世界、大人の社会科見学!

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シリア/ヨルダン

2010中東旅行29<br>アレッポではほとんどの食事を安食堂「ボルサイド」で済ませてしまった件。ビールとシャワルマを買ってきてホテルで食べるのも良かったけれどね。

 
女性にはあまり積極的にはお勧めしたくはないスプリングフラワーホテルだが、男一人で泊まる分には特に問題は感じない。荷物を下ろして食事に出かける。まだ土地勘をつかんでいないので、有名ガイドブックにも乗っている時計塔前のマタム・ボルサイドという古い食堂だ。

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ガイドブックに載っていることは実は後から知った。中にはテーブルが3つ4つしかない「どこに出しても恥ずかしくない安食堂」なのだが、実は結構煮込み料理が有名らしい。

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店頭では例によって旨そうなローストチキンを焼いているし、他の料理も大鍋で常時煮込まれているので中身を見せてもらって注文することができる。私はアラビア後が全くできないしアラビア語の「旅の指さし会話帳」にも料理の名前などそんなに書かれてない。ヨルダンのカイロレストランもそうだったが、現物指さしに勝る注文方法はないのだ。しかもここのスタッフは英語も少し話す。値段を確認しながら注文できるのもありがたい。

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マトンの煮物、茄子のスープ、大量のナッツが入ったライス、ごはんで合計180SP(約320円)。(ナッツのライスは苦手だったが、あとは)おいしい。パンと野菜、あと冷やした(多分)水道水は例によって無料でついてくる。

ダマスカスのカダム駅で食べたこのあたりでシャワルマと呼ばれるサンドイッチが50SPだったことを考えても、高い店では…


 

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女性にはあまり積極的にはお勧めしたくはないスプリングフラワーホテルだが、男一人で泊まる分には特に問題は感じない。荷物を下ろして食事に出かける。まだ土地勘をつかんでいないので、有名ガイドブックにも乗っている時計塔前のマタム・ボルサイドという古い食堂だ。

aleppo_bolside_restaurant_01.gif

ガイドブックに載っていることは実は後から知った。中にはテーブルが3つ4つしかない「どこに出しても恥ずかしくない安食堂」なのだが、実は結構煮込み料理が有名らしい。

aleppo_bolside_restaurant_02.gif

店頭では例によって旨そうなローストチキンを焼いているし、他の料理も大鍋で常時煮込まれているので中身を見せてもらって注文することができる。私はアラビア後が全くできないしアラビア語の「旅の指さし会話帳」にも料理の名前などそんなに書かれてない。ヨルダンのカイロレストランもそうだったが、現物指さしに勝る注文方法はないのだ。しかもここのスタッフは英語も少し話す。値段を確認しながら注文できるのもありがたい。

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(実はカレーピラフのような味を勝手に想像していた大量ナッツ入りライス。これが苦手だった)

マトンの煮物、茄子のスープ、大量のナッツが入ったライス、ごはんで合計180SP(約320円)。(ナッツのライスは苦手だったが、あとは)おいしい。パンと野菜、あと冷やした(多分)水道水は例によって無料でついてくる。

ダマスカスのカダム駅で食べたこのあたりでシャワルマと呼ばれるサンドイッチが50SPだったことを考えても、高い店ではないことが分かる。って、外見は100%安食堂だけれど。ちなみにローストチキンはハーフで140SP(約250円)だった。これも旨い。

このマタム・ボルサイドはラマダンの日中でも、店のガラス窓に新聞紙を貼って営業している。シリアはヨルダンと比べてラマダン日中の食事に寛容だが、この店もそうだった。私が起きる時間にはもう営業していたので、早朝から深夜まで営業していそうだ。宿からも近くいつでも営業していて、現物を見てから注文できて、しかも旨い。値段だって高くはない。アレッポでの食事のほとんどがここになってしまった私を、誰が責められよう。

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おっちゃん、旨いです。

ある日のメニュー。

チキンの足1本入りスープ、よく覚えていないのだが野菜のスープ、ライス。多分200SP程度だったはずだ。

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またある日のメニュー。

昼食だっただろうか。ちょっと豆のスープにライス、パン。

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基本的にトマト、ニンニク、パプリカ、オリーブ油などの味付けなので、煮込み料理の味が似通っていないでもないが、それでも数日の滞在で飽きることはなかった。私にとってアレッポの味は、ボルサイドの味が焼き付けられてしまった。

もちろん他のものも飲み食いした。

ホテル近くに出ていたカバブ。少し時間はかかるけれど焼きたてだ。ちょいと辛めの味付けでなかなか旨い。50SP。

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やはりホテル近くにある酒屋で50SPからのビールを買い、宿で食べるのも好きだった。

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(一応レストラン併設なので、こそこそ、と。)

あとは…、あ、そうだそうだ。アレッポでもジュースは旨かった。

特に気に入ったのがザクロのジュースだ。このあたりのジューススタンドは果物をそのまま搾って出してくれるのが一般的だが、特にザクロのそれはおいしかった。暑い中街を歩き回っているときにこれを飲むと、体中の疲れが取れるような気がしたものだ。ザクロにはクエン酸もビタミンもたっぷり含まれているもんな。

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ボルサイドと酒屋の場所は地図にマーキングしたので紹介しておく。


より大きな地図で シリア・アレッポ を表示

アレッポにはまだまだ旨い物がたくさんあるのだろうが、私の記憶に残っているのはこんなもんだ。

贅沢な料理がなくて申し訳ない。

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