旅のリアルタイムメモ「コタキナバルの安いごはん」
コタキナバルは小さな街だ。
こぢんまりとしていて街中の主な場所は大抵歩いて移動できる。MASADA Backpackerから5分位歩いた市街地中心部にはセンターポイントというショッピングモールがあって、それなりに規模も大きく何かと便利だ。昨日ここでiPad用のUSBチャージャーと電源プラグの変換アダプタを買った。各10リンギット(約250円)。香港や中国などよりやや高めだが日本で買うよりは良い。
さて、そのセンターポイント地下1階にはフードコートがあり、"NASI AYAM" が安いよ的大きな看板がいくつかあった。
NASI AYAM RM2.70。
NASIは米飯、AYAMは鶏肉の意味なので「鶏ごはん」位の意味合いだろう。鶏ごはんといってもタイのカオマンガイや海南鶏飯的「ちゃんとごはんもスープで炊きあげました」的なものから「ごはんに鶏肉載っけたよ」的ものまでいろいろあり、NASI AYAMの場合後者であるケースが多い気がする。
2.70リンギット(約70円)という価格を「東南アジアなんだからそんなもんでしょ」などと軽く流してはいけない。コタキナバルだってこの価格は安い。その辺の安食堂だって1食4~5リンギットはするのだ。1リンギットを100円と考え日本の「牛丼250円キャンペーン」を思い出せば、なんとなく感覚的に納得してもらえるかもしれない。
で、これがその2.7リンギットのNASI AYAM。似たような看板で最安の店のものだ。
ごはん、煮込んだ鶏肉少し、キュウリ1スライス。赤いのはサンバルという唐辛子系のソース。特に中に何か入っているわけではない。ただ皿の隙間を埋めるためだけのようにサンバルを入れている。
決して充実した食事ではないが、空腹を満たすには十分だ。実際多くの人がこのフードコートでNASI AYAMを食べていた。
もう少し手をかけた鶏ごはんが食べたければ、同じセンターポイントの4階に「五星海南鶏飯」がある。こちらも手軽なスタイルの店で結構繁盛しているが、お値段は倍以上の6.5リンギットとなる。
MASADAの朝食はセルフサービスで結構充実しているので、あとはこういう安飯を食べていれば、コタキナバルでは1日30リンギットもあれば、結構快適に滞在することができる。
8月のコタキナバルは乾期で、暑いことは暑いが日本ほど湿度が高くない。クアラルンプールやペナンのような大都会ではないが適度に都市の風情もあり、歩いて移動することが苦痛ではない。ちょっと歩けば海も見える。コタキナバル、なかなか良い街ではないか。
さて、日記も書いたしMASADAさんでコーヒーとペイストリーでもいただいてNHKでも見るとしよう。朝食無料のMASADA Backpackerだが、ここでは事実上24時間コーヒー/紅茶とパン、バナナ位提供している。ちょっとお高めなジュースやシリアルは客の側が遠慮して朝食時間帯以外には手をつけない、という感じだ。
雨、上がったかな?
↑↑ 中東編を自粛しているうちにまた出かけちゃいました。書きかけ旅行記ばっかりw ↑↑