マニラ社会科見学14 マニラ国鉄で地下鉄サリン事件で被害にあった車両に遭遇していた件
2016/08/22
これは1年程前にアップした、フィリピン国鉄の乗車体験記なのだが、
この中に登場する車両のひとつが、マニラで現役のこの車両だ。
「マト67編成・モハ202-119」というこの車両は、地下鉄サリン事件で被害を受けた千代田線車両、マト67編成を構成していたらしい。
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千代田線(我孫子発代々木上原行)
千代田線は散布役の林郁夫[注 4]と送迎役の新実智光が担当した。
マスク姿の林は千駄木駅より入場し、綾瀬駅・北千住駅で時間を潰した後、JR東日本常磐線からの直通、我孫子発代々木上原行き列車番号A725K[注 7]の先頭1号車に北千住駅(7時48分発)から乗車した。8時2分頃新御茶ノ水駅への停車直前にサリンのパックを傘で刺し、逃走した。列車はそのまま走行し、二重橋前駅 - 日比谷駅間で乗客数人が相次いで倒れたのを境に次々に被害者が発生し、霞ケ関駅で通報で駅員が駆け付け、サリンを排除した。当該列車は霞ケ関駅を発車したが更に被害者が増えたことから次の国会議事堂前駅で運転を打ち切った。サリンが入っているとは知らずにパックを除去しようとした駅員数名が被害を受け、うち駅の助役と応援の電車区の助役の2人が死亡し、231人が重症を負った。
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被害を受けた列車
千代田線
列車番号A725K、我孫子発代々木上原行、JR東日本松戸車両センター所属203系マト67編成(クハ202-107以下10連)
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https://goo.gl/0ahsyz
もちろん私は1年間全く気がつかなかったのだ。鉄道マニアってすごい。