貧乏ドバイ観光1 入場料60円のドバイ博物館
ドバイ観光の醍醐味と言えば、5つ星(7つ星!)の贅沢なホテルに泊まったり、ブランド品ショッピングをしたり、エステに行ったりすることなのだそうだが、私にはそういうことをする意思も能力もない。特に金銭的的能力に欠ける。では何をするのかというと、街を歩いて博物館の類を見て名所旧跡を訪れる。別にドバイに限らずどこに行ってもすることはほぼ同じだ。この辺私にぶれはない。アラビアン・コートヤードに宿を取ったのはホテルの内容から考えて激安だったからだけではなく、博物館の目の前にあるというロケーションのためでもあった。
ドバイ博物館は1787年に建てられたドバイ最古の現存建築物のひとつである Al Fahidi Fort を改装して作られた。"fort"というからには元々は他の部族の襲撃に備えた城砦であり、その後宮殿、駐屯地、刑務所(!)などに使われ、現在博物館になっている。いろいろな歴史のある建物なのだ。なにかと規模の大きな施設の大きなドバイとしてはこぢんまりとした施設だが、これがなかなか良くできている。
(The Arish with the wind tower)
(1785年製造の銅砲。19世紀に使われていた)
館内に入ると、ドバイの歴史を簡単に紹介したビデオを見る。特にここ最近のドバイの発展はものすごい。石油の力をまざまざと見せつけられる。もっともその石油に依存しないように、ドバイは今の国の形を作った訳なんだけれ…
---------------------(全文はここから)
ドバイ観光の醍醐味と言えば、5つ星(7つ星!)の贅沢なホテルに泊まったり、ブランド品ショッピングをしたり、エステに行ったりすることなのだそうだが、私にはそういうことをする意思も能力もない。特に金銭的的能力に欠ける。では何をするのかというと、街を歩いて博物館の類を見て名所旧跡を訪れる。別にドバイに限らずどこに行ってもすることはほぼ同じだ。この辺私にぶれはない。アラビアン・コートヤードに宿を取ったのはホテルの内容から考えて激安だったからだけではなく、博物館の目の前にあるというロケーションのためでもあった。
ドバイ博物館は1787年に建てられたドバイ最古の現存建築物のひとつである Al Fahidi Fort を改装して作られた。"fort"というからには元々は他の部族の襲撃に備えた城砦であり、その後宮殿、駐屯地、刑務所(!)などに使われ、現在博物館になっている。いろいろな歴史のある建物なのだ。なにかと規模の大きな施設の大きなドバイとしてはこぢんまりとした施設だが、これがなかなか良くできている。
(The Arish with the wind tower)
(1785年製造の銅砲。19世紀に使われていた)
館内に入ると、ドバイの歴史を簡単に紹介したビデオを見る。特にここ最近のドバイの発展はものすごい。石油の力をまざまざと見せつけられる。もっともその石油に依存しないように、ドバイは今の国の形を作った訳なんだけれど。
(PCの故障ではありません。ピンぼけです)
最近の博物館ではジオラマなどで目と耳で体感できるような工夫をした展示が増えているが、ここドバイ博物館も例外ではない。過去のドバイの暮らしが体感できるように、様々なコーナーが設けられている。アルファヒディフ城砦の建物自体はさほど大きくはないが、展示は地下室などに作られていて、外観より規模は大きく見応えもある。
(ピンぼけ2号)
(食料品店)
(絨毯職人の店)
(ハーブとスパイスの店)
(学校…、いや寺小屋だな)
こういう展示って好きだ。お、ベドウィンの生活もあるぞ?
ヨルダンにはまだ遊牧で暮らしを立てているベドウィンがいたけれど、お金持ちのUAEにもまだ同じような暮らしをしているベドウィンっているのかな?
そうそう、ドバイは海に面した国でもあったな。
ものすごく大きな博物館というわけではないが、外観よりは展示規模が大きく、ぐるっと一回りすればドバイの歴史や過去の生活がわかる造りになってる。これで入場料は100円程度なのだから、金も持っていない癖にのこのこドバイにやってきた私のような旅行者にはうってつけの施設だ。
館内には、"Sheikh Mohammed bin Rashid Al Maktoum Hall" がある。Sheikh Mohammed bin Rashid Al Maktoumは普通「モハメド殿下」と訳される。ドバイの首長でありUAEの首相であり副大統領である方だ。その名を取ったホールなのだ。
中には様々な古美術品が展示されている。そう、21世紀の今日日、お宝ってのは博物館に展示されるべきものだ。私には美術品を見る目がないので、蝋人形の方が面白かったけれど。