2015タイ/タオ島6 タオ島でダイビングのライセンスを取ってみた件1
2016/08/22
バンコクから2日かけてタオ島にやってきた理由は、ただの島観光だけではない。私はタオ島でダイビングのライセンスを取るつもりでいた。8月のタイ、しかもタオ島でダイビングのライセンスを取得することに大きなメリットがあるのかと言われると少し困る。困ってから「それ程メリットはない」と言い切ってしまっても間違いではない気もする。
まず費用。タオ島には日本人スタッフが駐在するダイビングショップはいくつかあるが「料金的には似通った物」と言っても良く、私がオープンウォーターのライセンスを取得したタオ島のダイブショップでは、教材費込みで9800バーツ、日本円だとおよそ33600円だ。
日本国内での取得費用がまだ高く円高だった頃は「タイでライセンスを取ると割安」だった時代もあったようだが、今では最安価格は明らかに日本国内の方が安い。ライセンス取得後の機材売り込みが「しつこいを超えてうざったい」店もあるらしい(600本潜った知人談)のだが、なんだかんだで2万円でライセンスが取れるショップも珍しくない時代なのだそうだ。交通費を考えれば、タイでのライセンス取得は全然安上がりではない。
ではなぜ私がタオ島でライセンスを取ることにしたのかというと、有り体に言えば「タイで特にすることもないし、行ったことのない島でダイビングのライセンスでも取ってみるか」的いい加減な気持ちだった。
タオ島には本人スタッフがいるダイビングショップが5つ見つかった。たおみせ、コーラスグランドダイバース、アジアダイバーズ、ビッグブルー、ブッダビュー、クリスタルの5軒で(他にもあったのかな?)、それぞれ一長一短がありそうだし、結構どこでもそんなに変わらない気もしないでもない。ダイビングについて全く素人の私は、数少ないライセンス持ちの旅行仲間にいろいろ質問をしたり、サイトの印象の善し悪しや、メールへの対応などから、ここを選んでみた。
ここを選んだのが正解だったのかどうか、私には未だに判断できないでいるのだが、まぁそんなことは関係なくタオ島で3日間のオープンウォーターライセンス取得合宿が始まる。