2016ソウルDMZ6, 臨津江駅で入域検査を受けた件
2016/09/08
韓国の列車としてはお高いDMZトレインに乗るメリットは、観光列車を楽しむことだけではない。南侵第3トンネルなど民間人の立ち入りが規制されているエリアに入る安保観光ツアーに列車で参加するには、DMZトレインに乗るしかないのだ。なので、車内では安保観光ツアーへの参加申請用紙が配られる。
記入のしかたは車内のビデオでも紹介されるが、
韓国語のアナウンスでよく分からない。が、列車のスタッフが記入方法を親切に説明してくれるので問題はないな。あ、そうそう、このツアーに参加するには身分証明書、日本人旅行者の場合パスポートが必須になるので忘れてはいけない。
列車はまず、民間人の立ち入り規制がない臨津閣駅で全ての乗客が下車させられる。
都羅山駅はお隣なのだが、民間人立ち入り統制区域になるため入域検査を行う。ちなみに臨津閣駅には駐車場もあって、ここからDMZトレインに乗り込む人もいた。安保観光ツアーは原則都羅山駅で申し込むしかないのだ。臨津閣駅にもちょっとした資料館やレジャー施設もあるのでそこを見学することもできるけれど、せっかくDMZトレインに乗ったのに安保観光ツアーに参加しない手はない。
私が怪しい人間ではないことを証明するタグ。これは帰路まで常時首からぶらさげていなくてはならない。
列車は臨津江を渡る。
臨津江には今も爆撃で破壊された鉄橋の橋脚が残されている。ここはもう民間人の立ち入りが統制されたエリアだ。
列車10分程で国境エリアであり民間人立ち入り統制区域である都羅山駅に到着する。
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