世界、大人の社会科見学!

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2015バンコクアパートお試し暮らし12 アユタヤではバイクを借りて走った件

2016/08/22

 
 戦勝記念塔(アヌサワリー)を発車したロットゥは、1時間程でアユタヤに到着する。しかし駅前や繁華街ではなく、中心街から1.2km離れた国道309号線沿いのPhromsuk Place Hotel前に止まるため、ここで途方に暮れる人も少なくないようだ。事前に到着地点について調べておくか、SIMかMAPS.MEを入れたスマホでも持ってない限り、「ここはどこ?」という気持ちになっても仕方がない場所だと思う。

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それを見越してか、ロットゥーが到着するとトゥクトゥクやタクシーが客引きに寄ってくる。アユタヤまで自力でロットゥーに乗ってやって来たまではいいけれど、鉄道の駅前や中心街ではないことに戸惑い、ついついここで車をチャーターしてしまう人もいるかもしれない。地図の使えるスマホなどがなくても、近くにはホテルもユースもコンビニもあるからそこで聞けばいいだけの話なのだけれど、それが苦手な人、というのもいるらしい。私はここで喧嘩腰でトゥクトゥクと(多分価格の)交渉をして結局乗り込む人を見た。(1時間で200バーツが相場のようだ)

アユタヤで車をチャーターする財力のない人は、自転車かバイクを借りることになる。この町でソンテウなどの公共の交通機関で遺跡を巡るのは事実上不可能に近い。レンタルバイクは直線距離で1km程北にある街の中心街 Naresuan Rd まで出る必要がある。

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貸し自転車は1日50バーツ、バイクは1日200バーツ。どちらを選ぶかは好みだが、日本人村やワット・チャイ・ワッタナーラームなどを1日で巡ろうとすると20km以上走ることになるので、風の強い日などはそのあたりも考えておいた方が良い。自転車に慣れていない人が向かい風で5km走るのは結構きついものだ。私はバイク、というかスクーターを借りた。軟弱者なのだ。

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まずは行ったことのなかった旧日本人町に向かう。最短距離で行けば5km程なのだが、途中間違った道を教わってせいもあって10km程遠回りをする。自転車ならダメージが大きかった所だ。バイク代の元を取った気分…にはならないけど。

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ここには二つの展示館があって、どちらにも日本語の解説がある。

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決して規模の大きな展示ではないけれど、見応えはある。ここは日本人キリシタンの逃げ場だった時期もあった。遺物の類は皆無だが、実際に日本人町のあった場所に立ち、船の行き来したチャオプラヤ川を眺めるのも悪くはない。

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日本人村まで行ったら、ワットチャイチャンモンコンも見ておきたい。ここには1592年に建てられた塔がある。アユタヤ王朝の19代ナレスアン王がビルマ軍を打ち破った記念に建てられた戦勝記念塔で、言ってみればここもアヌサワリーだな。旧日本人村とアユタヤ市街の途中にあるので立ち寄るのに便利だ。タイ観光で寺に飽きていても、この塔に上れば気分も変わる。

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アユタヤからアヌサワリーまでのロットゥーは、中心街から出る。

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最終便は18:00だったか18:30だったか結構早い時間なのだが、これを過ぎると近くのバスターミナルからモーチット行きのバスに乗るか、駅から列車に乗るか、ということになる。普通と言えば普通なのだが、アパートに近いアヌサワリーまで直行したい私は、この最終ロットゥーに間に合うようにバイクを返した。片道1時間で運賃は60バーツ、全ての遺跡を見きれなくてもまたふらっと来れば良い。

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