2012香港11 中国/東莞市、新華南モールの詳細その2、遊園地周辺の商業ビルがほぼ廃墟と化していた件
土曜の午後なのに数時間に1回程度しか稼働しないアトラクション群は、いくつかのビルに囲まれている。
ここには娯楽施設とテナントの店舗が入っている。いや、「入っていた」が正しい。例えば華南モール中央ゲート、万江路に面したマクドナルドやピザハットの左側にもピルへの入口があったのだが、
「どれどれ?」と中に入っていようとすると、阻まれる。
別にビルに入れないわけではない。モール内部の遊園地からはアクセスはできる。大通り側の入口を閉鎖するなんて来客を拒んでいるようじゃないか、とも思うのだが、それは杞憂だった。華南モールには来客の心配をする必要があまりない。とりあえずマクドナルドの入っているビルから探索を開始す…
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土曜の午後なのに数時間に1回程度しか稼働しないアトラクション群は、いくつかのビルに囲まれている。
ここには娯楽施設とテナントの店舗が入っている。いや、「入っていた」が正しい。例えば華南モール中央ゲート、万江路に面したマクドナルドやピザハットの左側にもピルへの入口があったのだが、
「どれどれ?」と中に入っていようとすると、阻まれる。
別にビルに入れないわけではない。モール内部の遊園地からはアクセスはできる。大通り側の入口を閉鎖するなんて来客を拒んでいるようじゃないか、とも思うのだが、それは杞憂だった。華南モールには来客の心配をする必要があまりない。とりあえずマクドナルドの入っているビルから探索を開始する。ちゃんと営業中だ。
ところが店内からモール側に出ると、そこはもう無人地帯となる。
聞きしに勝る寂れ様だ。エスカレーターは止まっているが、階段を使えばどのフロアにも自由に行き来はできる。照明はついていないけれど、天窓から採光する仕組みなので暗闇にはならない。だが人気は皆無で、もし回廊の奥で強盗にあったらお手上げだろう、などとも考えてしまう。なるほど、人通りの多くて目の行き届かない大通り側の入口を塞ぐ訳だ。
メインゲート横のビルは一番賑やかでなければいけないのに、これはあんまりだ。もちろん他のビルも例外ではない。こちらは東莞工場直鎖中心、まぁ工場直販アウトレットモールみたいなものだ。
石造りの建物に椰子の木でそれなりに小ぎれいなのだが、残念なことに営業している店舗はほとんどない。
いっそのこと、ここを工場にしてしまえばいいのに。
未撤去と思われる仏像・仏画の工場直販なんてちょっと興味をひかれる店もあったのだが、
「何か用事のある人は電話してね」だそうだ。
しかしまぁよくここまで寂れたものだ。
このアウトレットモールで営業を確認できたのは「万店通」という店名がもう笑えないギャグになってしまっているコンビニと、
(多分従業員が主な顧客なのだろうな)
「児童健康服務中心」なる薬局だか診療所だか。
中国でもお子様ビジネスは儲けが少なくないのかもしれない。華南モールの北東端には、こんな広告もあったくらいだし。
中国と早期教育って、なんだかすごくよく似合う。
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記事には直接関係ないけれど、2月のベトナム/ホーチミン往復が16000円だった。ベトナムの旅行記はこちらから。