2012釜山経由対馬2 エアプサン、成田→釜山線の機内食、など
プライオリティパスでシャワーで汗を流しランチでお腹が膨らんだところで、エアプサンBX111便に搭乗だ。
と、ここで気がついたのだが、このフライトはアシアナ航空とのコードシェア便だったのだな。機内サービスがかなり違うだろうし、「LCCとレガシーのコードシェアってどんなもんなんだろう?」と思わないでもないのだが、日本語版Wikipediaによると、「同社の新規就航路線は、既存のアシアナ航空が撤退し、全ての便をコードシェア便(共同運航便)としている」らしい。あちらの国では、航空業界のLCCシフトには日本より積極的のようだ。日本でもJLとジェットスタージャパンがコードシェアを始めてるくらいだもんな。
(この日の機材はA321)
「新興の低運賃キャリア」という意味ではエアプサンは間違いなくLCCなのだが、日本に乗り入れしている多くのLCCが「機内食、ドリンク、ビデオなどのサービスは全て有料」であるのに対し、エアプサンは機内食を始めとするサービスを無料で提供して……
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プライオリティパスでシャワーで汗を流しランチでお腹が膨らんだところで、エアプサンBX111便に搭乗だ。
と、ここで気がついたのだが、このフライトはアシアナ航空とのコードシェア便だったのだな。機内サービスがかなり違うだろうし、「LCCとレガシーのコードシェアってどんなもんなんだろう?」と思わないでもないのだが、日本語版Wikipediaによると、「同社の新規就航路線は、既存のアシアナ航空が撤退し、全ての便をコードシェア便(共同運航便)としている」らしい。あちらの国では、航空業界のLCCシフトには日本より積極的のようだ。日本でもJLとジェットスタージャパンがコードシェアを始めてるくらいだもんな。
(この日の機材はA321)
「新興の低運賃キャリア」という意味ではエアプサンは間違いなくLCCなのだが、日本に乗り入れしている多くのLCCが「機内食、ドリンク、ビデオなどのサービスは全て有料」であるのにタイし、エアプサンは機内食を始めとするサービスを無料で提供している。 ここではその内容を紹介してみる。
まず新聞。
新聞は「安価な最強の暇つぶしグッズ」だ。全てを読めば新書1冊分の活字を130円だかそこらの値段で売ってて、待たされるのがしかない乗客の退屈感を紛らわす。解約したiPhoneを暇つぶしグッズとして持ち込んでいる私にだって、あればありがたい。エアプサン、+1ポイントだ。まぁ、どうしても読みたかったら自分で買えばいいんですけど。
機内誌。って、これは他のLCCにもあったな。
ビデオ。
但し成田/プサン線ではエアプサンのプロモーションビデオが流されるだけで、映画の上映などはなかった。機内誌によると、プサン/セブなどの長距離路線では上映があるらしい。映画上映もタダじゃないもんね。
そして皆様ご期待の機内食。
フライドライス、パイナップル、オレンジジュース。確かビールもあったけれど、ラウンジで飲んでしまった自分はパスをした。フライドライスはいちいち暖めなければならない訳で、それなりに手がかかっていると思う。「豪華ではないが、食事が出るだけ良い」という感じだ。あ、食後のコーヒーなどもあって、これは素直にうれしい。
あとは最後まで読んでくれた人へのサービス情報。
エアプサンの機材にはオーディオチャンネルの設備があるが、イヤフォンは配られないし成田/プサン線のプログラムもない。しかし試しに手持ちのイヤフォンを繋いで見たら、1チャンネルでNHKのラジオ第1放送を聞くことが出来た。
これはなんとなく日本国内線機材の技、って印象があったのだが、エアプサンのルートだと釜山空港到着時まで聞き続けることができた。国内線でもよく分からないセレクションの音楽を聴くくらいなら落語かNHKのラジオを聞いている身としては、これはうれしい。2時間そこそこのフライトを、このラジオのおかげで結構退屈せずに過ごすことができた。
エアプサンの成田線に乗るなら、その辺の100円均のもので良いから、一つイヤフォンを持って行くことをお勧めする。
ちなみにエアプサンと安ホテルを組み合わせたツアーは、円安になった現在でも2泊3日で13512円からある。