世界、大人の社会科見学!

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老眼CK手術と電子書籍リーダー(私は裸眼で電子書籍/ガイドブックを読もうと思う)

電子ブックリーダーその1、iRiver Story Basic 前編

iPad2による電子書籍/ガイドブック計画があまりにうまくいったので欲が出た。噂によるとe-ink電子ペーパーなるディスプレイはたいそうバッテリー寿命が長く、Amazon kindle4 WiFi アマゾン・キンドル4 WiFi接続のみ Newなるe-inkディスプレイのブックリーダーが大変な評判らしい。iPad2はある意味万能のネット端末/コンテンツビューワだが、筐体内のほとんどがバッテリーであるにも関わらず連続して使うと10時間は厳しい。しかしe-inkの端末はディスプレイの消費電力が小さいため、一度充電すれば(使い方によるだろうが)数週間は充電の必要がないと聞く。これはぜひ試してみたい。

12月に日本AMAZONでkindle4が売られるというニュースが飛び交い、マニアさんたちはわくわくしていたようだが、「とにかく安く」と日本のデフレスパイラルをもう一回転させている私は、"Kindle4発売のニュースによって捨て値になった低機能端末"を購入してみた。その1台が、iRiver社のCover Story Basicだ。

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捨て値になったのには理由がある。この機種は2011年2月にそれなりの評判で発表されたのだが、7月にはgoogle e-bookから書籍のダウンロードが可能な上1024x768の解像度を持つ iriver story HD が発表された。日本では個人輸入をしないと手に入らない端末だが、アメリカでは大型量販店のtargetから$139という非常識な価格で売り出されてしまい、ちょっと位安くてもWifiが使えない上に解像度が800x600のbasicなんかいらないもんね、的環境ができあがってしまったのだ。(ちなみに日本の住所ではtargetから購入することはできない)。それだけでも致命的なのに10月にはkindle4が発表され、12月には日本でも発売される。(っていうか上のリンクでもう売ってた) そりゃ旧態依然の端末なんかろくな値段で売れる訳がな…

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iPad2による電子書籍/ガイドブック計画があまりにうまくいったので欲が出た。噂によるとe-ink電子ペーパーなるディスプレイはたいそうバッテリー寿命が長く、Amazon kindle4 WiFi アマゾン・キンドル4 WiFi接続のみ Newなるe-inkディスプレイのブックリーダーが大変な評判らしい。iPad2はある意味万能のネット端末/コンテンツビューワだが、筐体内のほとんどがバッテリーであるにも関わらず連続して使うと10時間は厳しい。しかしe-inkの端末はディスプレイの消費電力が小さいため、一度充電すれば(使い方によるだろうが)数週間は充電の必要がないと聞く。これはぜひ試してみたい。

12月に日本AMAZONでkindle4が売られるというニュースが飛び交い、マニアさんたちはわくわくしていたようだが、「とにかく安く」と日本のデフレスパイラルをもう一回転させている私は、"Kindle4発売のニュースによって捨て値になった低機能端末"を購入してみた。その1台が、iRiver社のCover Story Basicだ。

iriver_story_basic_02.gif

捨て値になったのには理由がある。この機種は2011年2月にそれなりの評判で発表されたのだが、7月にはgoogle e-bookから書籍のダウンロードが可能な上1024x768の解像度を持つ iriver story HD が発表された。日本では個人輸入をしないと手に入らない端末だが、アメリカでは大型量販店のtargetから$139という非常識な価格で売り出されてしまい、ちょっと位安くてもWifiが使えない上に解像度が800x600のbasicなんかいらないもんね、的環境ができあがってしまったのだ。(ちなみに日本の住所ではtargetから購入することはできない)。それだけでも致命的なのに10月にはkindle4が発表され、12月には日本でも発売される。(っていうか上のリンクでもう売ってた) そりゃ旧態依然の端末なんかろくな値段で売れる訳がない。

という訳で届いたCover Story Basicなのだが、これが意外と使える。13700円出すなら絶対kindle4に決まってるが、数千円ならば決して悪くない買い物だったのだ。

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タッチパネル式6インチe-inkディスプレイ、解像度800x600、メモリ2Gと、まるでkindleのスペックをパクったような機械だが、kindleにはない機能もある。内蔵ステレオスピーカーによる音楽の再生と、SDカードスロットがついていることだ。

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iRiverはMP3のおかげで成長した会社と言っても過言ではないくらいなので、電子書籍に音楽再生機能があるのはなんとなく分かる。競合機種と差別化もしたかったのだろう。それになんといっても32GのSDHCが読めるは大きい。800x600の白黒8階調に最適化したコミックは1冊30M-50Mbyteくらいだから、32GのSDには600冊以上のコミックを詰め込むことができる計算になる。読めれば、なんだけど。

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私の好きなよつばと程度のコマ割とセリフならぎりぎり読むことができるが、それでもかなり厳しい。これは解像度の問題というより、もうディスプレイの大きさの問題だ。ちらっと見ただけではstory basicの6インチディスプレイは「単行本より少し小さいだけ」という気もするが、読みやすさは雲泥の差だ。銀魂や絶望先生あたりだと、セリフは判読不可能になる。

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当然デジタルガイドブックとしても実用にならない。

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ディスプレイのサイズやメモリの容量から考えても、6インチディスプレイのe-ink端末は「読書専用機」と考えるべきだろう。メーカーもそのあたりはよーく分かっているらしく、Cover Story Basicも青空文庫の古典100冊を本体に内蔵している。無料のデータをどかーんと内蔵するあたりに原価引き下げの努力がうかがえる。

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こんなもん読めるか!!!

フォントを大きくしてみる。

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ますます読む気が起きない。

文字を読むだけならこれでもいいのだろうけれど、読書をしているという気がしない。筒井康隆くらいの天才になれば横書き前提の小説なんかも書けるのだろうが、青空文庫の古典にそれを求めるのは酷だ。やっぱりさ、本って良い活字(フォント)で、適度な文字間と行間のバランスで、それに小説はやっぱり縦書きで読みたいじゃないか。

EPUB3の仕様が決まり、電子ブックリーダーも良い縦書き表示に向かって少しずつ前進してはいるのだが、正直まだまだだ。この点は一応汎用性のあるiPadの方が上をいっている。もともと1バイト文字のtxtファイルを安上がりに読もうって端末、日本語まではなかなか簡単に読ませてはくれない。というわけで、捨て値端末Cover Story Basicで快適に読書をするための作業が始まった。

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