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老眼CK手術と電子書籍リーダー(私は裸眼で電子書籍/ガイドブックを読もうと思う)

忌々しい老眼を、CK手術でなんとかしてみた件 その2

 
CKによる老眼手術は比較的新しい技術だ。先にも書いたが米FDAが遠視の治療として2002年に、老眼の治療として2004年に認可されたばかりだ。

その認定医は日本に10人しかいない。国内で施術を受けられる医院は、分かった限りでは5つだった。中にはレーッシクで有名なチェーン病院もあり、サイトには芸能人の体験談なども載っていて熱血営業パワーが伝わってくる。(別にいけないって訳じゃないんだけどね。)そんな中私が一番気になったのが茨城県龍ヶ崎市の坂西眼科医院だった。

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http://bit.ly/vx6ubO

何が気に入ったといって、自宅からさほど遠くない上、サイトに芸能人や財界人の体験談なく(いやだから悪いことだとは思ってないんだって)、プロが作った素敵なフラッシュやリンクボタンもなく、その代わりに「院長による学会報告・論文等」などというページがある。院長の坂西さんは日本人初のCK術式認定医でもあり、症例も多そうだ。試しに手術を行う曜日などについてメールを送ってみたら、翌日返信があった。

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「詳細は電話にてお問い合わせいただければと思います。なお老眼手術は未だ完成されたものは無くCKにも色々な問題点があることもご承知ください。しかし他の老眼手術に比べ最も安全ということが最大の利点であると思います。」

そうそう、私が聞きたかったのはこういう慎重な話なんだよなぁ。「もうね、人生が変わっちゃったのよ!」的煽りを義務教育の内容をどこまで理解しているのか怪しい芸人に言われても、正直素直には頷けない。こちとら身銭を切ってリスクとメリットを秤にかけているのだ。見ず知らずの患者(候補生)からのメールに直接返信を…


 

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CKによる老眼手術は比較的新しい技術だ。先にも書いたが米FDAが遠視の治療として2002年に、老眼の治療として2004年に認可されたばかりだ。

その認定医は日本に10人しかいない。国内で施術を受けられる医院は、分かった限りでは5つだった。中にはレーッシクで有名なチェーン病院もあり、サイトには芸能人の体験談なども載っていて熱血営業パワーが伝わってくる。(別にいけないって訳じゃないんだけどね。)そんな中私が一番気になったのが茨城県龍ヶ崎市の坂西眼科医院だった。

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http://bit.ly/vx6ubO

何が気に入ったといって、自宅からさほど遠くない上、サイトに芸能人や財界人の体験談なく(いやだから悪いことだとは思ってないんだって)、プロが作った素敵なフラッシュやリンクボタンもなく、その代わりに「院長による学会報告・論文等」などというページがある。院長の坂西さんは日本人初のCK術式認定医でもあり、症例も多そうだ。試しに手術を行う曜日などについてメールを送ってみたら、翌日返信があった。

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「詳細は電話にてお問い合わせいただければと思います。なお老眼手術は未だ完成されたものは無くCKにも色々な問題点があることもご承知ください。しかし他の老眼手術に比べ最も安全ということが最大の利点であると思います。」

そうそう、私が聞きたかったのはこういう慎重な話なんだよなぁ。「もうね、人生が変わっちゃったのよ!」的煽りを義務教育の内容をどこまで理解しているのか怪しい芸人に言われても、正直素直には頷けない。こちとら身銭を切ってリスクとメリットを秤にかけているのだ。見ず知らずの患者(候補生)からのメールに直接返信をいただけたのも好印象だし、読点の少ない文面も自分に似ていて好みだ。多分何でも自分でやっちゃいたいタイプの人なんだろうなぁ。

見ず知らずの患者からのメールに直接返信してくれたのも好印象で、とりあえず診療を予約して龍ヶ崎まで行ってみることにした。説明を聞いて納得できなかったら手術を受けなければ良いだけだし。


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知らなかった訳じゃないが、龍ヶ崎は小さな街だ。正直「こんな場所に私の求める医院があるのだろうか」という考えが頭に浮かばないこともない。そういえば名作下妻物語のヒロインの名前が「竜ヶ崎桃子」だったよなぁ。あれ絶対、茨城の田舎に似合う名前で「竜ヶ崎」にしたんだよなきっと、などと訳の分からないことも考え始める。予約の時間まで多少の余裕があったので、龍ヶ崎市のGDPのうち少なくとも5%は稼ぎ出していると思われるラーメンいっとく龍ヶ崎店で昼食をとる。龍ヶ崎のラーメン結構旨いではないか、である。それなりにおいしく龍ヶ崎市の印象が多少良くなったところで坂西眼科医院に向かう。

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待合室にはCKに関するポスターもある。当然だよな。受付でCK手術を受けたい旨を申し述べると、まず検査を受けることになった。いろいろな機械や検査器具の前に座らされて目玉を覗き込まれたり「見えるか見えないか」を調査されたりしたが、何か特別な検査、という気はしない。どれも昔受けたような検査だ。まずは一般的なデータを取っているのだろう。

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検査を受けて少し経ち、診察室に呼ばれる。院長の坂西良彦さんによる診察だった。

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「CKをご希望ですね?」と確認された後、手術についての説明を受ける。ちゃんとメリットとリスクの両方に同じ時間をかけてくれるのがうれしい。ってか、どちらかというとリスクの説明に時間をかけている。CK手術について説明されたプリントもいただけるので分かりやすい。

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これじゃ何も読めないなぁ。せっかくなのでスキャナにかけるか。私も手術前はこういう情報が欲しかったわけだし。親切だなぁ、私。

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一番大事なのは、ここだよな。

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実はこれを読んだとき「え?FDAの統計だと術後87%の人が電話帳の文字が読めたんじゃないの?」と思ったのだが、考えてみれば13%の人はCKを受けても電話帳の文字が読めなかった、ということでもある。「CKの効果は個人差が大きい」との説明も受ける。「多くの場合」ともあるし、坂西先生の慎重な性格もあるのだろう。

坂西先生は日本でのCK治療の第一人者であり、症例も日本人として最も多い。CK手術は全てご自分で執刀する。この点は大変心強い。てか、全部自分で診たいんだろうな。

ここでもレーシック手術を行っているが、坂西先生は老眼のレーシック手術にはあまり肯定的な考えを持っていないようだ。曰く「近視のレーシックは術式としてかなり完成されているが、老眼に対してのそれは近視レーシックに及ばず、200ミクロンと厚いフラップを作ることもリスクがある。更に埋め込むリングで視野が暗くなる」というのがその理由らしい。

CK手術は時間と共にその効果が薄くなる。またその効果はレーッシクカメラほど顕著ではない。しかしその手術は角膜をスライスしてフラップを作ることもなく安全だ。つまりCKは「効果はカメラインレー(レーシックカメラ)ほど劇的でも永続的でもないが、その分安全な治療法」だと考えて大きな間違いはなさそうだ。

更にここで私にとってはとても大事な問題がある。ゼニカネ関係問題だ。定価があるわけではないので病院によって差はあるが、レーッシクカメラ(カメラインレー)は安くても40万円近くの費用がかかる。CK手術にも病院によって差はあるが、坂西眼科の場合、片眼で (老眼のCK手術は基本片眼で行う) 術後1年間の検査費用と薬剤代込みで105000円だ。 この価格差は私にとっては小さくない。

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http://bit.ly/vx6ubO

私、40万は払えないけれど、10万5000円なら払えるっ!

せっかくだから書いてしまうと、私は国外でCK手術を受けることも考えていた。過去17年間延べ1年間以上を家族でタイで、その2/3位の期間をアメリカで過ごしていた我が家では、結構海外で診療を受けている。昔日本で使い捨てコンタクトレンズが異常に高価だったころ、妻はアメリカで診察を受けてコンタクトを激安で作ったし、カーブが安定してからはもっと安いタイで買っていた。一部の日本の医療サービスが結構割高なことは承知しているのだ。

CKの場合、アメリカで手術を受けてもその費用は$1500からと必ずしも安くはない。今でこそ1ドル77.68円で計算すれば116,520円だが(実際には1ドルあたり2円位高いからね!)、私の感覚では15万円に近い。日本国内での片眼10万円というのはアメリカより安いし、日本で受ける高度医療としてはかなり安いと言って良い。タイは…、うーん、止めておいた。Ramathibodi病院のAnun Vongthongsri先生以外資格者いないんだもん。タイの医療水準は理解しているけれど、1人じゃなぁ。

子どもはバンコクで産むつもり満々だったんだけどね。

説明を受けた時点で、心は決まっていた。私はこの病院でCK手術を受ける。ってか数ヶ月地味にいろいろ調べてここにたどり着いたのだ。事前診察を受けた時点で、このことは半分決まっていたようなものなのだが。ちなみに坂西良彦先生が一般向けに書いた書籍は2冊あるが、2007年に出版された最先端近視・老眼治療のすべてという本にCKについての記述がある。

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