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中国

2016丹東5 丹東では北朝鮮を眺めることができる安めのビジネスホテルに泊まった件

2016/08/22

丹東は中朝国境最大の物流拠点がある、国境の町だ。

町と言っても実際には人口78万の大都市だ。ここからは大連や瀋陽に高速鉄道や昔ながらの普通の列車が走る。私が前回ここに来たのは15年前、北京から長距離寝台夜行列車に乗ってきた。北京からここ丹東を通る列車にはK27次という平壌に向かう国際列車もある。瀋陽からの列車だって4時間はかかったものだ。辺境ではあるけれど、大都市にふさわしい立派な駅だ。

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繁華街は駅の北東方向に広がるのだが、中朝国境観光には駅に南側、鴨緑江近くが良い。なによりこの川が中朝国境そのものであり、観光船や橋も川にある。また、対岸の北朝鮮を臨む部屋に泊まる、という、この町ならではの楽しみもある。15年前、私は対岸と鉄橋と眺める部屋で、北朝鮮のテレビを見ながら過ごしていた。

 

上の地図を見ると妙なことに気がつくだろう。道路が川にせり出してる、というか、川の中に道路がある。これが google map で中国を見た時の問題だ。地形図と道路の位置、そして背景の地図が数百メートルずれて表示されるのだ。不便なことこの上ない。

今回も対岸の北朝鮮・新義州の町並みが見えるホテルをと考えていたのだが、やはりできるだけ予算は抑えたい。いろいろ調べた結果、今回丹東の滞在先としたのは、汉庭丹东鸭绿江大桥酒店(Hanting Express Dandong Yalu River Bridge Branch)だった。

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中国のビジネスホテルチェーン、汉庭酒店/海友酒店の1軒であるこのホテルは、丹東駅から1.5km程歩く、川沿いではなくその1本裏手にあたる地味なエリアにある。googlemap にも百度地図にもうまく表示されないので、ホテルの案内地図を貼ってみよう。

 

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汉庭酒店はあまりお高くはない中国のビジネスホテルで、ここ汉庭丹东鸭绿江大桥酒店も、季節や時期にもよるが1室1泊100元台からある。しかし、これにあと30-50元追加して「景観(パノラマビュー)」の部屋を予約すると、こんな部屋がもらえる。

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Desktop

 

窓からの眺めを撮影すると、こうだ。

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川沿いから1本裏手の道にあるホテルなので、手前に中国側の建物が見えるが、川の向こうは北朝鮮・新義州の町だ。多分このホテルは、部屋から北朝鮮が見える丹東のまともなホテルのなかで、最安値の部類に入る。

 

決して贅沢ではないが、部屋だって十分快適だ。ケーブルTVが導入されているため、アナログな北朝鮮のテレビが見られなかったことだけが、ちょっと残念だったが、今日日ケーブルを入れないホテルは少ない。

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朝食を10元でつけることもできる。徒歩圏内に安い店もないではないのだが、選択肢が豊富なわけではないので、朝から食べたい人は予約するのも悪くないと思う。

私が泊まった3月、ここ汉庭丹东鸭绿江大桥酒店の景観大床房は100元台、日本円で2000円台後半だった。時期によってはもう100元くらい高くなることもある。本当に川に面したホテルに泊まりたい、対岸のみならず鴨緑江大橋も眺めたい、という人は、もう少し予算を取らなければならい。私は次回もここに泊まると思う。

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少しわかりにくい場所にあるが、住所は振兴区房坝5号楼东区、文化広場の近くで、隣には江浜国際飯店という、300元台からのホテルがあるので、これを目印にするのも良い。

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