世界、大人の社会科見学!

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台湾

2015 台湾桃園ベースの旅5 桃園駅前から5005番バスで行く山峡老街

 
大渓・慈湖エリアを回るには極めて便利な桃園ベースの台湾だが、今回はもう1本、別のバスを使ったお出かけを試みてみた。5005番バスによる三峡訪問だ。例によっての駅ホーム東側、桃園客運バスターミナルからの出発となるが、ここに便利そうな桃園のバス停案内が掲示してあったので、ここで紹介しておこう。ちなみにターミナルは"01"、裕國賓館は"07"(桃花園飯店)の南側となる。

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5005バスルートの詳細は桃園客運のこのページで分かるように、所要時間は約50分、運賃が40元で5分から20分おきに結構頻繁に走っている。桃園・新北市民の大切な生活路線なのだ。老街に行くには、三峡市街地の「三峡國小」で降りれば良い。大通りに面したこのバス停から人の流れを追うように和平路を南下すれば、5分もしないで三峡の市場、そして老街に出る。

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台北から三峡に来るには、一般的には台北駅から台湾鉄道の鶯歌駅まで出て、そこからバスに乗り換えることになる。このバスは結局桃園客運の5005番バス(か謎の39番バス)となる上に、バスは駅前をUターンしながらさっと通り過ぎる感じなので、乗り過ごさないように注意しなければならない。後、三峡市内で新北・板橋駅行きのバスを結構見かけたので、このルートが便利、という人もいるかもしれないな。どちらにしてもバスで1本の桃園発に軍配は上がるけれど。

さて、この三峡は客家が台湾に定住を始めた地と言われ、老街は日本統治時代に作られたと言われているのだが、

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メンテナンスがしっかりしすぎているためか、小綺麗過ぎて古さをあまり実感できない。石畳が新しかったり、雨の日だったせいもあるのかな?そしてここの名物は何故かクロワッサン(金牛角)だ。

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老街にはクロワッサンの店が数軒あって、どこも試食をさせてくれる。日本のそれとは違いずっしりした重みのあるパンで、どこでも大抵1個20元から25元と安く甘く味つけされている。これ一つで結構お腹に溜まる感じだ。なぜ老街でクロワッサンが名物なのかというと、どうやら「たまたまこ老街のパン屋さんがクロワッサン形状のパンを作ったらうけ、類似店舗も出た」的話らしい。大渓とlくらべてばかりで申し訳ないけれど「労働者の貴重なおかずでタンパク源だった豆花」に比べて、若干歴史的な重みに欠ける感じも否めないが、このベーグルのような甘いクロワッサンはそれなりに人気で、まとめ買いしている台湾の人もいた。

老街のすぐ側には三峡清水祖師廟という少しだけ名の知られたお寺もあるのだけれど、老街には興隆宮という媽祖を祀る「現役でべったべたの中華寺院」があり、個人的にはこちらの方が面白い。5005番バスの三峡國小バス停からは、徒歩で5分程度の距離だ。

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「鋭意営業中」の現役感が漂いまくるお寺の入口には、開運グッズの自販機があったりして、その営業感覚に感じる異国間が大変によろしい。カメラのマイクが壊れてしまっていて、珍妙な音楽が聴き取りにくいのが悔しいが、ここにも貼っておこう。

三峡老街は派手な観光地ではないが、とりあえずこの自販機を見ることができただけでも、来た価値はあったかもしれない。


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