世界、大人の社会科見学!

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ミャンマー

2012ミャンマー44 ヤンゴン観光のハイライト、シュエダゴン・パヤー、昼の部。

 
ここまでミャンマーの代表的な観光地を2週間程回ってきて感じたのは、「ミャンマーの観光地は基本的に寺院だけじゃないのか?」ということだ。

もちろんミャンマーも独立したひとつの国だし、風光明媚な場所だってある。街を歩くことだって楽しい。しかし外国人やミャンマー人を受け入れる「観光地」はどこもかしこも寺院や寺院の遺跡だ。今にも転がり押してしまいそうな奇岩であるチャイティーヨなんかだって、ミャンマー人の手にかかるとパゴダにされてしまっていて、ちょっと面白そうな場所は後付け的に寺院にしてしまう、という事情もあるのだろう。

そんなこんなで旅行中は何かって言うと寺院ばっかりを見ることになり、正直「もうお寺はお腹いっぱいだよぉ」的な気持ちであったのだが、それでもやはりヤンゴンでは素通りできない寺院がある。シュエダゴン・パヤー(シュエダゴン・パゴダ)だ。

ミャンマー最大の仏教寺院にして最大の聖地であるシュエダゴン・パヤーは、ヤンゴン市内から北に3-4km程離れた場所にある。東京ゲストハウスのスタッフに行き方を尋ねると、宿に近いバス停から209番のバスがシュエダゴン・パヤーを通るらしい。運賃は100チャットだったか200チャットだったか、とにかく安い。車体にはミャンマー文字の数字が書かれている場合も多いので、ここは英語の "Joq" に似た "209" の数字くらい読めると便利だ。

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バスは(渋滞にもよるが)30分もしないでシュエダゴン・パヤーの東門に到着する。

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パゴダのある内部へは階段かエレベーターでパゴダまで行くことになる。スタッフは外国人と見ると親切にエレベータに誘導してくれるが、左右の土産物店を見ながら階段を上るのもなかなか…


 

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ここまでミャンマーの代表的な観光地を2週間程回ってきて感じたのは、「ミャンマーの観光地は基本的に寺院だけじゃないのか?」ということだ。

もちろんミャンマーも独立したひとつの国だし、風光明媚な場所だってある。街を歩くことだって楽しい。しかし外国人やミャンマー人を受け入れる「観光地」はどこもかしこも寺院や寺院の遺跡だ。今にも転がり押してしまいそうな奇岩であるチャイティーヨなんかだって、ミャンマー人の手にかかるとパゴダにされてしまっていて、ちょっと面白そうな場所は後付け的に寺院にしてしまう、という事情もあるのだろう。

そんなこんなで旅行中は何かって言うと寺院ばっかりを見ることになり、正直「もうお寺はお腹いっぱいだよぉ」的な気持ちであったのだが、それでもやはりヤンゴンでは素通りできない寺院がある。シュエダゴン・パヤー(シュエダゴン・パゴダ)だ。

ミャンマー最大の仏教寺院にして最大の聖地であるシュエダゴン・パヤーは、ヤンゴン市内から北に3-4km程離れた場所にある。東京ゲストハウスのスタッフに行き方を尋ねると、宿に近いバス停から209番のバスがシュエダゴン・パヤーを通るらしい。運賃は100チャットだったか200チャットだったか、とにかく安い。車体にはミャンマー文字の数字が書かれている場合も多いので、ここは英語の "Joq" に似た "209" の数字くらい読めると便利だ。

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バスは(渋滞にもよるが)30分もしないでシュエダゴン・パヤーの東門に到着する。パゴダのある内部へは階段かエレベーターでパゴダまで行くことになる。スタッフは外国人と見ると親切にエレベータに誘導してくれるが、左右の土産物店を見ながら階段を上るのもなかなか楽しい。

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ちなみにエレベータはこんな感じだ。外国人用入場券はこのエレベータ乗り場で買うことができる。入場料は$5と、京都辺りの観光寺院と変わらない価格だ。チケットは結構頻繁にチェックされる上、購入日は何度でも再入場が可能なので、なくさないように保管しておく必要がある。

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階段なりエレベータなりで上に登ると、そこには高さ約100メートルの黄金の仏塔があり、それを取り巻くように60以上の仏塔/廟が並んでいる。塔にはルビーの眼を持つ仏像も奉納されていて、これは下に置いてあるモニタで見ることができる。中央の仏塔に貼られているのは金箔ではなく、数万倍の厚さを持つ金の板だ。さすがはミャンマー最大の聖地、気合いが違うなぁ。

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大パゴダを囲む回廊を歩いてみる。

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なんというか、もう、「壮麗」の一言に尽きるな、これは。

東京ドームより広い回廊には白い大理石が敷き詰められ、見上げれば金の板を張り付けた高さ100mのパゴダがあり、時間帯と場所にはよるが、例のルビーをはじめちりばめられた宝石が光る。ミャンマー国内に、これほど壮麗な場所はないだろう。バンコクのワットプラケオなんかも同様に豪華で壮麗な仏教寺院だが、シュエダゴン・パヤーの場合、ミャンマー国内のインフラがあまりに貧弱過ぎるため、ただ事ではなく豪華絢爛に見えるのだ。

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願い事担当の、2体のナッ神(精霊)。ちなみに願い事が叶うかどうかは、廟の前にある石を持ち上げてみて、それが軽く感じるか重く感じるか、という方法で連絡されることになっている。

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マハーガンダの釣鐘。18世紀シングー王によって作成された重さ23トンのこの釣鐘は、第一次英緬戦争のあった1825年に英国軍が本国に持ち帰ろうとして川に沈めてしまった。それを後にサルベージして戻したのが、この鐘だ。

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インド・ブダガヤの寺を模した、マハーボーディ寺院。パゴダには仏教説話が描かれている。

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もちろん仏像もいっぱいだ。というより、うじゃうじゃある。全てを拝もうとするとかなりのスタンプラリーになってしまいそうだし、お気に入りの仏様だけを拝むという手もありそうだ。

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私がシュエダゴン・パヤーに行ったのは1月だったが、それでも結構気温は高く、本気でパヤーを見て回ると結構疲れた。これが蒸し暑い雨期なんかだったら、結構大変な気がする。そんな時には、一回宿に帰るか、こんな場所で昼寝をするのも悪くない気がした。

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