世界、大人の社会科見学!

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2012黒海西側を行く8 チェルノブイリ1日ツアー②/チェルノブイリ市の売店で記念品を買う

 
チェルノブイリ市は、原子力発電所の南東20km弱の場所にあり、ここには原発事故処理に従事する作業員たちが住んでいる。私たちを乗せたワゴン車は、このチェルノブイリ市にある売店に停車した。ガイガーカウンターを取り出してみたが、示される数字は例によって当時の柏市内と変わらない。いや、むしろ低めの数字だ。

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売店は、ぱっと見、日本人の感性だと「準備中」を思わせる外観なのだが、ロシアや旧CIS諸国、東欧あたりではこれが鋭意営業中の姿であることは普通だ。さすが旧共産圏、売店と言えどもあまり派手な看板による腐った資本主義的営業活動は行わないようだ。というより、ここ以外買い物する場所なんてなさそうだから、放って置いても客は来る。あまりぱっとした物は売っていないのだけれど。 

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ほとんど生活必需品しか売っていない中、恐ろしく工夫のない"Чорнобиль(チェルノブイリ)"と書かれたプラスチックプレートがあったので、購入してする。どうやら私は、この土地を訪れたことを思い起こす記念品が欲しかったようだ。こういう素直な気持ちが自分の中に残っていることに驚いたが、これはきっと心の片隅のどこかに「もう2度と来ることがないかもしれない」という気持ちがあったからだろう。ちなみに"Чорнобиль"は、私が見た瞬間に理解することができる数少ないキリル文字となった。

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売店の前には消防士のモニュメントがある。チェルノブイリ原発事故に最初に出動したのは33名の消防士であり、2名の消防士がその日のうちに、他の方々も全員亡くなったと言われている。その日のうちに亡くなる程の急性放射線障害とは想像を絶する。このモニュメントの後ろにあるのはやはり消防隊員の宿舎らしい。そうだよな、事故処理作業の現場にだって消防隊は必要だよな。

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チェルノブイリ市内に入る少し前には、「村の墓地」がある。原発事故で廃墟となった村の看板が並ぶ小径があり、その道を行って戻ろうとすると、名前が斜線で消されている。

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この中には"Чорнобиль"の文字もあったが、皮肉なことにチェルノブイリは事故処理の前線基地として蘇っていた。原発の北西約2kmの場所にあった原発で働く人とその家族が住んでいたプリピャチ市が完全な廃墟と化しているのに対し、チェルノブイリ市には生活の匂いがあった。売店の品揃えは日本の離島のより悪かったけれど。


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