世界、大人の社会科見学!

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タイ/マレーシア/インドネシア/ブルネイ

2013 タナトラジャ/ジョグジャ3 マレーシア・クアラルンプールのトランジットでは、1泊970円の Tunehotels KL Downtown に泊まってみた件

バンコク泊の翌日は、クアラルンプールまでの移動だ。フライトは朝9:05発のTG415便。8時までにチェックインをすれば間に合わないこともないのだけれど、余裕を持って6:30ホテル発のシャトルを予約しておいた。この判断は結構正解で、スワンナプームのAカウンターにはちょっとだけ列があった。ここはビジネス/ファースト専用なのだけれど、時間帯によっては2-3人を待つ列に並ぶことになる。

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実は時間に余裕を持ってチェックインしたのには理由がある。スワンナプーム空港のタイ航空ラウンジ、いや、正確に言えばラウンジ奥の出口向かいのロイヤルオーキッドスパラウンジでは、ビジネスクラス利用者は30分間のフットマッサージかネック/ショルダーマッサージを受けることができる。日本で必死に働いて来た私に取ってこれは魅力だ。スパは朝の6時にはオープンしている。結構空いているのは、このサービスを知らない人も少なくない、ためだろうか。Webを見なければ、こんなサービス分からないもんな。

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タイの古式マッサージには、フットマッサージとかネック/ショルダーマッサージと言う技法はなかったはずだが、細かいことはどうでも良い。今回はネック/ショルダーマッサージをお願いしてみたが、筋肉を直接揉みほぐすようなスタイルの指圧的なものだった。これはこれでなかなか良い。30分限定と考えると、むしろこのスタイルの方が良いのかもしれないな。

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肩と首のこりを取ってもらってから、タイ航空/ロイヤルオーキッドラウンジで朝ご飯。血行が良くなったせいか、おなかぺこぺこだ。まぁ特にマッサージがなくても、私はこれくらい食べるんですけど。

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バンコク発クアラルンプール行きのTG415便の機材はB777だったのだが、どうやら777-300ERだったようで、またしてもスタッガードシートだった。よしよし、2時間ちょっとのフライトだけれどもう少し眠れるな。飛行機の快適さはシートがほぼ全てだ。別にA380じゃなくなって、このシートで寝させてもらえれば私は十分幸せだ。

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ミールはオムレツを選択。ええ、もちろん全ていただきましたとも。

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クアラルンプール国際空港/KLIAからは、バスでKLセントラルに向かう。約1時間と鉄道の倍時間はかかるけれど、運賃は10リンギットと鉄道の3分の1以下だ。エアアジアの発着するKLLCのような8リンギットのバスがなかったのは、KLIAではあまり価格競争が行われていないからかもしれない。

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バスの終点KLセントラルからモノレールに乗り換え8駅、約20分程で Tunehotels KL Downtown に到着する。

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私はここのシングルを、32リンギット(≒970円)で予約した。
キャンペーンだが、40リンギット前後の料金はこのホテルでは珍しくない。もちろん多くの人が語っているように、タオルや石けん/シャンプー、テレビ、エアコン、wifiなどは別料金で、これら全てを含む "Cozy package" をつけると税込み40リンギットの追加、 つまり合計で約80リンギット(≒2400円)になる。でもね、これだって十分に安いよ?

チューンホテルズ効果もあってか、クアラルンプールには結構安くて快適な宿は少なくない。清潔なドミもあるし、100リンギットも出せば My Hotels などの新興安ホテルチェーンにも泊まることができる。しかし Tunehotels KL Downtown にはなかなか敵わない。まず、Tunehotelsはエアアジアブランドだけだって、部屋が清潔だ。

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部屋には机や椅子はない。壁に据え付けられてテレビの下に板があるのでそれを引き出し、ベッドに座って使う。試しにフロントで「椅子借りれます?」と聞いたら、申し訳なさそうに「ないんです、ごめんなさい」と言われた。

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決して広くもゆったりもしていないし机や椅子もないのだけれど、清潔感は十分で、このあたりがさすが国際ブランドホテルだと思わせる。街の小さな安ホテルでたまにある「不徹底な掃除」的現象はまずない。また基本料金には、セーフティーボックス、ドライヤー、扇風機が含まれていて、結構これだけでも泊まれてしまうのだ。

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本当にエアコンなしで泊まれるのかというと、これが泊まれる。

Tunehotelsでは、エアコンなどのパッケージは必要だと感じた時点で購入すれば良い。チェックインの時には "Cozy Package" を購入したけれど、フロントデスクの「別に泊数分パッケージを買う必要はないですから。必要になれば追加すれば良いですよ」との助言に従い、パッケージは1拍分しか購入しなかった。パッケージのサービスが切れた時には、テレビやエアコンの電源は切れるしwifiもつながらなくなるのだけれど、一度借りたタオルは回収されることはないし、使いかけの石けんやシャンプーもそのままにしてくれるので、結局パッケージの追加購入をすることなくシャワーを浴びて眠ってしまったのだ。むしろ、エアコンをつけっぱなしで寝たら寒くて、明け方エアコンを止めたくらいだったもんな。結構昔泊まったトイレ/シャワー共同エアコンなし30リンギットの宿より数十倍快適だ。1階にコンビニが入っていること、コインランドリーがあるのもポイントは高い。

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最寄り駅のメダン・トゥアンクまでは徒歩で3分、屋根のある通路もあるので雨の日でも濡れることはないし、繁華街のブギッ・ビンタンまでモノレールで3駅だ。目の前には中規模のショッピングモールもあるし、10分も歩かないでそごうにも着く。ロケーション的にはかなり便利だ。「治安が良くない地域」と言う人もいるけれど、普通に過ごしている限り全く問題はない。

マレーシアのホテルは、内容の割に安いところが少なくない。KLセントラルにあり交通至便なヒルトンは500リンギット(≒15000円)台からあるし、水曜どうでしょうで4人組が泊まったホテルイスタナに至っては7000円台だ。しかしTunehotels KL Downtownエアコン/wifiなど付きで2400円、安宿モードなら1000円で済み、しかもその時の気分で切り替えることができるというプランは、あまりに強力過ぎる。これからしばらくの間、クアラルンプールのホテルは Tunehotels になってしまいそうだ。

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LCCT近くのtunehotelsは、平気で1泊150リンギットとか言ってくるので、よほど切迫した事情でもない限り泊まらないけどね。ダウンタウンの5倍は、あんまりだと思うぞ。



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