世界、大人の社会科見学!

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中国

旅のリアルタイムメモ 重慶が坂と再開発と廃墟の街だった件

重慶は坂の街だった。

「街」と言っても、そこは中国、行政単位としての「重慶市」には26の区と、8つの県、4つの自治県を含み、その広さは82400㎢、水曜どうでしょうの対決列島でミスターチームが函館で獲得したポイント=83000㎢とほぼ等しい。

…ごめん、重慶市は北海道と同じくらいの広さ、と書きたかった。だから、私の言う「重慶」は、その中心部と思ってもらって良い。その中心部が坂の街だったのだ。

だから普通の街のように軽い気持ちの迷子遊びができない。「この道、面白そうだな」などとちょっとおかしなルートを行くと、当たり前のようにきつい上り坂に出会い、しかも歩行者用道路が十分に整備されていないために妙な遠回になり、予想の何倍も長い時間歩く羽目になる。

「川があるから大通りの交差点から橋を渡ろう」などと軽く考えてもいけない。橋には歩道のないものもあるし、大きな道が交差しているからと言って、交差点を曲がるように橋に入れると考えてもいけない。交差点の位置まで行ってみたら橋は10メートル上にあった、なんてことも当たり前に起きる。

 

そして重慶の街では、いたる場所で再開発が行われていた。

坂の街だということは、平地が乏しいということで、当然貴重な土地は有効利用しなければならない。経済体勢改革モデル地区であり、国の定める「国家中心都市」でもある重慶では、どんどん古い建物が破壊され、高層ビルに置き換わっている真っ最中なのだ。

 

「古い」と言っても、壊されるのは多分50年程度前に建てられた中層アパートが多いように思う。

 

ただその変化が激しいせいか、街のあちこちに「つい最近人が住まなくなった」的な廃墟も目立つ。

その気になればまだまだ住むことができると思うのだが、土地の有効利用という観点ではあまり効率的ではない。坂の街は、高層ビルの街に変貌をしつつある。そして新しい高層ビルは、得意げにイルミネーションで自らを飾る。

高層ビルの建ち並ぶおしゃれな重慶も悪くはないけれど、通りすがりの旅行者には、昔ながらの重慶の方が楽しい、とも感じられる。もちろん中国の人だって似たようなことを考えるらしく「古鎮」と呼ばれる昔ながらの街も観光的に人気なのだが、そういう場所は大きくの場合「観光地化」が進み、生活感に欠ける傾向もある。雑然としていて生活感に富む私好みの重慶の街をを、あと少し探してみようと思う。

重慶への航空券は、春秋以外で安いものだと電車で2時間の隣町成都までがベトナム航空や四川航空が日本各地から2万円くらいなので、成都と重慶(ついでにハノイかホーチミン)を組み合わせて旅行する手もある、と思う。私はこういう各駅停車みたいな乗り継ぎも好きだ。
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