2016初めてのイラン33 「それじゃぁ」ってんで、世界遺産マスジェテ・ジャーメでも無料見学を試みた件
2016/08/22
イランの観光地は入場料が割高だが、もしかしたら係員個人は、決して集金に熱心なのではないかもしれない。夜のマズジェデ・エマームで「今ならチケットは不要だぞ」と笑っていた警備員を見てそう感じた私は、みみっちくも同じく世界遺産のマスジェデ・ジャーメを、入場券販売終了時間に訪問してみた。
入口。
チケット売り場5m前。
は、入ってもいいですか??
入れました。
などと書くと、チケット販売時間を過ぎてから到着したように見えるが、実は私はチケット販売終了少し前に到着していて、販売窓口が閉まるのを確認してから、中に入った。
イスハファーン最古のマスジェドを見学するのに20万リアルを惜しむとは我ながら極めてみみっちぃ話だとも思うのだが、20万リアルが惜しかったことに加え、「チケット販売後もスタッフは意外と訪問者を歓迎する仮説」を検証してみたくてたまらなかったのだよ。まぁ、こういう話をすると、したり顔で説教する奴は出てくるんだろうな。
中にいた係員に「もうチケットは不要ですか?」と尋ねてみると、「礼拝堂やメフラーブには入れないところもあるけれど、あとはゆっくりどうぞ」と笑ってくれた。ありがたいことです。
コーランのレリーフが有名な礼拝堂には入れなかったので、格子の隙間からのぞき込む。さすがにこの距離じゃ、レリーフは見えないわなぁ。ま、チケット買ってないし、当然だな。
お祈りの時間ではなかったためか、他の部屋には意外と自由に出入りできる。
休憩させてくださいな。
イランではどこでもほぼ例外なくハンドソープが備え付けられているお手洗いも借りる。モスクでお祈りする場合は教義にに従って身を清める必要があるので、こういう施設はなかなか充実している。
再度断っておくが、私は何も見学地の入場料を払わないことを推奨するものではない。
ただ、旅行の予算を節約したい場合には、見学ポイントが限定されることを諦められれば、モスクなどにチケット販売後に入ることは必ずしも不可能ではなく、イスハファーンの2つの世界遺産ではそれが咎められなかったという経験を、ここに書いている。
まぁ、ケチなんですけど。
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