2016ソウルDMZ1,初めてのT-Way(TW202便)で成田からソウルに飛んだ件
2016/09/03
私は暇な時間ができると安い航空券を探している。
基本暦通りにしか休めない会社員の身としては、平日の運賃がいくら安くてもあまり魅力は感じない。年始年末やお盆、連休に安いからこそ魅力的なのだが、基本航空運賃は繁忙期には繁忙期の値段になるわけで、驚くような激安になんてそんなに出会えるものじゃない。しかし今回利用したT-Wayは、3連休に片道6000円というなかなか説得力のあるお値段を示してくれた。
仕事に疲れた3連休に、気分転換の海外フライトが12000円+税。はい、買います買います。
ソウル/成田を飛ぶ韓国のLCCは、T-Wayの他、ジンエアー、イースター航空、チェジュ航空と4社にもなる。どこもソウル(仁川)と成田の間を基本1日2往復していて、この4社/8便だけでもかなりの競争を強いられる。バニラエアが3月で成田/ソウル路線を運休したのも納得できるというものだ。T-Wayと入れ替わるような運休だったよなぁ。
このT-Wayが、2016年10月3連休の成田/大邱往復総額8861円の航空券を発券した時には驚いた。税金や空港使用料を除けば実質往復4080円という連休にあるまじき安値で、T-Wayバーゲンの本気度を思い知った。今年3月末に成田に新規乗り入れしたこの韓国のLCCはやたらと派手なバーゲンを打つ。乗り入れ時には「片道777円」なんてバーゲンもやっていたけれど、これは日程に合わず見送ったけれど、そのあとも地味に安い運賃を提示してくれるのがうれしい。
さて、成田空港第2ターミナル。
このLCC4社の安めの日本発チケットは、どこもお昼前後に成田を出て、朝7:25から8:30に仁川を出る。成田発ソウル行きTW202便は12:55の出発だった。ちなみにジンエアーは10:50発、チェジュ航空は11:50発、イースター航空も11:50発だ。
T-Wayの機材は全部で15機、全てがB737-800型だ。最近のLCCが荷物をコンテナで積載できるA320を採用する傾向がある中、B737を選ぶのは機材入手のしやすさ、なのだろうか。ライアンやノックエアも737派だったなぁ、なんてことを考える。
まぁナローボディのLCC、A320でもB737でも、乗客にしてみれば乗ってしまえば似たようなものだ。足下だって、レガシーに比べて極端に狭いとは思わない。同じナローボディでもアシアナのA321あたりだとパーソナルモニタもついてくるけれど、LCCには無縁だ。
当然機内食はオプションになる。機内に飲み物を持ち込むことは禁止されているはずなのだが、よく見るとあちこちでペットボトルのお茶などを飲んでいる人がいるし、特にそれを禁止するアナウンスもない。食べ物についてはコメントがなかったから、あくまで「テロ防止」の措置、ということなんだろうか。10月には得意技の助六を持ち込んでみようかな?
ソウルまで約2時間、機内食もビデオもオーディオもないけれど、私には全く問題のないフライトだった。なにしろ3連休の片道6000円、文句を言う方がおかしい。暇で手持ちも音楽も読み物もないのなら、機内誌でも読んでいればよろしい。
ほとんどハングルと英語だけど。
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