世界、大人の社会科見学!

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2012黒海西側を行く25 大観光都市、イスタンブールの安宿街

 
イスタンブールは、良く「アジアとヨーロッパ、2つの大陸にまたがる」などという言われ方をするが、私には納得できない。お約束では「市内のボスポラス海峡西側がヨーロッパ大陸で東側がアジア大陸」ということらしいのだが、そんな馬鹿なこと誰が決めたんだ?橋の手前がヨーロッパで向こう側がアジアだなんて馬鹿な話、あってたまるか、だ。そんなこと言ってると少し足りない旅行者が橋を行ったり来たりして「俺、アジアとヨーロッパを往復した」とか言い出すし、もちろん私もそうした。

Bosporus 01.gif

が、こういう大仰なことを言いたくなる気持ちは、まぁ、少しは分からないでもない。かつてイスタンブールはローマ帝国、ビザンチン、ラテン帝国、オスマン帝国の首都でもあった。東西の文化が混じり合う大都市であり、当然その歴史も古く見所も多い。「イスタンブールにはアジアの文化もヨーロッパの文化もある」という思いがく「アジアとヨーロッパ、2つの大陸にまたがる」とか言わせちゃうんだろうな。同じ黒海沿岸でも北部のクリミアとか東部のグルジアとかはそんなこと言わないし。

イスタンブールは大観光都市だ。おまけにトルコは親日国家でもあるので、日本人にはなかなか居心地が良い。物価もヨーロッパだと考えればまだまだ安い。黒海西部南下ルートの目的地がイスタンブールになるのは、個人的には大変にごもっともなことなのだ。

大きな町なのでいろいろな場所にホテルはあるが、バックパッカーが集まる安宿街はスルタンアフメットモスクの裏側だ。スルタンアフメットモスク/公園の南西から国鉄のCankurtaran駅までの坂道には、ドミトリーから中級ホテルが集まっている。私はCankurtaran駅前にある Hotel Ipekyolu という中級ホテルを39ユーロで前日に予約しておいた。

istanbul 001.gif

Hotel Ipekyolu 01.gif
(このホテルでは、窓を確保する努力が必要となる)

宿が集まると言うことは、競争原理が働く、ということだ。エアコン、wifi、朝食付きの清潔なホテルがバカンスシーズンに39ユーロなのは悪くはない。他のエリア(「アジア側」の繁華街ではなく、市内西部)に行けばもう少し安いホテルもあるが、エリアの治安や観光の利便性などを考えると、スルタンアフメット地区に泊まることは悪くない選択だと思う。イスタンブールの観光の中心部であるこのエリアでは、食後の散歩でこんな光景の中を歩くことができる。

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