2016パリ21 17区の安くておしゃれなプチホテル 「ル トラント ”Le Trente”」に泊まってみた件
2017/04/24
レンヌからパリへも、9ユーロのFLIXバスで戻る。乗り場はモンサンミッシェル行のバスが出る駅前ターミナル。バス移動だと全部ここで済んでしまうことになる。TGVを使ったって駅は隣接しているけれど。パリのような大都会と違って「バス乗り場や列車乗り場まで地下鉄で30分」なんてことがなく、楽でよろしい。
FLIXバスではwifiが使えることは先に書いたが、今回座席の下を見たら、このバスにはコンセントもあった。
窓際に一か所、バスによってあったりなかったりかもしれないし、どの座席に下にもあるわけではないとも思うけれど、「運が良ければコンセントがある」ことは覚えておいても損はない。FLIXバスは座席の指定はなく早い者勝ちで席を選べたので、コンセントの有無を確認してから座る、という手もある。少し退屈な高速道路の4時間、日本語のラジオを聴きながらの移動は悪くない。
パリに到着。このままトルビアックのibisに向かいたいところだが、レンヌの手配をした後時期には朝食付き5000円台だったibisが7000円台になってしまっていたので、同じ時期で未だ5000円台で、かつユーザの口コミ評価が極めて高い、ここに泊まってみることにした。
パリ17区、地下鉄ブロシャン駅から徒歩5分のこのプチホテルは、ネットでの評判が極めて高い。私が泊まった時には数件しかなかった口コミが今や400件を超えていて、お値段も5000円台とはいかなくなってしまったようだが、それでも人気に変わりはない。その理由の一つは、「路地の奥にある」というロケーションにあるように思う。
地下鉄の走るクリシー通りから西に延びるクリロー通りは、ホテルの目の前で行き止まる。路地の行き止まりは地域によってはあまり治安が良くない場合もあるのだが、トラントの前のクリロー通りに関してはそういう心配は要らない。
ロビーは少しおしゃれ、かな? プチホテルなのでカウンターは一つしかないけれど、スタッフは親切だ。
館内は基本的に「おしゃれ」に保たれていて、どこも掃除が行き届いている。窓からの眺めが、いかにも「パリ」なのも大変によろしい。
部屋も値段を考えれば十分すぎるくらいだ。この頃はできて間もないせいもあっただろうけれど、それにしても極めて清潔に保たれている。ibisも十分だったけれど、ここはその2ランク上をいく感じだ。wifiも速い。
コーヒーのセットやインルームセーフもちゃんとある。冷蔵庫もうれしい。
ibisにはなかったポットがあるので、朝食には近くのスーパーで買ったこれを作ってみた。
「楽しいヌードル」とか「バンザイヌードル」とか、これはどう考えても日本人のネーミングではない。中にフォークが入っているのが中国っぽいのだが、ル トラントは朝食が別料金で12ユーロ。そのクオリティはなかなか高いらしいのだが、私には朝食に1400円以上を支払うことはできない。近くで買ってきた0.5ユーロのバゲットとカップ麺で、ホテルの空気にふさわしくない朝食をいただく。
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