世界、大人の社会科見学!

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旅のリアルタイムメモ ウクライナ・キエフのThe HUB Hostel はなかなか快適だった件

旅先でお気に入りの宿を見つけると、その街が好きになる。

今や週末や休み期間ではなかなか予約の入らない、ミンタロハットのある山形。MASADA Backpackers のある、マレーシア・コタキナバル。リメンバーインのあるミャンマー・インレー湖、さくらゲストハウスのあるキルギス・ビシュケク。今となっては営業しているとは思えないけれど、リアドホテルのあるシリア・ハマ。どの街も、その宿に泊まることだけを目的にしてもいいくらいだと思う私はかなりの度合いで社会不適応者だ。

宿にはそれぞれの好みがあり、それに口出しはできない。私の場合は、

 ① 部屋や建物が清潔で掃除が行き届いている。
 ② パブリックスペースの居心地が良い。
 ③ 宿主さんやスタッフが、必要以上に親切である。

 ④ 宿泊費の設定水準が低い。

この4つを重視しているように思う。特に④は重要だ。

ウクライナの物価はそれほど高くはないのだが、首都キエフやクリミア半島、オデッサなど一部のエリアに関して、特にそれらのエリアの宿代は結構高い。昔を知る人に言わせると、「独立して落ち着いてからの価格上昇がとんでもない」のだそうだ。悲しいことだ。まぁ安宿は結構どこの街にでもあるものなのだが、極めて宿泊費の高いエリアで上の4つの条件を満たす宿はというと、これが他のエリアに比べてぐーっと少なくなる。っていうか、普通ない。

そんな中、今滞在している キエフのどまんなかにある The Hub Hostel (the HUB) はかなりいい線を行っている。

the hub.gif

まずはスタッフのお兄ちゃんが大層親切だ。宿なんか客商売なんだから親切で当たり前ではあるのだが、ビジネスの中でも「なんとかこの人の力になってあげたい」的気持ちというのは確実にあって、それは結構お客に伝わるものだ。この辺をあまり理解できていない昔ながらの観光旅館なんかはどんどん滅びているわけだが。今回は「アエロフロートの問答無用フライトキャンセル便名だけ同じまま翌日出発、しかも放置・待機時間6時間特に謝罪なし、てかむしろスタッフ怒ってるし」という素敵なイベントが発生したため、彼の親切さは身にしみた。

部屋もそこそこ清潔だ。旧CISの国だと「この値段でこの設備とメンテかよ!」的宿も結構あったりするのだが、the HUB の部屋はOECD加盟国水準だと言って良い。

そしてなんと言ってもここの魅力は、パブリックスペースの充実ぶりだ。部屋はさほど広くはないのだが、地下がすべてパブリックスペースになっていて、キッチンやリビングが自由に使える。コーヒーや多少の食材なんかも置いてあったりしてこれもかなりありがたい。私はスーパーで早速ビールと水、そして食材を買ってきたぞ。リビングにはネットが使えるPCもwifi環境もあり、床にごろごろできるスタイルだ。建物内前面禁煙なのも良いが、喫煙者には前庭にも同じスタイルの喫煙可能な場所がある。

そして気になるお値段は、ドミ1泊でUAH110 (約1100円)。最近はキエフにもゲストハウスが増えていて価格的には突出していないが、この内容でこのお値段は結構お買い得だと思う。

空港バスを終点のキエフ駅で降り、地下通路の反対側にある地下鉄の Vokzalna駅から1号線に乗り込み、お隣の Universytet駅で下車、多分一カ所しかない出口の前にある Tereschenkivska通りを右に体力次第で5分から10分、道路の右側に見える二つ目の公園が切れたあたりを左に入り注意深く探すと、the HUB Hostelは見つかる。こんなサインを見つけたら大当たりだ。

*追記 地下鉄はもう一駅乗って、teatraina 駅で降りた方が近くでした。

the hub 2.gif

あとは自分の部屋のwifiがもっと強く拾えればなぁ、だ。リビングではがんがんつながるのに、って、これ MASADAの時と同じ悩みじゃないか。

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