世界、大人の社会科見学!

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タイ/マレーシア/インドネシア/ブルネイ

2011 ボルネオ/ブルネイ6 コタキナバルからラブアン島へ (ブルネイへの船旅)

  
「お金持ちの国」として有名なブルネイの独立は1984年だ。

あまりに最近過ぎてちょっとびっくりするが、1888年から1984年までここはイギリスの保護領/自治領だった。マラヤ連邦の成立(事実上のマレーシア独立)が第2次世界大戦終戦から12年後の1957年、シンガポール/イギリス保護国北ボルネオ/イギリス領サラワク/マラヤ連邦の統合によるマレーシア国成立が1963年。シンガポールの独立が1965年。このあたりを考えてもブルネイのイギリス脱却は遅すぎたと思う。


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もちろん1888年以前にはブルネイ・スルタン国が存在していて、今のマレーシア・サラワクは1841年ここからサラワク王国として独立していたりする。

このサラワク王国も成立の経緯がものすごい。ブルネイのスルタンから暴動の鎮圧を依頼されたジェームズ・ブルックというやんちゃなイギリス人探検家が藩王になって独立し、そのまま白人王国を作ってしまったのだ。おまえはカーツ大佐か、である。

マレーシアの入国スタンプに「西マレーシア及びサバ州への滞在を許可する」とありサラワク州に関しては別途入国審査をするのには、この辺の歴史が微妙に関係していそうだ。

20110826_malaysia_stamp.gif

もっと書いてしまえば、サラワク州の州都である「猫の街」クチンは、行政上北クチン市と南クチン市に分かれていて市長が二人いる。しかもこれだけの都会なのにも関わらず南北に分かれた街の中心部には10km程離れた所に2本の橋しかない。もう何があったんだよ、である。元白人王国はよく分からん。


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えっと、なんの話だっけ…、

そうそう、コタキナバルからブルネイまでは1日で移動できる。

もちろん1航空便もあるが、どんなに早く予約してもコタキナバルから1万円くらいかかる。というわけで、バックパッカーのほとんどは船を使って、ラブアン島経由でブルネイに…

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「お金持ちの国」として有名なブルネイの独立は1984年だ。

あまりに最近過ぎてちょっとびっくりするが、1888年から1984年までここはイギリスの保護領/自治領だった。マラヤ連邦の成立(事実上のマレーシア独立)が第2次世界大戦終戦から12年後の1957年、シンガポール/イギリス保護国北ボルネオ/イギリス領サラワク/マラヤ連邦の統合によるマレーシア国成立が1963年。シンガポールの独立が1965年。このあたりを考えてもブルネイのイギリス脱却は遅すぎたと思う。


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もちろん1888年以前にはブルネイ・スルタン国が存在していて、今のマレーシア・サラワクは1841年ここからサラワク王国として独立していたりする。

このサラワク王国も成立の経緯がものすごい。ブルネイのスルタンから暴動の鎮圧を依頼されたジェームズ・ブルックというやんちゃなイギリス人探検家が藩王になって独立し、そのまま白人王国を作ってしまったのだ。おまえはカーツ大佐か、である。

マレーシアの入国スタンプに「西マレーシア及びサバ州への滞在を許可する」とありサラワク州に関しては別途入国審査をするのには、この辺の歴史が微妙に関係していそうだ。

20110826_malaysia_stamp.gif

もっと書いてしまえば、サラワク州の州都である「猫の街」クチンは、行政上北クチン市と南クチン市に分かれていて市長が二人いる。しかもこれだけの都会なのにも関わらず南北に分かれた街の中心部には10km程離れた所に2本の橋しかない。もう何があったんだよ、である。元白人王国はよく分からん。


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えっと、なんの話だっけ…、

そうそう、コタキナバルからブルネイまでは1日で移動できる。

もちろん1航空便もあるが、どんなに早く予約してもコタキナバルから1万円くらいかかる。というわけで、バックパッカーのほとんどは船を使って、ラブアン島経由でブルネイに行く。


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その日のうちにブルネイに着くには、コタキナバルの港を朝8時に出るExpress Kinabaruという船に乗らなければならない。MASADA Backpackerから港までは徒歩で約15分。7:30くらいに港に着けば余裕だ。

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ちなみに朝8:00の船を逃すと、次の便は午後1:30発となりラブアン島到着が夕方近くになってしまう。この時間になるとブルネイ行きの船はもうない。もっともラブアン島はマレーシアに2つしかない免税直轄地のひとつなだし地味なリゾート施設もあるので、ここに滞在する、という手もあるが。

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ラブアン島までファーストクラスRM36/エコノミークラスRM31、ブルネイのムアラまでの通しチケットはファーストクラスRM58/エコノミークラスRM53。ファーストクラスと言ってもラブアン島までだけれど。これに港湾利用税のRM3.6もあわせて支払う。

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EXPRESS KINABALU。100km以上離れている島まで3時間で運んでくれるのだから、きっと速いのだろう。見た目も多少高速船っぽい。

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こちらがファーストクラスで、

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こちらがエコノミークラスだが、

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そんなに違いはない。むしろファーストクラスは寒くて辛い。景色はいいけれど。

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船からの景色は…、正直ぱっとしない。ここは3時間眠るか何か暇つぶしを用意したいところだ。私はipadで水曜どうでしょうを見続けた。

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ラブアン島に行くには、エクスプレスキナバル以外に、対岸の Menunbok という街の港まで行って、そこから頻繁に出るボートに乗る手もあるが、観光客には Menunbok 行きのバスを見つけるのが面倒だし、バスもボートも出発時間が決まっていない。ここは素直にエクスプレスキナバルに乗るのが正解だと思う。ブルネイまでの通しチケット価格RM53は今日のレートでおよそ1365円。もちろん時間がなくてお金がある人なら飛行機1-2万円払うのもありだ。私にはできないけれど。

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