世界、大人の社会科見学!

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ミャンマー

2012ミャンマー30 ニャウンシェの街を更に散策した後、ウィンさんの伝統的ビルママッサージを受けた件

 
インレー湖観光のベースタウン、ニャウンシェでの散歩は続く。

ニャウンシェはさほど大きな街ではない。市街地の端から端まで長くて1km程度といったところだろうか。ミャンマーの小さな街としては前回紹介した博物館があるだけマシな方で、後は例によって市場や寺などを眺めることになる。とはいえこんな光景にも出会う訳で、油断はならない。絵はがきそのままの光景じゃないか、である。

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ヤダナマンアウン・バヤーを少し北に歩くと、そこは市場だ。ニャンウー同様商店が壁のように敷地を囲んでいて、通りに面したいくつかの入口には扉があり、夜は鍵がかけられる。ミャンマーではこのスタイルが一般的なのかな?扱っている物のほとんどは食料品や生活雑貨だ。

観光客が喜びそうな施設はないかと目をこらしたが、たいした物はない。人形劇の劇場があったけれど、昼間見ると結構しょぼいなぁ、である。夜6時、7時、8時半から公演があるようだけれど、ハノイの水中人形劇でもさほど面白いと思えなかった私が、ここで楽しめる気がしない。3000チャットとは結構なお値段じゃないか、という気はする。どうせ数千チャット払うなら、私ならここ…


 

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インレー湖観光のベースタウン、ニャウンシェでの散歩は続く。

ニャウンシェはさほど大きな街ではない。市街地の端から端まで長くて1km程度といったところだろうか。ミャンマーの小さな街としては前回紹介した博物館があるだけマシな方で、後は例によって市場や寺などを眺めることになる。とはいえこんな光景にも出会う訳で、油断はならない。絵はがきそのままの光景じゃないか、である。

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ヤダナマンアウン・バヤーを少し北に歩くと、そこは市場だ。ニャンウー同様商店が壁のように敷地を囲んでいて、通りに面したいくつかの入口には扉があり、夜は鍵がかけられる。ミャンマーではこのスタイルが一般的なのかな?扱っている物のほとんどは食料品や生活雑貨だ。

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観光客が喜びそうな施設はないかと目をこらしたが、たいした物はない。人形劇の劇場があったけれど、昼間見ると結構しょぼいなぁ、である。夜6時、7時、8時半から公演があるようだけれど、ハノイの水中人形劇でもさほど面白いと思えなかった私が、ここで楽しめる気がしない。3000チャットとは結構なお値段じゃないか、という気はする。

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どうせ数千チャット払うなら、私ならここだ。

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Win NyunT Traditional Burmees Massage。

9月に2013-14年版が出る有名ガイドブックにも掲載されている店で、人がいるようないないような雰囲気の割には結構混んでいる。実は私は前夜ここを訪れたのだが、「もう閉店まで予約でいっぱい」ということで出直してきたのだ。

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ミャンマーの隣にはマッサージで有名なタイがあり、ここシャン州はそのタイに隣接している。実際ヤンゴンあたりでもマッサージと言えばタイ式が基本らしいのだけれど、ここウィン・ニュン・マッサージで行われるマッサージは、ミャンマーの伝統的な技法によるものだ。どういう特徴があるのかというと、

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「8代続くトラディショナル・ビルマ・マッサージ」

「ストレッチなどタイマッサージと類似する点もありますが、圧(指圧)を加えるのではなく筋肉を揉みほぐすのがビルママッサージです。また、天井の梁を利用して体に乗る点も特徴的です。」

なのだそうだ。マッサージを行うウィンさんはトレッキングのガイドもやっていて、ネイティブな日本語の解説は「長いバス移動の疲れ、トレッキングの疲れを…」と営業モード的に続く。料金は1時間で5000チャット(約450円)。個人的には人形劇に3000チャット支払うよりこっちの方が良い。おっさんだからな。

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マットレスは4-5個並んでいるのだが、私が何回か来た時にはウィンさんとお母さん(?)らしい女性以外施術者はいなかった。夜に飛び込みでやってきても予約でいっぱいな訳だ。

伝統的なビルマ式マッサージは結構地味だった。タイのように「地味に痛いよぉそのストレッチ」的感覚もなく、中国の推掌のように「そのツボ効く効く」的感覚もない。じわあああぁと、体を揉みほぐされている感じだ。ヤンゴンのマッサージがほとんどがタイ式であることもなんとなく納得してしまう。天井の梁をつかんで体に乗るといっても、踏まれている方はうつ伏せだから分からないしな。

とはいえ、この地味なビルマ式マッサージも悪くはない。刺激が強くないので揉み返しもないし、施術後に休憩が必要になってしまうこともない。なんともミャンマーらしい優しいマッサージだ。ただ、このマッサージ、術後にシャワーを浴びることができない。

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「マッサージの後にはシャワーには入らないで下さい」

「なぜかと言うと…、マッサージの後体は熱くなり、肌から毒素を排出します。しかしシャワーは毒素を排出することを妨げてしまいます。その為、マッサージの後はシャワーに入らないで下さい。これはミャンマーの伝統的なやり方です。もしあなたがシャワーに入りたかったら、マッサージ前にして下さい。ありがとうございました。」

間違いなく日本人が書いた説明書きと、後半の非ネイティブ直訳的な日本語文がミスマッチで、なんとも魅力的なポスターだ。てか、誰が書いたんだろうね、これ。

ウィンさんは英語も話せるし、人柄も悪くない。海外でこういう日本語の手書きポップを見ると多少胡散臭い印象を受けてしまうのだが、ウィン・ニュン・マッサージに関してはそういう心配は要らない。それにニャウンシェの街をぶらぶらしても、どうせ散歩以外することはないのだ。1時間くらい伝統的なマッサージを受けるのは格好のアトラクションである気がする。

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