世界、大人の社会科見学!

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ロシア/ウクライナ/モルドバ/ルーマニア/トルコ

2012黒海西側を行く20 治安がイマイチなブカレストの快適な中級ホテル、Hello Hotels

2016/09/05

ルーマニアの治安は、あまりよろしくない。

国土の一部が別勢力に占拠されているモルドバや、半分内戦に近い今のウクライナのような政治的な不安定さはないのだが、「単純に犯罪が多い」という意味での治安が良くないのだ。どうしようもなく危険と言う程ではないけれど、「ルーマニアは多少治安が悪いのだな」と意識することは間違いではない。特に首都ブカレストでは、国内の路上犯罪の4割以上が起きている、という現実もある。更にはそのブカレストの中でもノルド駅周辺は犯罪が多いエリアだ。モルドバからの列車は、そこに到着したわけだ。

ルーマニアに一般犯罪の多い理由は、EC加盟後の経済発展がもたらす貧富の格差、特に1989年12月に革命軍の手によって銃殺されたチャウチェスク元大統領の人口増加政策に伴うストリートチルドレンの多さが理由の一部だ。「チャウチェスクの子どもたち」とも呼ばれるこのストリートチルドレンは、ブカレストに1000人いるとも10000人いるとも言われる。1989年に生まれた子どもは今25才のはずだが、その次の世代のストリートリルドレンも少なくないようにも思う。実際私もノード駅近くでビルの横に横たわって動かない20代くらいの青年(多分死んでいた)を見たし、ブカレストでの日本人学生ボランティア殺人事件がおきたのも、私がブカレストを発った数日後だった。ブカレストのノード駅に到着した私は、駅構内のマクドナルドでコーヒーを注文し、歯を磨き、店内のwifiで今日の宿を検索してみた。荷物を抱えてふらふらするより、まずは今夜の宿を確保したい。キシナウと違って、ブカレストに泊まらないことはあり得ない。

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お、いいところがあったぞ?駅から400m(歩いて5分)程度で、wifiもエアコンもホットシャワーもある個室で31ユーロ、しかも口コミによるとなかなか清潔で快適らしい。ブカレストの有名な安宿であるHostel Mostelだって夕食のパスタとビール付きとはいえドミで最低10ユーロ、個室は最低25ユーロする。しかも駅から20分は歩く。だったら、ここ31ユーロで予約しちゃえ、だ。ホテルは、Hello Hotels Gara de Nord と言った。

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駅からの道は、普通に歩いているだけでは治安の問題は感じない。途中にデリも2-3軒あって安く食事もできる。でも暗くなってからは女性は一応周辺に気を配りながら歩いた方がいいのかもしれないな。まぁ、これはどこでも同じなのだけれど。

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部屋は極めて快適だった。室内の椅子はプラスチックだし3-4枚あるタオルは全て同じサイズだし、ヨーロッパ的重厚感はかけらもないが、清潔で居心地が良い。無料のネットもそれなりの速さで、なんというか、tunehotels の部屋を広くしてエアコンやタオルのオプションを無料にしたような感じだ。

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ホテルのすぐ側には小さな市場が有り、果物や飲み物などはそこで安く買える。ある日の夕食は市場で全品をそろえてみた。ビールも水もカップ麺も市場で買える。メインはカップ麺、貧相で申し訳ない。

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Hello Hotels は正解だったと思う。治安があまり良くない地域とは言え、「駅から歩いて400メートル」は大きい。キエフ、オデッサとゲストハウスばかりに泊まってきたので、久々の「ホテル」が、特に快適に感じたのかもしれないけれど、次回ブカレストに行ったときも、ここに泊まる予感がする。


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