世界、大人の社会科見学!

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国内旅行2

南九州近・現代史の痕跡を辿る1泊2日の旅 11<Br>桜島を見に行ったらナビに怪しい表示が出て驚き、鹿児島空港「スカイラウンジ菜の花」でゆずドリンクとマンゴドリンクを飲んだ件

 
知覧のホタル館を出発したのは午後1時過ぎだった。

ミュージアム知覧に寄ったせいもあったが、それにしても知覧特攻平和会館は本気で見学をすると時間がかかる。万代祈念館やそば屋を後回し直行したのは正解だった。今回これらは諦めて、鹿児島市内に向かう。

鹿児島市内にも見所はたくさんあるが、今回は維新ふるさと館豚トロというラーメン店をチェックしておいた。

飛行機の出発時間は17時45分。鹿児島市内から空港へは地元の道をよく知っている直行バスでも40分。レンタカーを返却する時間もあるしどんなに遅くとも1時間前には空港に着きたい。指宿スカイラインを利用しても知覧から鹿児島市内まで約1時間。どうやら今回の旅行、1日目のプランは完璧だったが2日目のそれは破綻していたようだ。


より大きな地図で 鹿児島熊本近・現代史と麺 を表示

維新ふるさと館はかなり展示が充実しているらしい。博物館マニアの私としてはディテールに至るまで展示をじろじろと見たいのだが十分な時間が取れるかどうか分からない。短い時間でも維新ふるさと館を一応訪問しておくか、次回じっくり見学することにして人気の高いラーメン豚トロに行くか…


 

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知覧のホタル館を出発したのは午後1時過ぎだった。

ミュージアム知覧に寄ったせいもあったが、それにしても知覧特攻平和会館は本気で見学をすると時間がかかる。万代祈念館やそば屋を後回し直行したのは正解だった。今回これらは諦めて、鹿児島市内に向かう。

鹿児島市内にも見所はたくさんあるが、今回は維新ふるさと館豚トロというラーメン店をチェックしておいた。

飛行機の出発時間は17時45分。鹿児島市内から空港へは地元の道をよく知っている直行バスでも40分。レンタカーを返却する時間もあるしどんなに遅くとも1時間前には空港に着きたい。指宿スカイラインを利用しても知覧から鹿児島市内まで約1時間。どうやら今回の旅行、1日目のプランは完璧だったが2日目のそれは破綻していたようだ。


より大きな地図で 鹿児島熊本近・現代史と麺 を表示

維新ふるさと館はかなり展示が充実しているらしい。博物館マニアの私としてはディテールに至るまで展示をじろじろと見たいのだが十分な時間が取れるかどうか分からない。短い時間でも維新ふるさと館を一応訪問しておくか、次回じっくり見学することにして人気の高いラーメン豚トロに行くか、かなり迷う。

やっぱりこっち。

kagoshima_airport_nanohana_lounge_01.gif
http://www.tontoro.jp/

博物館の展示内容などネットで一生懸命調べればある程度は分かるけれど、ラーメンは食わなきゃ何もわかんないんだよっ!である。

写真はない。これは私のデジカメが故障したせいであって、何らかの霊障が起きたわけではない。画像の連番は空白になったままファイル削除の痕跡もない不思議な故障だが、これも乾電池式デジタルカメラではよくあること、だと思う。故障だって言ってるだろもう思い出させるな泣くぞ。

高速の出口から一番近い鹿児島中央駅前店に入る。本店とどれだけ味が違うのか初めて訪問した私にはわからないが、十分おいしい鹿児島ラーメンだった。制服の学生には割引があったのも、地元の店らしくて良い。これで今回の鹿児島旅行も終わりだ。

と思ったのだが、時間に若干の余裕があったので、せっかくだしフェリー乗り場あたりに桜島を見に行く。

kagoshima_airport_nanohana_lounge_02.gif

ここからの写真は残ってるんだよなぁ…

空港に帰ろうしたらナビにこんな画面が出た。

kagoshima_airport_nanohana_lounge_04.gif

れ、霊障??じゃ、ない、これは。

十島村役場のサイトにも、ちゃんと庁舎は鹿児島市と書かれている。興味を持って調べてみたら、日本語版Wikipediaに解説があった。

十島村

「元々十島村は、名前のとおり10島の有人島から成る村であった。現在の十島村(としまむら)である口之島・中之島・平島・諏訪之瀬島・悪石島・宝島+小宝島(小宝は宝の一部とされていた)・臥蛇島(現在は無人島)の下7島と現在の三島村である竹島・硫黄島・黒島の上3島が1908年4月1日、島嶼町村制制度施行に伴って十島村(じっとうそん)として発足した。この頃は村役場は中之島に置かれており、所属する郡は大島郡(1897年に川辺郡から大島郡へ変更)であった。
しかし太平洋戦争での敗戦により1946年2月2日以降は北緯30度以南がアメリカの占領下に置かれた為、現在の十島村地域と三島村地域は分断されることになる。役場を失った上3島は、とりあえず仮の十島村役場を鹿児島市に設置する事になった
1952年2月10日に下7島が日本へ復帰したものの既に上3島の行政機構は完成されており、それに元々別の市郡がある種子島・屋久島を跨いでの行政運営には無理があった為、結局上3島は三島村、下7島は十島村(としまむら)として復帰当日から別々に発足することになった。
1970年7月28日、臥蛇島民全員が移住、無人島になる。
1973年4月1日、郡が大島郡から鹿児島郡へ変更される。
十島村役場は行政運営の効率向上や全島の平等性等を理由に、1956年4月1日に中之島から鹿児島市へ移転された。だが三島村と同様、役場職員の多くが村内に住所を持たないため村長選や村議会選の選挙権が無く、また税が村に入らないなどの問題がありかつ近年貨客フェリーが能力を向上させたことから再び役場を行政区内(中之島に限らず)に移転させる話が浮上しどの島が良いかアンケート調査も行われたが、その後進展していない。」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%B3%B6%E6%9D%91

三島村。

「戦前まではトカラ列島の7島(現在の鹿児島郡十島村(としまむら))を含めた大島郡十島村(じっとうそん)の一部であったが、米軍の占領政策により北緯30度線(屋久島と口之島の間)で分断され、村役場のあった中之島と切り離された為、残った3島だけにより仮の十島村役場を鹿児島市に設立(当初の職員数は僅か3名)、鹿児島郡の管轄下に入る。1952年(昭和27年)2月10日に7島が日本に返還され、改めて十島村が設立された後も3島は統合せず、三島村として完全に分離する。
1973年(昭和48年)、大島郡から鹿児島郡に郡変更がなされ、現在に至る。
村役場が鹿児島市に置かれている理由としては、行政機能の能率を上げる為による。いずれかの島に役場を置くより、県都であり生活圏である鹿児島市に置いていた方が、国や県との折衝がやりやすく、また住民にしても、各種申請が行いやすいという理由がある。また、交通手段を村営船のみに頼っている為、欠航等により鹿児島市に足止めされた場合でも、村役場の助けをもらえるという利点もある。ただし、役場職員のほとんどが村内に住所を持たないため、村長選や村議会選の選挙権が無く、また税が村に入らないなどの問題がある。」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B3%B6%E6%9D%91

いろいろ経緯があるようだ。

ちなみに沖縄の竹富町役場も石垣市にある。
町内の島を直接結ぶ航路がないためらしいのだが、こちらには移転の話もたびたび出ている。日本で自分の市町村内に役場や役所の本庁舎がないのは、日本でこの3町村だけだ。

鹿児島港近くでナビには二つの町役場が示されているが、見渡してもそれらしき建物はない。

kagoshima_airport_nanohana_lounge_08.gif

自宅に帰ってからそれぞれの町役場のサイトをみたら、こんなのだった。

kagoshima_airport_nanohana_lounge_06.gif
http://www.mishimamura.jp/contents/sonsei/yakuba/yakuan.html

kagoshima_airport_nanohana_lounge_07.gif
http://www.mishimamura.jp/contents/sonsei/yakuba/yakuan.html

これじゃ素通りもする。

ここから鹿児島空港へは、役場を探した時間を含め約1時間。市内は多少渋滞していたが、無事鹿児島空港端の小さなスカイマークのカウンターにチェックイン。ここにも自動チェックイン機はあった。

kagoshima_airport_nanohana_lounge_09.gif

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鹿児島空港スカイラウンジ菜の花。

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いつもの習慣で楽天プレミアムカードを出したら、「ここでは使えません」とのこと。手持ちのVISAカードを出して事なきを得る。

kagoshima_airport_nanohana_lounge_12.gif

kagoshima_airport_nanohana_lounge_13.gif

典型的な「ドリンクバーラウンジ」(c)とにかく安く旅行したいだ。

個人的にはゆったりとネットが使えて飲み物があればそこそこ満足なのだが、ここにはちょっと珍しい飲み物があった。

kagoshima_airport_nanohana_lounge_14.gif

蜂蜜黒酢、ゆずドリンク、マンゴーブレンドジュース。

鹿児島らしさを少しでも出そうとしているのだろうか。たしかにどこも代わり映えがしない国内のドリンクバーラウンジの中で、これはちょっとだけ光っている。マンゴーブレンドジュースはなかなかおいしかったが、マンゴーと何をブレンドしていたかは未だに謎だ。

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