世界、大人の社会科見学!

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老眼CK手術と電子書籍リーダー(私は裸眼で電子書籍/ガイドブックを読もうと思う)

電子ブックリーダーその2、SONY PRS-350

iRiverのCover Story Basicを手に入れてから、暇さえあれば短い時間でも本を読むようになった。なにしろこのe-inkディスプレイ端末は、カタログスペック上はフル充電すれば10000ページ以上を読むことができる。実際1週間程度何もしないで読み続けたが電池は切れず、それなりに長時間再生できることは間違いなかった。「e-inkなかなか良いではないか」と読書生活を続けているある日、こんな物を発見した。

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SONY PRS-350。一世代前の型落ち。この電子ブックリーダーの使い勝手の悪さはネット上で有名だ。ハードウェアはそれなりに良くできているのだが、ソフトウェア的には「最悪」とまで言う人すらいる。

しかしこの値段だ。Cover Story Basicでは「自炊専用機」だが、SONYのReader Storeではネットから本を購入することもできる。SONY READER STOREには約2万冊の本があるらしい。買わなくとも、吉田修一の「悪人」を始め10冊の本もプリインストールされている。あれ、映画はそこそこ面白かったっけなぁ。文庫本で「悪人」の上下を買うと1134円、他の本もついてくるし5インチディスプレイでかなり小さいし、買っちゃおうかなぁ…。え?ケーズデンキの安心パスポート持ってる人は更に5%引きなんですか?あ、持ってます私。その場で入会しても5%引きだけど。6631円かぁ。

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買っちゃった。(´・ω・`)

まぁ使ってみてろくなもんじゃなかったら、オークションで売り払えば良い。

箱を開けてみてまず感じるのが…

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iRiverのCover Story Basicを手に入れてから、暇さえあれば短い時間でも本を読むようになった。なにしろこのe-inkディスプレイ端末は、カタログスペック上はフル充電すれば10000ページ以上を読むことができる。実際1週間程度何もしないで読み続けたが電池は切れず、それなりに長時間再生できることは間違いなかった。「e-inkなかなか良いではないか」と読書生活を続けているある日、こんな物を発見した。

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SONY PRS-350。一世代前の型落ち。この電子ブックリーダーの使い勝手の悪さはネット上で有名だ。ハードウェアはそれなりに良くできているのだが、ソフトウェア的には「最悪」とまで言う人すらいる。

しかしこの値段だ。Cover Story Basicでは「自炊専用機」だが、SONYのReader Storeではネットから本を購入することもできる。SONY READER STOREには約2万冊の本があるらしい。買わなくとも、吉田修一の「悪人」を始め10冊の本もプリインストールされている。あれ、映画はそこそこ面白かったっけなぁ。文庫本で「悪人」の上下を買うと1134円、他の本もついてくるし5インチディスプレイでかなり小さいし、買っちゃおうかなぁ…。え?ケーズデンキの安心パスポート持ってる人は更に5%引きなんですか?あ、持ってます私。その場で入会しても5%引きだけど。6631円かぁ。

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買っちゃった。(´・ω・`)

まぁ使ってみてろくなもんじゃなかったら、オークションで売り払えば良い。

箱を開けてみてまず感じるが本体の小ささだ。iRiver Cover Story Basicが126.3x168.2x9.5mmの282gであるのに対し、SONY PRS-350は104.6x145.4x9.2mmの155g。Cover Srotyは「文庫本とそんなに変わらない大きさと重さだな」と思ったのに対し、こちらは「文庫本より小さいし軽いじゃん!」と第一印象は大変によろしい。解像度は800x600と変わらないし。(ちなみにkindle4は114x166x 8.7mm/170gだ)。とりあえず2つを並べてみる。

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iRiverが6インチパネルにしてはやや大ぶりなのを差し引いて考えても、PRS-350は小さい。これなら上着のポケットに入れて持ち歩く使い方も現実的だ。SONYにはVAIOtypePをジーパンのポケットに無理矢理詰め込んだ前科があるが、こちらはその罪滅ぼし的にちゃんとポケットに入る。

まずは内蔵書籍を見てみる。

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どれも食指の動かない本だが、サンプル版ということで途中までしか読めない。まーた良く調べもしないで買っちゃったよ、私。まぁこの辺を眺めればネットで購入できる本がどの程度読みやすいか多少はわかると言うものだ。

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字間と行間が私の好みではないが、読めないことはない。文字サイズを変更できるのも良い。このファイルの形式が何なのかはよく分からない。「配信コンテンツ(.mnh)」なのかな? PRS-350では*.mnh形式の配信コンテンツの他XMDF(*.zbf)もサポートしているし、最近のファームウェア更新でドットブック(*.book)も読めるようになった。対応フォーマット的にはそんなに困ることはなさそうだ。

続いて添付ソフトのeBook Transfer for Readerを起動してみる。

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とても使いにくい。 iPadやiPhoneにコンテンツを送るiTunesもうんざりするほど重くて使い勝手が悪いが、これもiTuneに負けないくらい重くて遅い。「もしかしてデータの最適化を行ってくれている?」と思うほどだがファイルのサイズは変わらないのでそういうことでもないらしい。著作権を守るためにはそれなりの手間暇がかかることは分かるが、それでもこれはいただけない。ちょっとくじけたが、気を取り直してREADER STOREを覗いてみる。eBook Transfer for ReaderからはこのREADER STOREの他、紀伊國屋書店のBookWebPlusと楽天のイーブックストアに接続できる。

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http://ebookstore.sony.jp/

本の品揃えは噂ほど悪くはない。むしろがんばっている方だという気がする。価格設定は、うーん、どうなんだろう。

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http://bit.ly/w19ezc

沼田まほかるの「痺れる」、1000円。1680円のハードカバーより安くなっていることは素直に評価したいけれど、製本代や流通経費を考えると「もう一声」と言いたくないでもない。購入してスキャンする手間を省いてくれるのだから安上がり、という考え方もないではないが。READER STOREにはコミックもあるが、800x600/5インチのPRS-350で読むのは現実的じゃない。6インチの上位機種だって厳しい。画面を4分割して拡大する機能もあるけれど、そうまでして読んでもコミックに没入は出来ない気がする。

やっぱり私には、青空文庫などの無料書籍を読むための端末だ、これ。

というわけCover Story Basic用にPDF化したファイルを転送してみる。

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やっぱり青空キンドルで作ったPDFファイルは読みやすい、のだが、6インチ用に最適化したPDFファイルは、最近老眼が進んだ私の目にはちょっとフォントが小さい。老眼鏡を使わなければ読めないのは6インチだって同じだけれど、5インチでこれはますますもって厳しいのだ。とは言っても、青空キンドルではこれ以上活字の大きなレイアウトはない。

少し調べて見ると、青Pというソフトが自由度の高い青空キンドル的処理をしてくれることがわかった。このソフトはv2.00以降はシェアウェアだがそれ以前のバージョンはフリーウェアだ。とりあえずカンパウェア(無料で使えるがフリーウェアではない)のVer1.11+を試してみることにする。

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http://bit.ly/8Iv6IU

青空キンドルのサイトに置いてあった青キン明朝フォントをPCにインストールし、様々な設定を試みる。試行錯誤の結果、5インチディスプレイで "青空キンドル/文字サイズ大"6インチ版と同じ感覚のPDFを読むためには、以下の設定がベストであることがわかった。

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これでやっとPRS-350で青空文庫が読めると思ったら、こんどはファイル表示が変だ。PRS-350では、ファイル名ではなくPDFの文書名で表示するようだ。せっかくファイル転送をしたのにもううんざり、だが、ここはぐっと堪えてフリーウェアのpdf infomakerでPDFの文書名をいちいち書き直す。使い方のせいか上書き保存ができなかったりしたが、微妙にファイル名を書き換えて再度転送する。もちろんeBook Transfer for Readerのような重いソフトは使わない。リーダーの内蔵メモリに適当なフォルダを作ってエクスプローラで転送だ。

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ここまでやってやっと、PRS-350でもCover Story Basicと同じ感覚で青空文庫を読むことができるようになった。おじさんもうクタクタだ。しかし悪評高いPRS-350、まだこれでも許してくれない。Cover Storyなら作家別に適当なフォルダを作っておけばメニューから階層的にフォルダとファイルが表示されるのだが、PRS-350にはそんな芸当はできない。「メモリのどこかにある読むことの出来るファイル」をスキャンしてはずらずら並べるので、本体の「コレクション機能」なるものでいちいち書籍を振り分けなければならないのだ。おじさんもうへろへろだ。PRS-350の評判の悪さを自分の肌で体験してしまったぞ。

しかし、しかしだ。これらの面倒だが難しくはない作業を乗り切れば、104.6x145.4x9.2mm/155gの文庫本より小さくて軽い筐体に1000数百冊の本を持ち歩くことができる。6000円台という捨て値を考えればこの魅力は大きい。世の中には青空文庫以外にも無料書籍サイトはあり、古典のみならず結構面白い本が意外とごろごろ転がっている。レ・ミゼラブル全巻をポケットで持ち歩くことができることにだけでも、私は2000円くらいなら払っても良い。

ついでにだが、PRS-350には英和/英英の辞書が内蔵されていて、辞書機能に関してだけなら英英辞典しかついてこないCover Storyの100倍良い。英和があるから良い、というだけでなく、検索結果もしっかりしているのだ。小ささ意外にPRS-350のメリットをあげるならここだろう。

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(Cover Story Basicの英英辞典)

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(PRS-350の英和辞典)

私は月末からミャンマーに行く。
東南アジア最貧国とも言われるミャンマーは移動手段が貧弱なので、おんぼろバスの狭い座席やトラックの荷台で移動することは少なくない。そんな場所でiPad2を取り出すのは目立つ以上に重い。となると本を読むためにはe-ink端末のどちらかということになるが、小ささと軽さ、更には辞書の充実さからPRS-350をポケットに入れておくことになる気がする。それまでにkindle4がEPUB3に対応して日本で発売されたら、絶対そっちだけれど。

ともあれこれで通勤時や旅先で本を読む環境は整った。あとはこれらを裸眼で読むために、私は自分の目玉をなんとかする必要がある。

老眼手術、してやろうじゃないの。

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