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香港・深セン

2015恒例香港参り9 私の定点観測ポイント3・深水埗の電脳街とジャンク街

2016/07/28

 
昔九龍・深水埗は「アジアでもかなり安くPCが買える街」だった。
日本人の多くがNECの9801やMacを使っていた時代、深水埗の電脳街では日本相場の半値で自分好みのPCを組み立てることができ、一部のマニアはこぞって香港からフルタワーの筐体を担いできたものだ。その電脳街を代表するのが高登電脳中心と黄金電脳中心で、時代時代の香港電子パチモノ電脳グッズとその相場は、ここに来れば全て分かった時期もある。

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PC、不法ソフトウェアCD、改造ゲーム機や改造用品、数百円のMP3や動画プレーヤーなど、大陸で作られたと思われる数々の怪しいモノを世に送り出してきたこの街も、最近ではその規模も商品のバリエーション深センの華強北路の攻勢には勝てず、最近ではスマホのアクセサリーなどを中心とした、普通の電脳街となってしまった。(それでも探せば怪しいグッズはまだあるのだけれど)

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それに深センまで行ったところで、最近では面白い電脳グッズを見かけることはあまりない。iPod登場時に粗悪なアンドロイド端末を"iPed"と称して売っていた時期の怪しさはもうなく、普通の電脳街やチップなどの卸売店になっている。香港でも中国でも、怪しい電脳グッズは店頭から消え、ネットでこそこそ売られる時代になってしまったようだ。

じゃぁ旅行者にとって深水埗の魅力は消えたのかというと、そんなことはない。九龍側のアクセスの良い商業圏+生活圏として、深水埗では香港の下町風情を味わうことができる。

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西九龍中心のビルの吹き抜けをだらだら走る信用ならないローラーコースターも止まり、家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機を改造するためのチップやゲームを詰め込んだCDも表だっては売らなくなった深水埗だが、夜になると昔ながらの輝きを取り戻す。私が今の深水埗で一番好きなのが、鴨寮街のジャンク市場だ。

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ここにだって「ものすごく特別なもの」はないのだが、たった今解体したばかりの電子オルガンから取り出した部品を売っていたり、男人街や廟街でHK$30-40で売られている多機能ケーブルがHK$10で売られていたりと、少なくとも有名な繁華街より物価が安いことは間違いない。扱う品は主に電子製品だが、カバンなんかも丈夫で安いものがあるので好きな人はチェックしても良いかも、だな。

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例によっての段ボール物売りも登場する。今回のお品はモバイルバッテリーHK$20。いったいどこから持ってくるのかねぇ。ちなみにこれは外れで、すぐに使えなくなった。10分間限定営業の段ボールショップなんて、まぁこんなもんだ。

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あ、そうそう、書き忘れていたけれど、深水埗は携帯のSIMも安い。中国本土全域で使えたり、中には日本でもしばらくの間安く使えるSIMもあるので、予定のある人や安く買いたい人は空港ではなくここまで来てからSIMを買う手もある。更に鴨寮街の周辺には、手芸用品街やおもちゃ問屋街もあり、興味のある人には楽しいかも知れない。

また、このエリアは「遅い時間になればなるほど扱う品物がディープになる」傾向もある。遅いと行っても9-10時ではなく深夜だ。地下鉄の終電が終わった後にも盛り上がっているという話も聞くのだが、早寝早起きの私はその様子を見たことがない。

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深夜に深水埗を歩くにはこの界隈に泊まるのが一番だ。少し前までにはローカル旅館以外なかなか見当たらなかった深水埗だが、2013年に画期的な出来事が起きた。(香港としては)安くて快適な個室もあるユースホステルがこの街にオープンしたのだ。宿はその名を「美荷楼 (Mei Ho House)」と言う。

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