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シリア/ヨルダン

2010中東旅行7<br> エティハド航空A320エコノミークラス、更には機内から見たサウジアラビアのミステリーサークル群画像

機内誌によると、エティハド航空の所有する機材は50機だ。その内訳はというと、

106-136シートのA320(A319を含む)が15機
200-262シートのA330が18機。(日本線に使われている)
240-292シートのA340が11機
そして、唯一ボーイングのB777が6機

2010年10月に更新された英語版Wikipediaによると、保有機材数世界一の航空会社はデルタ航空で所有機数723。4年前には3位だったのだが、ノースウェスト航空を吸収合併してトップに躍り出た。所有機数ベスト10のうち6社がアメリカの航空会社で、意外なことに3社が中国の航空会社、残りはルフトハンザだ。全て250機以上の旅客機を所有している。アエロフロートなんかも多かった記憶もあるのだが、調べてみたら僅か71機。多分他の飛行機は鉄屑になったのだと思う。あそこの飛行機は飛んでいるときから鉄屑の予感はないでもなかった。嘘だ、申し訳ない。

日本の航空会社はというと、全日空209機(他に9機貸し出し中)、日本航空が169機(リースイン109機)、スカイマークが全てリースで運用15機、スカイネットアジアもリースで運用10機だ。
エティハド航空所有機数は全日空の4分の1弱、スカイマークの4倍強程度ということになる。

A320は主に近・中距離路線に利用される。アブダビ-アンマン線もA320だった。

2010_ethihad320_002.gif

エティハド航空の偉いところは、エコノミークラスだろうと、全ての機材で大型機材と同じ機内エンターテイメントシステムが装備されていることだ。映画が約80本、ビデオもおおよそ同数、うち日本語吹き替え/日本語字幕が10プログラム程度だったように記憶している。

2010_ethihad320_004.gif

このシステム、全ての機材で…


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機内誌によると、エティハド航空の所有する機材は50機だ。その内訳はというと、

106-136シートのA320(A319を含む)が15機
200-262シートのA330が18機。(日本線に使われている)
240-292シートのA340が11機
そして、唯一ボーイングのB777が6機

2010年10月に更新された英語版Wikipediaによると、保有機材数世界一の航空会社はデルタ航空で所有機数723。4年前には3位だったのだが、ノースウェスト航空を吸収合併してトップに躍り出た。所有機数ベスト10のうち6社がアメリカの航空会社で、意外なことに3社が中国の航空会社、残りはルフトハンザだ。全て250機以上の旅客機を所有している。アエロフロートなんかも多かった記憶もあるのだが、調べてみたら僅か71機。多分他の飛行機は鉄屑になったのだと思う。あそこの飛行機は飛んでいるときから鉄屑の予感はないでもなかった。嘘だ、申し訳ない。

日本の航空会社はというと、全日空209機(他に9機貸し出し中)、日本航空が169機(リースイン109機)、スカイマークが全てリースで運用15機、スカイネットアジアもリースで運用10機だ。
エティハド航空所有機数は全日空の4分の1弱、スカイマークの4倍強程度ということになる。

A320は主に近・中距離路線に利用される。アブダビ-アンマン線もA320だった。

2010_ethihad320_002.gif

エティハド航空の偉いところは、エコノミークラスだろうと、全ての機材で大型機材と同じ機内エンターテイメントシステムが装備されていることだ。

2010_ethihad320_004.gif

映画が約80本、ビデオもおおよそ同数、うち日本語吹き替え/日本語字幕が10プログラム程度だったように記憶している。

2010_ethihad320_003.gif

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このシステム、全ての機材で同じプログラムを放映する。

小型機材でも豊富なエンターテイメントシステムがあるのはもちろんうれしいが、乗り継ぎ便で前のフライトの映画の続きを見ることができるのも、地味にうれしい。エティハド航空のサイトにはこうある。

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エコノミークラスのコンセントはシート下だ。

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どの航空会社のどんなシートでも特に大きな不満がない私が言っても全く説得力はないが、エティハド航空のエコノミークラスは十分快適だ。帰路アブダビ-成田間ではバルクヘッド席を試したが、モニターやテーブルの位置やフットレストの有無を考えると、普通のシートで良かったのではないかと思ったほどだ。

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さて、アブダビからアンマンへのフライトは、そのほとんどでサウジアラビア上空を飛ぶことになる。


大きな地図で見る

2010_ethihad320_008.gif

「本当に砂漠の国だなぁ」などと窓の外を眺めていると、

お?

2010_ethihad320_009.gif

おお??

2010_ethihad320_010.gif

おおおお????

2010_ethihad320_011.gif

ミステリーサークルではない。これは畑だ。
これは、センターピボットという灌漑法による畑なのだ。
乾燥地帯で農作物を生産するために、地下水をくみ上げて肥料などを混ぜて周辺に撒き散らす。その半径は平均で400メートル、大規模なものだと1kmになるものもあるらしい。もちろんスプリンクラーで1㎞も水を飛ばすのは無理なので、こんな機械を使う。↓

2010_ethihad320_012.gif
(センターピボットシステムを取り扱う会社のサイトより、http://www.tlirr.com/)

もちろんこんな大雑把なことを考えたのはアメリカ人で、自国で試したら、小麦がたくさん取れたのは良いが、土壌流出地下水汚染が起きたりもしたそうだ。私は周囲の日本人の中でもアメリカ人が嫌いではない方だが、「お前らもう少し慎重にあと三つ先まで考えて行動しろよ」と思うことが年に3回はある。

肉食人種の考えることは雑でいかん。

サウジアラビアセンターピボット、あんまり濫用すると貴重な地下水が枯渇してしまいそうな気もするのだがどうなのだろう…。今は小麦が高いけれど、これからは水も高くなっていくと思うぞ。
ともあれ、サウジアラビア上空を飛ぶ機会があったら、砂漠を眺めてセンターピボットを見るのも悪くない…、気がする。

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