたさが骨身に染みる。
ここは有料ラウンジでもあり、誰でも38ユーロだったかそれくらいを支払えば利用できる。タオルはないがシャワーとドライヤーもあり、アルコール、スナックではない食事、アルコール、Wifiを4時間使えて、椅子で水平に寝ることができることを考えれば、空港の制限エリアの中では、そんなに高くはないのかもしれない。
空港ラウンジがありがたいのは、出発時ではない。
むしろ到着時、それ以上に乗り継ぎ時だ。
コネクティングブライトを利用する人は、一枚持っていて絶対後悔しないのが Priority Pass だ。
ただ、この「全てのラウンジを無料で利用できる」プレステージ会員の年会費は、$399だ。
いくら円高とは言え、ラウンジ機能だけのカードに年間4万弱を支払うのはやや割高だ。ラウンジを優良で利用した場合、1回の平均額を3000-4000円として、10回以内ならその場で払った方が安上がりだ。もっともお金を払っても入れないラウンジも多いけど。
この Priority Pass が付帯する日本のクレジットカードは、そう多くない。セゾンのプラチナビジネスアメックス(会費21000円)、MUFGプラチナアメックス(会費21000円)、SBIプラチナ(会費31500円)、そして私が利用している楽天プレミアムカード(会費10500円)となる。
旅行保険なども十分水準に達していて、全く問題はない。
問題があるとすれば、カードのデザインが野暮ったいこと、くらいだろうか。
空港ラウンジとクレジットカード、更には旅行保険などの付帯サービスについては、少し話を続けることにする。日本人はお金持ちのせいか、クレジットカード選びにあまりシビアでない気もするのだ。
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