世界、大人の社会科見学!

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2013 タナトラジャ/ジョグジャ7 マカッサルからランテパオまでの夜行バスで眠れない上に酔い、辛い想いをした件

マカッサルからタナトラジャの観光拠点であるランテパオまでは、数社がバスを運行している。
最大の大手が Litha&Co であり、先にも書いたようにノンエアコンからデラックス(と自称する)バスが昼行/夜行併せて1日6本のバスを運行している。個人的にはほとんど眠ることができない夜行バスは苦手なのだが、今回はあまり贅沢を言える状況ではない。涙を飲んでの夜行バスだ。お尻の肉が取れる夢を見なければ良いと思う。

Litha社は、唯一自前の大型バスターミナルを持っている。Jalan Urip Sumoharjo 沿いにあるリタ社のバスターミナルまでは、MTCの脇から"H"のペテペテで3000ルピアだ。(マカッサルではペモのことをペテペテと言う)マカッサルに限らず公共交通機関が充実していないインドネシアでは、このペモ/ペテペテを乗りこなせないと市内の移動にかなりお金がかかってしまう。スリなどに遭う確率も高くなる諸刃の刃だけれど。

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(運賃の相場とルートは、ホテルで確認しておいた方が良い)

Jl. Urip Sumoharjo で道路右側にこの看板が見えたらリタ社のバスターミナルだ。リタ社を含め各社が利用するバスターミナルより5キロ以上市内に近い。

litha bus b02.gif

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(もちろんここにもチケット売り場はある)

我がランテパオ行き "Master Piece"。

litha bus b06.gif

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ターミナルに何台もの ""Master Piece" が入ってくることを見ると、これはこのタイプの車体、つまり「比較的新しいエアコンとエアサスペンションが付いているベンツのバス」につけられたニックネームのようだ。車内はこんな感じだ。

litha bus b08.gif

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普通の観光バスよりは多少ピッチの広い4列シートがあり、レッグレストはほぼ水平にまで上がる。リクライニングは+30~40°(120-130°)位だったかな?B737あたりの古いビジネスクラスを思わせるシートだ。ただのバスよりはかなり快適なのだが、ゆっくり眠れる、といったシロモノじゃない。更に車内はかなり寒く、トイレはない。

Litha社のターミナルを出たバスは、30分程走り各社が利用するバスターミナルに入るのだが、ここで乗客は全員一度降ろされ徒歩でバスターミナルへ入り、この際乗客は1000ルピアの施設利用料を支払うことになる。微妙に釈然としないけれど、ここから乗ってくる客もいるもんなぁ。

litha bus b10.gif

多少は余裕があると言ってもそこは4列シート、座席は狭く、そして寒い。一応毛布は提供されるので、それにくるまって膝を抱え、目を閉じ、なんとか眠ろうと努力をする。私はもう若くない。夜行バスはずっと避けてきたのだが、今回みたいに選択肢がない場合だってある。マカッサルからランテパオまでの所要時間は、毎度お馴染み日本語有名ガイドブックによると8-9時間、ネットでも8時間と書かれているケースも多いけれど、Litha社のスタッフ曰く、普通10時間、11-12時間かかることもあるらしい。


大きな地図で見る

今回バスで闘った敵は、狭さ寒さ眠れないのにやってくる眠さだけではなかった。私は久々に乗り物に酔った。

考えてみれば当たり前だ。標高800メートルの山中にあるランテパオに行くとなれば、それは峠道だ。しかもインフラが十分には整っていないインドネシア、当然狭くて細い道になる。外の様子が分からない暗い道のコーナーで体を揺さぶられると、まるで遊園地のアトラクションのようだ。アトラクションは5分で終わるけど、こっちは10時間。これはきつい。

ランテパオを発着するバスに乗るときには、酔い止めは必須だよ、みんな。(ノД`)


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