2016初めてのイラン40 地下鉄に乗って「聖なる防衛博物館(Holly Defense Museum)」まで行ってみた件
2016/08/22
テヘランで行ってみたかった3つの博物館の2つ目は、"Holly Defence Museum"(聖なる防衛博物館、以下「防衛博物館」)だった。
イランで戦争と言えば、まず頭に浮かぶのはイラン・イラク戦争だろう。1980年から1988年まで続いたイランとイラク間の戦争は、イスラム教シーア派とスンニ派の対立のみならず、アラブとペルシャの対立、石油の利権が絡む欧米の代理戦争など、様々な背景が見え隠れする。欧米のみならず、イスラム革命が起きたイランを周辺の君主制国が警戒していた、という側面もあるらしい。その長期化と泥沼化のためか、日本では「イライラ戦争」などと呼ばれたこともあった。
そんなイランの戦争に関する博物館、ぜひとも見学しなければならないじゃないか。
防衛博物館はテヘラン市内の北側にある。
地下鉄シャヒード・ハハニ駅かシャヒード・ヘンマト駅のアクセスが良さそうだ。
あれ?そう言えばテヘランの地下鉄、撮影禁止なんだっけ?特に禁止の表示もなかったし、何の気なしに写真を撮ったけれど、防衛博物館に行くとなると、そんなことが気になり始めた。もう撮っちゃったし、駅員を含む周りの人に特に咎められなかったけれど。今頃気にしても遅いな。
シャヒード・ヘンマト駅から博物館までは、高速道路を渡って北上すれば良い。ちゃんと英語の案内も出ている。
到着。
ほぼ無人のロビーには博物館の案内ビデオが流れている。とりあえず見入る。イランではこの種の博物館は人気が無いのだろうか、あまり人がいない。
防衛博物館だからといって、無料ではない。例によって外国人は200000リヤルのチケットを買う必要がある。しかたがない、チケット買ってくるか。
「悪いなぁ、今日は休みなんだ」
聖なる防衛博物館、入場料200000リヤル。
開館時間、火曜日を除く朝の9時から夕方5時まで。
(金曜日は朝11時から夕方5時まで)
ぜひ次回の訪問まで覚えておこうと思う。
ちなみにこの防衛博物館、地球の歩き方(E 06(2014〜2015年) [ ダイヤモンド・ビッグ社 ]ではその存在にも触れられていない。私にとってはどうしても行ってみたい場所だったのだけれど、ガイドブックの嗜好と私の嗜好は少し違っていたようだ。
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