2012ミャンマー42 ヤンゴン、東京ゲストハウス
2012年初め、ヤンゴン・パノラマホテルは1泊$38の割にはまぁ悪くない、と言う印象だった。
部屋も簡素ではあったし、あてにしていたバスルームのお湯はバスタブを満たすことなく水になってしまったし、なのだが、ロビーのwifiが結構速かったり、スタッフが良く教育されていてなかなか気分が良かったりと、値段相応に快適ではあった。ただ値段相応に快適すぎたせいか1泊しか部屋を確保できなかった私は、翌朝には宿探しに出かけることになった。
「もう少しお金を出して良いホテルに泊まる」という発想が世間にあることは知っているが、私的にはミャンマーではパノラマホテルが予算の上限で、もう少し安い宿に泊まりたい。更にはこの時期のヤンゴンは妙に気温が高く、暑さに弱い私は寝るときくらいはエアコンが欲しかった。となると、ビューティーランド2、オキナワゲストハウス、 そして東京ゲストハウスあたりが候補となる。
東京ゲストハウス。
多分ヤンゴン唯一の日本人宿である東京ゲストハウスは、世界中を旅行してきた金子さんという日本人が経営している宿だ。宿の公用語は日本語で従業員も日本語を話すのはもちろん、他の評価の高い日本人宿同様、いろいろなことが「きちんとしている」ことが良い。宿の造り自体はさほど立派ではないのだが、この「きちんとしている」感が建物以上の安心感と快適さをもたらす。とにかく雑貨屋横の狭い階段を上ってみようでは…
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2012年初め、ヤンゴン・パノラマホテルは1泊$38の割にはまぁ悪くない、と言う印象だった。
部屋も簡素ではあったし、あてにしていたバスルームのお湯はバスタブを満たすことなく水になってしまったし、なのだが、ロビーのwifiが結構速かったり、スタッフが良く教育されていてなかなか気分が良かったりと、値段相応に快適ではあった。ただ値段相応に快適すぎたせいか1泊しか部屋を確保できなかった私は、翌朝には宿探しに出かけることになった。
「もう少しお金を出して良いホテルに泊まる」という発想が世間にあることは知っているが、私的にはミャンマーではパノラマホテルが予算の上限で、もう少し安い宿に泊まりたい。更にはこの時期のヤンゴンは妙に気温が高く、暑さに弱い私は寝るときくらいはエアコンが欲しかった。となると、ビューティーランド2、オキナワゲストハウス、 そして東京ゲストハウスあたりが候補となる。
東京ゲストハウス。
多分ヤンゴン唯一の日本人宿である東京ゲストハウスは、世界中を旅行してきた金子さんという日本人が経営している宿だ。宿の公用語は日本語で従業員も日本語を話すのはもちろん、他の評価の高い日本人宿同様、いろいろなことが「きちんとしている」ことが良い。宿の造り自体はさほど立派ではないのだが、この「きちんとしている」感が建物以上の安心感と快適さをもたらす。とにかく雑貨屋横の狭い階段を上ってみようではないか。
(いろいろな時間帯の写真が混じって申し訳ない)
ここの部屋数は全部で6室だったか7室だったか、とにかく少ないので満室のことが少なくないらしい。私は午前中に出かけてエアコン付きのシングル$14を確保した。シングルと言っても、ツインのマットレスを外に出すだけだけれど。ちなみに安い部屋にはエアコンはない。
窓はなく、まぁ正直部屋は寝るだけのスペースだ。細い廊下に並ぶ個室は多分似たような造りなんじゃないかと思う。それでもちゃんと掃除もされているし蚊帳もある。更にはバスタオルがついているのが泣かせるじゃないか。
共同のシャワーとトイレは3カ所ある。この規模の宿としては十分だと言って良い。お湯の出は良く、この点に関してはパノラマホテルに圧勝だ。
部屋が寝るだけのスペースなのだったら他の時間はどこで過ごすのかというと、ここ、外の風が気持ちよいダイニング兼ラウンジ(?)だ。
ここには日本語の本も置いてあるし、情報ノートもある。この情報ノートがかなり役に立つ。バガンやニャウンシェに行く前に読んでおけば良かったなぁ、だ。
そして特筆すべきなのが、部屋代に含まれている朝食だ。ここ東京ゲストハウスでは日本風の朝食を食べることができる。
どの程度の頻度で和食が出るのかは分からないが、少なくとも私の滞在中は全ての朝食が和食だった。ご飯も日本風の炊き方で懐かしい味だし、下の写真左上にあるのは自家製の納豆だぞ!バンコクなら輸入品だけじゃなくタイ産のものもあるけれど、ヤンゴンで納豆なんてこんな贅沢な話はない。うれしいなぁ、だ。
宿は町中にあり、歩いて5分もかからない場所にはスーパーもある。何か分からないことがあれば金子さんかスタッフに尋ねれば何でも教えてもらえる。「東京ゲストハウスに行ったけれど満室で泊まれなかった」という人が少なくないのも、とてもよく分かる。私も次のヤンゴンでは、到着後直ちにここに駆けつけて部屋を確保したいって思うもん。