フィジー/ニュージーランド/オーストラリア(/シンガポール)
2014フィジー15 ナンディの安宿、バンブーバックパッカーズ(Bamboo Backpackers)についてもう少し詳しく書いてみる、その1
前回も書いたが、フィジー到着時の安宿として、バンブーバックパッカーズはなかなか理想的な宿だ。まず何より安い。フィジー旅行記の間何度も書くことになると思うのだが、フィジーは物価が高い。「SQ241にも乗れる大判振る舞いのユナイテッドの40000マイル南太平洋ビジネスクラス特典の目的地としては、他の島より物価が安い」という理由で選んだフィジーなのに、それでも物価は高い。「提供される物やサービスの質に対しての価格が割高だ」と書く方が正確かもしれない。そして物価が高い観光地としてはありがたいことに、バンブーバックパッカーズにはドミトリーがある。私は個室を取ったけれど。このドミトリーにラックレートでFJD15、予約サイトだと2割引くらいで泊まれることはありがたい。フィジーでは現地価格の食堂で焼き飯を食べてもFDJ5くらいは飛んでしまう国だ。
そしてこの宿には、そこそこの速さの無料wifiがある。フロントデスクの近くの小部屋やレストランエリアでしか使えないけれど、フィジーでwifiが無料というのはかなり画期的なことなのだ。最近の傾向として、良いゲストハウスではwifiが自由に使えるところが多いが、wifiが割高なフィジーでというのが偉い。ちなみにデラナウの某ホテルでwifiを1時間使ったら、ここのドミ1泊分のフィジードルが消えてなくなる。
ちなみにフロントの海側はレストランで、wifiはここにも届く。但し宿泊者が唯一利用できるこのレストランは、ビールこそ雑貨屋でFJD3のものが冷やされていてFJD5とそこそこ良心的(?)だが、焼き飯がFJD15と食事は完全な観光地価格だ。ちなみに周辺には食事の出来る店は1軒もなく、暗くなると閉まってしまう最寄りの雑貨屋にはパンと缶詰くらいしか売っていない。昼間買い出しに成功しない限り、ドミの部屋代と同じ価格の焼き飯を食べるしかないのが、この宿唯一の弱点と言って良い。
宿は海岸にあり、小さいながらプールもある。この辺の海は高級リゾートホテルが集まるデラナウエリア同様そんなにきれいな海ではないが、まぁ、水遊びくらいはできる。私がビーチにいたときには海に入っている人はひとりも見なかったけれど、水着で肌を焼いている人は何人かいた。1回バタ足をしたら頭をぶつけてしまう小さなプールも、火照った体を冷やすためなら使えるんだろうな。
ナンディには他にもドミトリーのある宿があり、海岸ではなくそこそこの街中に小さいながらとりあえずは泳げるプールが2つあるドミトリーのあるホテル、なんてのもあり、実は私はここにも1泊した。
ここは(明るい時間なら)大型スーパーやレストラン、更にはバス停のある幹線道路にも歩いて行けるし、個室には朝食もついていたりとそれなりに悪くないホテルだし、更には後日紹介することになると思われる「ナンディのミンタロハット」 (ミンタロハットとは山形にある大好きなゲストハウスで、私は素晴らしいゲストハウスを見つけると「~のミンタロハットと賞賛する習癖がある) もある。
しかし、安宿派が初めてのフィジーで情報を収集したいのなら、という前提で、私の一押しはやはりここ、バンブーバックパッカーズだ。無料のwifiと各国から集まっているバックパッカーで情報収集に困ることはないし、スタッフも親切だ。これがホテルならコンシェルジェに相談、ということになるところだが、バンブーのスタッフや客と話すときには「限られた予算についての説明」という前段階が不要な上に、個人旅行者の好みそうな情報が山程ある。私は初フィジーここに2連泊したことは大正解だったと確信している。しかも、この宿には他にも無料アクティビティなるものもある。
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