2016初めてのイラン35 イスハファーンの老舗でバラマキ土産用のお菓子を買った件
2016/08/22
どんな国に行ってもお土産には頭を悩ませる。正直、機内持ち込み手荷物の重量と戦う身としてはそんなものなしで済ませたいのだが、日本で社会生活を送る以上、そうもいかないこともある。特に私は頻繁に旅行にでるので、できたら周囲の理解は失いたくないのだ。去年は2月以外、毎月1-2度出国してたもんなぁ。
で、イランと言えばここ、「ギャズ、ケルマーニ」
ギャズとは、イスハファーンを起源とするペルシャ風のヌガーであり、ケルマーニはそのイスハファーンでのギャズの老舗なのだ。私にギャズの善し悪しなど分るわけはないが、だからこそ有名店で定番を買っておきたい。
「えっと、ギャズください。一番スタンダードな奴で」
店員も客も、だれも英語を話さない。何がなんなのか全然分らない。ギャズの店なのはわかるのだが、どの箱に何が入っているかが、ペルシャ語を解さない私にはなにがなんだか分らないのだ。店内には「サンプルのようなもの」もないではないのだが、いくら観察してもどれが正統派のギャズのなのか分らない。
ま、私は先週までギャズなんて聞いたこともなかったしな。
しかたがないので、店内で他の客の動向をうかがう。
いろいろな色の箱があるが、どうやら一番売れ筋っぽいものを買ってみる。「ね、ギャズ?これギャズ??」的にかなりシンプルな単語を連発すると、店員は「そうだ」とばかりに首を振る。多少の疑問を残しつつも2箱購入。これで私は職場に義理を果たせるし、本場の老舗の味を届けることができる。
もし間違ったところで、職場の誰だってギャズの味なんか知りはしない。
ケルマーニは市内中心部のやや北東、マスジェデ・ジャーメからイマムホセインスクエアに戻る途中にあるので、見学帰りに買うのが便利かもしれない。そして、イマムホセインスクエアには、有名な庶民派レストランがある。Nobahar(ノバハール)だ。
この店では全てのメニューが英語で書かれていて便利な上、値段も比較的安く、しかもなかなかおいしい。シンプルな米と肉系なら10万前後、魚や肉がいろいろ入ったちょっと豪華なミックス系でも20万程度でいただける。
グリルと揚げ物、なのだけれど、私はイランで初めて魚を食べた。
マスジェデ・ジャーメからケルマーニ、ノバハール、そしてホテルまでは、約2.8km、35分の散歩だ。
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