2011 ボルネオ/ブルネイ16 BATU4(4マイル)とサンダカンでの食事処いろいろ
ダウンタウンは小さなサンダカンだが、それでも人口は40万人以上だ。それなりの人数が郊外に住んでいる。旅行者に分かりやすいのは、BATU4 (4マイル / Bandar Kim Fung)と Bandar Indah だろう。空港からのバスが基本的にここを通過するからだ。
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BATU4とは「4マイル」との意味で、確かにここはダウンタウンから4マイル程離れている。空港からのミニバスに一度乗れば、再訪することは簡単だ。 BATU4 と Bandar Indah は Jalan Utara (ダウンタウンから空港に向かう国道22号線) を筋違いに挟むようにあり、歩いても5分程度だ。Bandar Indah の東端(BATU4側)には "(徳)紫善天橋"というたいそうな名前がついた歩道橋があり、それがランドマークになる。サンダカンに歩道橋はそうない、というより、私は他に見なかった。
狭いサンダカンのダウンタウンでは大型店舗の新規出店は難しいのだろう。ここにはスーパーマーケットがあったりする。駐車場もあって便利そうだ。といってもコタキナバルの 1Borneo の様な大規模ショッピングモールを想像してはいけない。本当にただのスーパーだ。
それなりに店もあるが、商業地域の規模はダウンタウンより小さい。基本的に生活エリアの商業圏、といった感じだ。「生活エリアなら旅行者でもぼられることはなくて良いのでは」という発想は分からないでもないが、私はサンダカンやコタキナバルで「ぼられる」経験を全くしていない。基本的にボルネオの人たちに「観光客だから価格を上乗せして儲ける」という発想はないのではないかと思う。いい土地だよなぁ。
BATU4にはシンガポールのホーカーズに似た形態の屋台街があり、ここはちょっと楽しい。ここに来れば名前の分からないものでも、現物指さしで注文できる。料理のバリエーションも豊かだ。
屋台街からそう離れていない場所に、やたら派手な店があった。「香香板面」。実はコタキナバル・Wawasan plaza のフードコートでこの「板面」の文字を見かけて多少気になっていた。太麺が好きな私としては2度は見過ごせな…
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ダウンタウンは小さなサンダカンだが、それでも人口は40万人以上だ。それなりの人数が郊外に住んでいる。旅行者に分かりやすいのは、BATU4 (4マイル / Bandar Kim Fung)と Bandar Indah だろう。空港からのバスが基本的にここを通過するからだ。
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BATU4とは「4マイル」との意味で、確かにここはダウンタウンから4マイル程離れている。空港からのミニバスに一度乗れば、再訪することは簡単だ。 BATU4 と Bandar Indah は Jalan Utara (ダウンタウンから空港に向かう国道22号線) を筋違いに挟むようにあり、歩いても5分程度だ。Bandar Indah の東端(BATU4側)には "(徳)紫善天橋"というたいそうな名前がついた歩道橋があり、それがランドマークになる。サンダカンに歩道橋はそうない、というより、私は他に見なかった。
狭いサンダカンのダウンタウンでは大型店舗の新規出店は難しいのだろう。ここにはスーパーマーケットがあったりする。駐車場もあって便利そうだ。といってもコタキナバルの 1Borneo の様な大規模ショッピングモールを想像してはいけない。本当にただのスーパーだ。
それなりに店もあるが、商業地域の規模はダウンタウンより小さい。基本的に生活エリアの商業圏、といった感じだ。「生活エリアなら旅行者でもぼられることはなくて良いのでは」という発想は分からないでもないが、私はサンダカンやコタキナバルで「ぼられる」経験を全くしていない。基本的にボルネオの人たちに「観光客だから価格を上乗せして儲ける」という発想はないのではないかと思う。いい土地だよなぁ。
BATU4にはシンガポールのホーカーズに似た形態の屋台街があり、ここはちょっと楽しい。ここに来れば名前の分からないものでも、現物指さしで注文できる。料理のバリエーションも豊かだ。
屋台街からそう離れていない場所に、やたら派手な店があった。「香香板面」。実はコタキナバル・Wawasan plaza のフードコートでこの「板面」の文字を見かけて多少気になっていた。太麺が好きな私としては2度は見過ごせない。
店内に客は少なく、「エアコンの効いてないカフェ」みたいな内装で、これは失敗だったかとも思ったが、ひるまずに一番太そうな「切條板面」を注文してみる。
具のないラビオリですな。普通の「香香板面」でも良かったかも
。
ついでだから、サンダカンの飲食店についてまとめて書いておこう。
基本的にサンダカンの食事はおいしかった。
上は半分ネタだけど半分本気だ。昔インドネシアでKFCのサブメニューにご飯を見つけたとき、私は結構感動した。マレーシアのこれは海南鶏飯のようにご飯をスープで炊いている。結構おいしいと思う。KFCはダウンタウンにも4マイルにもある。
例の GENTINGMAS MALL の裏手岸壁は、夜になるとオープンレストランになる。
オープンレストランというより、その実態は「夜間限定港湾岸壁型屋外フードコート」だな。特に高いというわけでもないので、こんな場所で食べるのもありだ。
Hotel Londonご主人のお薦めはここだった。
Restoran TOMATO。商売敵であるNak Hotelの1階にある。中華系のご主人のお薦めであるにも関わらず、アルコールも豚肉も出さない純正マレー系の店だ。
(正直普通。欧米パッカーの好きそうな味ではある)
ちなみに私のお薦めはこの2件だ。どちらもダウンタウンの店になる。
1軒目はマレーシアホテル(馬来西亜酒店)1階にある、勤晶小食店 (kim chong)。
ここはストライクど真ん中な中華料理(広東料理系)の店だ。雲呑麺は香港のそれの様においしいし、昼頃までなら点心のセイロが廻ってくる。
点心のワゴンは1台だけだが、この小さな店で飲茶をやろうという意気込みがうれしいじゃないか。味もなかなか良い。
もう1軒は "Rastoran HABEEB Curry House" だ。
ダウンタウン中心部、KFCにほど近いこの店は、「カレーハウス」と名乗っておきながら、実はカフェテリアだ。その料理の種類は豊富でなかなか味も良い。もちろんカレーもおいしい。
更にご飯を盛ってもらって自分で適当におかずを選ぶと、店長がちらりと見て値段を決める。肉類の少なめな控えめな皿にするとRM4、肉を多めに載せた贅沢なものだとRM7程度だろうか。テイクアウトも可能だ。こういうシステムは旅行者には価格的に不安かもしれないが、ここばサンダカン、旅行者から数RM多めにぼってやろうというみみっちい店はない。と、思う。
ちなみにこの皿でRM4.5。日本からの旅行者に少しサービスしてくれた感すらある。
個人的に問題なのはビールが飲めない店が少なくないことだが、エアコンの効いた場所でビールを飲みながら好きなものを食べたい、となると、どうしてもこれが一番安上がりになる。
なぜこの時こんなに食べてしまったのかは、どうしても思い出せない。
ちなみにダウンタウン西の郊外に、Ocean King というそれはそれはおいしい水上海鮮レストランがあるらしいが、私は建物すら見ていない。予算が3桁リンギットの店に行くという発想がないのだ。悲しいくらい貧乏が身についてるなぁ、俺。