水曜どうでしょう祭 UNITE2013
2016/07/30
タナトラジャ旅行記の途中ではあるけれど、やっぱりここに記録しておく。だってこのブログは私の旅行日記だもんな。
今回は、水曜どうでしょう祭 UNITE2013 への旅だ。
2005年に次ぐ第2回目の水曜どうでしょう祭りは、当初2012年に実施される予定だった。
しかし公式ホームページの藤村氏の日記で2013年への延期が公表され、この時点で「藩士」ことどうでしょうファンは、「2013年のどうでしょう祭がいついどこで開催されるか?」の情報に神経をすり減らす日々を送ってきた。ま、まぁ私だって、DVDは全て持っているし、原付でベトナムも走ったし、水曜どうでしょうは、それ程嫌いという訳ではない。一応、ごくたまにいい加減な気持ちで公式サイトを見るなどして、「例のばかばかしい祭りはいつやるんだ?」と、気にしていないでもなかった。か、軽い気持ち、でねっ!
そして5月8日、水曜どうでしょう祭 UNITE2013の日程が発表となった。
2013年の水曜どうでしょう祭は9月6日から8日の3日間、札幌市真駒内で開催されるらしい。ふーん、そうなんだ。あのばかばかしいイベントは9月の週末なんだ。そうか、じゃぁ、そりゃ、おま、
何があっても宿を確保しなきゃなんないじゃないか!
「メシより宿」は藩士の常識だ!!
宿の予約日が日程の発表日であることに私の焦りを感じる方がいるかもしれないが、こういうイベントはとにかく動かなきゃだめだ。「宿が取れたってチケットが買えるかどうか…」とかつまんないことで悩んでいては勝ち残れない。プラチナチケットなのは分かっている。しかし、なんらかの形で「祭りに行くんだ!」という強い意志を示さない者に、チャンスは訪れない。
宿が取れたら次は飛行機だが、これは当日最安値だったエアアジアを確保した。JTBの主催する公式ツアーがあることも分かってはいたが、とにかく安く旅行したい人である私は、日程を知った直後に祭価格を設定していないホテルとLCC航空券を確保することで強い意志を示した。JTBがツアーを主催するからにはこの期間代理店に激安ツアーが登場する確率は低い。個人旅行派が安く祭に参加するには、この方法しかないのだ。
ちなみにこのホテルクレール札幌は、小規模なビジネスホテルだけれど部屋は20平米以上あるしウォシュレット付きのトイレとバスルームは別だし、地下鉄の駅からは近いしすすきのにも歩いて行けるし、その癖価格帯の設定は低めで、知る人ぞ知るコストパフォーマンスの高い宿だ。どうでしょう祭の期間中にこの宿を取れたことを、私は多少自慢する。この後札幌のホテルの値段を調べたら、どう考えても似たようなクラスの部屋が、数倍の値段だったもんなぁ。
そして2013年9月7日。
(よく見ると、藤村/嬉野両氏のサインがある)
新千歳空港の中だけでも結構な盛り上がりだ。熱狂的とまでは言わないが、うちの近所の西友が西武がプレーオフにも参加できないでシーズンを終えた年の「ご声援ありがとうございましたセール」程度の盛り上がりは見せている。一民放地方局のイベントが公共のスペースである空港をここまで染めたのだから、これは素直に評価して良い。さっそく祭会場に向かいたいところだが、そこはどうでしょう祭、はやる心を抑えて定点観測も執り行わなければならない。
(平岸高台公園。これを見て「だから??」と思った人は、今回の記事は理解不能だと思う)
(ファンの記念撮影に応じる土井プロデューサー。ちなみにサービス精神満点の土井さんは「こんな子どもがあんなひでぇ番組見て大丈夫か?」「会場のぼったくり飯食うの?」などの各種暴言で、列に並ぶファンを楽しませてくれた。とにかく客を喜ばせようと人の道を外れかけた言葉を発するあたりは、もう、テレビマンの鑑だ)
日頃の展示品のほとんどが祭会場に行っているのに、局内は結構な人混みだ。
(このガチャポンは祭会場のみならず、空港の土産物屋にもある。私を含め良い年の大人がしゃがんで100円玉を必死で詰め込む姿は、尊くも美しい)
そして真駒内競技場。
どうでしょう祭の会場は2ヶ所に分かれている。アイスアリーナでは展示系の企画が、競技場ではステージイベントが行われ、その両方に様々な売店がある。アイスアリーナ会場はこんな感じだ。
一部を除き、売店での買い物には「どう券」という金券を購入しそれを使うことになる。タイやインドネシアのフードコートみたいなもんだな。ただし、タイやインドネシアのフードコートと違い、この「さいどう券」は再両替できない。再両替できないのにも関わらず、オフィシャルグッズの店などは結構な行列だし売り切れの品も多く、なかなか「どう券」を買う金額とタイミングが読めない。大きな会場でお金を扱うにために、この金券方式はひとつの手段ではあるけれど、正直現金を使わせて欲しかった、と思う。
まぁこのイベントのメインは、何と言ってもステージだ。
(イベントは一切撮影禁止のため、ステージの写真はこれしかない)
このステージの上で、例の4人(+α)がDVDの副音声のようなぐだぐだした話でファンを楽しませる。これだけでも藩士とっては、飛行機に乗ってはるばる北海道にやってくる価値があるのだ。
どうでしょう出演者によるトークイベント以外にも、結構おもしろいバンドの演奏とか、かなり良く出来た花火とか、客を楽しませる企画はあるのだが、やっぱりメインはトークショー、そしてファンなら涙を流して喜ぶ、どうでしょう新作の上映(第3話まで)がある。ここまでしていただいて1日3500円。もう、成田と千歳、2往復してから会場入りしたって構わないですよ!
仕事も子どもの学校もあり3日間全てには参加できなかったが、それでもどうでしょう祭は楽しかった。食べ物や飲み物は想像より地味で割高だったし、オリジナルグッズはあまり買えなかったし、アリーナのソフトクリーム屋が手持ちで振り回す旗のおかげでステージが見えにくかったし、女子トイレがどこもかなりの混雑で娘が困惑したりもしたが、それでもものすごく楽しかった。次回も絶対行く。間違いなく行く。
「結局チケットはどうやって取ったんですか?」みたいな質問を知り合いに受けたが、それには「もうね、自分にできる努力は何でもやるだけですよ」という公式見解を述べるのと同時に、「人気チケットって、お店の端末やPC/スマホより、なぜかガラケーの方がサーバに入りやすくて、結構買えたりするのかもしれないけど」位のことは、最後まで読んで下さった方へのお礼として、書いておかないでもない。
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