世界、大人の社会科見学!

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フィジー/ニュージーランド/オーストラリア(/シンガポール)

2014フィジー10 世界最強のB777ビジネスクラス、シンガポール航空SQ241便

 
 誤解のないように最初に書いておきたいが、私は基本的にエコノミークラス利用者だ。
たまにビジネスクラスやファーストクラスに乗っているのは、航空券の価格差が小さくてエコノミーを買うのがかえってもったいないとか、マイルの特典なのでエコノミーで発券するのがもったいないとかそういう場合だけで、普段はエアアジアXの3-3-3 A330だって全く苦にならない。ただ、お安くビジネスクラスに乗ることができるチャンスがあるのにそれを見逃す程お人好しでもなく、今回のマイレッジプラスによる特典旅行は「どう考えてもエコノミーで発券する方がもったいない」という状況で、その6フライトの中で私が一番楽しみにしていたのが、シンガポールからシドニーへ向かうSQ241便だった。

シンガポール航空のビジネスクラスにも機材によって何種類かのシートがあるが、収入の大きそうなシドニー路線にはA380とB777-200を飛ばしており、シンガポール航空はA380に比べれば機材的に見劣りのするB777にも基本横4列の長距離路線用シートを導入している。機材繰りの問題もあるので正確なところはウェブで機材を確認する必要があるが、予約日の機材にこのシートマップが出れば当たりだ。

SQ241 seatmap.gif
http://www.singaporeair.com/ja_JP/flying-with-us/ouraircraft/

マイレッジプラスの特典旅行でフィジーに行くには基本オークランド経由になる。特典航空券にはシンガポールからいオークランドまでの直行便に空席があったにも関わらず、私はSQ241を使うシドニー経由を選択した。

だって、こんなすごいビジネスクラス、マイルの特典旅行でもなければ乗れないじゃないか! ちなみに同じスタイルのシートを使っているA380のビジネスクラスを、シンガポール航空はマイルの特典旅行には開放していない。B777-200のSQ241便は、シンガポール航空が誇る世界最強のビジネスクラスをマイル特典で体験できる極めて貴重なフライトなのだ。 飛行機好きの私はわくわく感を必死で押さえつつシートに向かう。

SQ241 01.gif

SQ241 02.gif

うわぁ、4列シートだぁ!
767でも787でもA330でもないぞ。B777で横4列だぞ!

SQ241 03.gif

SQ241 04.gif

SQ241 08.gif

なんだか、もう「ゆったりしている」とか「ゆったりしていない」とか言う気も起きない。

この写真だけを見るとフルフラットにならないようにも思えるのだが、それはシートの横幅がやたら広いためにそう見えるだけで、当然眠るときにはシートはフルフラットになる。ただその姿勢は機体前方に直角に、ではなく、長方形型のシートスペースを斜めに使う感じだ。身長180の私でも体を伸ばして眠ることができるが、足元は上体部分よりやや狭くなる。

ちなみに足置きはこんな感じで、

SQ241 05.gif

ベッドメークをしてもらうとこんな感じ(乱れていて申し訳ない)で、

SQ241 06.gif

その時の視野はこんな感じだ。

SQ241 07.gif

機内食は意外と普通だ。いや、ビジネスクラスの機内食として十分なクオリティなのだが、シートがあまりに凄すぎるので「意外と普通」などと書いてしまう。SQ241便では朝食と夕食の2食がサーブされた。

SQ241 09.gif

SQ241 10.gif

SQ241 11.gif

SQ241 12.gif

SQ241 13.gif

更にシンガポール航空は飲み物のバリエーションも豊富で、去年発見したカリフォルニア物よりはかなり旨い1本あたり425円換算の箱入りチリワインを通販で愛飲している私には「その名前本かネットで聞いたことある」というレベルのものがどんどん出てくる。近くの席には朝っぱらからシャンパンを開けさせてミモザロワイヤルを作らせている乗客もいた。朝からミモザかよ!である。

年がばれてしまいそうだが、私がはじめて乗ったビジネスクラスは日本航空の初代エグゼクティブクラスで、そのシートとミールは「エコノミープラスα」というのが適切なレベルだった。しかし、その後航空会社はこのビジネスクラスを主要な収入源と考えサービス競争が始まり、ついにはこのSQ241便クラスの物が登場した。少し昔のファーストクラスより快適で、基本エコノミークラス利用者は「ビジネスクラスもここまで来たんだ」としみじみと思ってしまう。

私がこの旅行で利用したルートは、今では60000マイルが必要になっているが、このSQ241のビジネスクラス体験できるだけでもその価値はあると思う。世界最強のビジネスクラスをはじめ全日空やニュージーランド航空のビジネスクラス(これもある意味世界最強レベル)、更にはまずビジネスでは予約が入らないニュージーランド航空の短距離路線3フライト、合計6フライトが60000マイルなのは、まだまだ割安なのではないだろうか?

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