2012香港8 世界第2のショッピングモール、広東省東莞市の華南モールに向かった件
先月「エティハド航空でのドバイ・ストップオーバー」というカテゴリで、ドバイモールについて書いた。
お金を節約したくてブルジュ・ハリファどころか水族館すら入らなかったが、さすがはリッチなドバイにある世界最大のショッピングモール、その凄さはお金を使わなくったって、十分肌で感じることができた。それなりにショッピングモール先進国である日本人の目にも「なるほど、これが世界最大か」と、実に良く納得できる。
ドバイモールが世界最大のショッピングモールであるなら、世界第2のショッピングモールはどこなのかというと、実はこれは中国広東省の東莞市にある。ここは2008年にドバイモールが開業するまで、世界最大のショッピングモールだった。その名を、華南MALL、いや、新華南MALLと言う。
http://bit.ly/gHSCe
この新華南MALL、ドバイモールにその規模を追い越されたとはいえ、中国国内で最大規模であることは間違いない。総賃貸面積約66万平方メートルと、どこへ出しても恥ずかしくない大きさだ。もうただの買い物の場所ではなく立派な観光地だ。
これには中国政府のお墨付きもあり、華南モールはなんと国家AAAA级旅游景区の指定も受けている。この4Aは最高級の評価であり、例えば万里の長城も国家AAAA級游景区だ。華南MALLは万里の長城と同じレベルの旅游景区、ということになる。
ところが、この国家AAAA級游景区である(新)華南モール(面倒なので以下"華南MALL")が大変なことになっているら…
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先月「エティハド航空でのドバイ・ストップオーバー」というカテゴリで、ドバイモールについて書いた。
お金を節約したくてブルジュ・ハリファどころか水族館すら入らなかったが、さすがはリッチなドバイにある世界最大のショッピングモール、その凄さはお金を使わなくったって、十分肌で感じることができた。それなりにショッピングモール先進国である日本人の目にも「なるほど、これが世界最大か」と、実に良く納得できる。
ドバイモールが世界最大のショッピングモールであるなら、世界第2のショッピングモールはどこなのかというと、実はこれは中国広東省の東莞市にある。ここは2008年にドバイモールが開業するまで、世界最大のショッピングモールだった。その名を、華南MALL、いや、新華南MALLと言う。
http://bit.ly/gHSCe
この新華南MALL、ドバイモールにその規模を追い越されたとはいえ、中国国内で最大規模であることは間違いない。総賃貸面積約66万平方メートルと、どこへ出しても恥ずかしくない大きさだ。もうただの買い物の場所ではなく立派な観光地だ。
これには中国政府のお墨付きもあり、華南モールはなんと国家AAAA级旅游景区の指定も受けている。この4Aは最高級の評価であり、例えば万里の長城も国家AAAA級游景区だ。華南MALLは万里の長城と同じレベルの旅游景区、ということになる。
ところが、この国家AAAA級游景区である(新)華南モール(面倒なので以下"華南MALL")が大変なことになっているらしい。決して閉鎖された訳じゃないのに、半ゴーストタウン化しているらしいのだ。これを見ない手はない。
東莞市は広東省の深センと広州に挟まれた、中国の例に漏れずやたら広い「市」だ。面積は約2500平方キロで、これは佐賀県の面積とほぼ等しい。中国で「市」と聞いても努々油断してはならない。政府直轄の重慶市なんか北海道なみの広さだ。「**市行き」だからなどと適当にバスに乗ったりすると、死ぬほど後悔する羽目になる。
華南モールの正確な住所は「東莞市万江区万道路」にある。これ以下の住所は「華南摩尓**区」になってしまう。それくらい広いのだな。香港・深セン羅湖からは、東莞汽車総站行きのバスに乗れば、あとは市内バスで1区間らしい。
羅湖駅前の近郊各都市行きバスターミナルから40番のバスに乗る。案内書のおじさん曰く「東莞汽車総站」に行くにはこれに乗れば良いらしい。更に「東莞汽車総站」の「総」は意味不明とのこと。どうやら「お前の言ってることはよく分からんが、東莞の汽車站といえばここしかない」みたいなことを言っている。せっかく下調べして書いたのに叱られてしまったではないか。
運賃は車内払いで、えっと、確か50元弱。「結構高いではないか」とも思ったが、高速でほぼ直通である上1時間半くらいはかかったので、決して割高ではないのだろうな。乗客が少ないのにちゃんと走ったし。
結構な速度で高速を飛ばし約90分後、バスは辛気くさい広場についた。どうやらここが東莞汽車站のようだ。
一応東莞最大のバスターミナル、食堂もある、というかないではない。少しだけ食欲を感じたので快餐を食べてみた。快餐とは出来合いの料理とご飯を提供する、まぁ安飯だ。
あああ、懐かしい中国の味だ。決して不味いとは言わないが殊更美味しくもない。お腹が空いていればそれなりに食べられるのものなのだが、香港で安くて美味しいものを食べてきた身には、正直満足できない水準だ。しかもこれで生意気に14元もする。大都市に関して言えば、今や中国より香港の方が食べ物は安くておいしいのではないだろうか。
心が充たされないままお腹を充たされ、かなり理不尽な気持ちのままターミナルを徘徊すると、案内図があった。なるほど、バスターミナルからはそう遠くないのだな。
ターミナルと華南モールの間には高速のインターチェンジがある。面倒なことを避けるため、「华南摩尔」を経由するバスを調べる。
隣のバス停だけあって、いくつかの市内バスが华南摩尔(華南モール)を通る。市内バス乗り場を見回したら、その中の一つであるK5路が来ていた。終点まで乗ろうと1区間だけ乗ろうと、運賃は2元だ。ちなみにこのK5路のバスは、「市汽車総站」から「汽車北站」まで行くらしい。やっぱり「総站」あるんじゃないかよ!
2元を支払い乗車。車内はいかにも「中国でございます」と言う感じで、バス停一つ先に世界第2のショッピングモールがあるとは、とても思えない。
バスターミナルを発車しインターチェンジを越えたと思ったら、もう案内板に「华南摩尔」の文字が見えてきた。いよいよ、ドバイモールに次ぐ規模の国家AAAA級旅游景区、華南モールがその正体を見せることになる。
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と、ここまで読んで下さった方にお知らせ。
ロシア製のガイガーカウンターRADEX-1503が、9800円で売っています。「RADEXシリーズの日本唯一の正規代理店」とのことのようです。もうすぐ発売されるエステーのエアカウンターSも8000円以下で買うことが出来る時代なので特に買い急ぐことはありませんが、こちらは一応ガイガーミュラー管方式なので、手元にあっても悪くないかもしれません。
私は早速入手しました。「柏・松戸放射線観測日記」にわざわざ書くまでもないと思ったので、ここに「ついで的」に記録しておきます。
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