世界、大人の社会科見学!

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台湾

2015スクートで行く台中3 私が台中でしたかった3つの事その① 台中肉員を食べる

2016/08/22

 
 私には桃園から直行した台中でやりたいことが3つあった。

正確に言えば、この桃園経由台中弾丸旅行でどうしても外したくないことを3つに絞っておいた、と書くべきかもしれない。実質24時間の滞在でできることは限られてくるし、となると駅前でいきなり宿無しになる間抜けな私だってある程度の下調べはする。その1つがこれを食べることだった。

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台中肉員。

肉圓(バーワン)は肉の餡を柔らかな餅のようなもので包んだスナックで、台湾では結構一般的らしいのだが、私は今回の台中旅行計画時に初めて知った。混雑しそうな時間を避けて出向いたのだが、それでもテーブルはほぼいっぱいだった。ここは台中でも結構人気の店なのだ。

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肉員(本来は『肉圓』と書くらしい)をネットで調べると、「千と千尋で豚になる前のお父さんが食べていたのはこれ」的文章が山ほどヒットするのだが、

 そんなこと分るわけねーだろ!だ。

九フンの某お茶屋の「千と千尋」の舞台/モデルのデマもそうだけれど、みなさんどれだけジブリが好きなんだろうね。そして誰が最初にこれを言い出したのだろう?

話として面白いからいいけど、この種のデマは聞きかじっただけで断言するような書き方をしている人も多く、騙されたと思うとあまり気分は良くない。しかしまぁ、ネットなんてそんなもんか。私もそんなネットに結構依存しているし、「嘘を嘘を見抜けないと(云々)…」なんだろうな。きっと私のブログだって嘘でいっぱいだし。

まぁいい。肉員だ。「1個、2個?」と聞かれたのでとりあえず1個だけ注文してみる。

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丼に入れてタレをかけてしまうと原型がよく分らないが、出来たては肉まんのような形をしている。相席のおじさんの真似をして、カウンターからパクチーを摘まんできて追加し、タレを多めにかける。

おいしい。1個じゃ足りない。もう一個。店のおばちゃんは「ほら言ったことじゃない」的笑顔ですぐに2個目を持ってきてくれる。こんどはパクチーも最初から多めだ。

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肉員の皮を「餅のような」と書いたが、実際には米だけではこの緩さや透明感は出ない。他のデンプン質も混ぜつつ、地方によって揚げたり蒸したりして作るのだそうだ。この店のそれは揚げている。私はこの肉員しか食べたことがないので他の店と比較することはできないが、ここが人気店であることは理解できる。開業70年の老舗で昼食時には座る場所が確保出来ないほどの人気なのだそうだ。

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店は私の泊まっていた kiwi express 台中Ⅱからは徒歩5分、台中駅前からも徒歩7分の距離にある。私のような肉員知らずの人は、一度食べに行く価値はあると思う。

1個35元(≒120円)とお安い。メニューは肉員の魚丸か春雨のスープだけだが、私はスープはいただかなかった。肉員だけで十分満足出来ると思う。

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