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国内旅行

大阪新今宮2017.8 西成の簡易旅館をここにしてみたら「1000円代の当たり」だった件

ちょっと事情があって、大阪に来ている。

(↑ 事情)

一人で大阪に来る場合、私はあたりまえのこととして新今宮の簡易旅館に泊まる。

ここは釜が崎、あるいはあいりん地区とも呼ばれる「寄せ場」と「ドヤ」が集まるエリアだ。私が初めてこのエリアに泊まるようになったのは2005年頃だったように思う。宿泊の記録を初めてブログに書いたのが2008年で、その時は2100円でここに泊まった。

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来山は最近では壁面も黒く塗り直し、駅前の交差点からでもよく見える。ここを経営するホテル中央グループは、学生やバックパッカーなどの取り込んできた。あいりん地区の人口は減少傾向だし、ドヤより学生や個人旅行者の方が客層も良い。それなりに口コミ評判が上がれば更なる顧客を取り込むこともできる。ネットと時代の流れを上手く利用した、新今宮の先行成功例だと言って良いだろう。

労働福祉センターのある荻之茶屋から大通りを1本離れた大子にあったことも、来山の経営戦略に幸いしたかもしれない。大子と荻之茶屋では街の空気が結構違う。

新今宮の簡易旅館に対して私が求めることは三つだ。① 虫などがおらず掃除や洗濯が行き届いており、② 部屋に鍵がかかり盗難がなく、③風呂があること、だ。もちろん、値段は安ければ安い程良い。そしての10数年間あいりん地区の簡易旅館を10数軒泊まった私は、「1000円出せば結構なんとかなる」という結論に達した。正確には「1000円代から当たりが出始める」かな。そして「1000円代の当たり」は荻之茶屋に多かった。

 

今回のお宿、宿 末盛1泊1112円

8月の大阪は暑い。今回は「1000円代の当たり宿」の中でも個別空調を最優先事項とした。西成の宿の中には「ご主人も部屋もとても良いけれど、空調がない」「空調はあるけれど集中管理型で深夜に止ってしまう、あるいは部屋が十分に冷えない」ところもあり、室内で温度を管理できる個別空調の有無は一大事だ。ここ末盛は家庭型エアコンを使っているので、自由に温度管理ができる。

しかも今回は、1112円の普通の部屋でなく、1389円の「静かで広々としたお部屋」にしてみた。釜が崎のドヤは普通布団を敷くといっぱいであることが多いのだけれど、この部屋にはかなりの余裕がある。300円の贅沢にはそれなりの価値があった。

冷蔵庫はやたら大きいものの、末盛の館内には浴室がない。風呂は(多分同じ経営で)「徒歩15秒」の銭湯に行くことになる。

 

宿の入口から銭湯の入口までは約45メートル。張り紙にある「徒歩15秒」で到着するには多少早歩きをする必要があるかもしれない。雨の時には傘が要るかもしれないな。

ただ銭湯だけあって、簡易旅館の一般的な浴室に比べ快適度は高い。営業時間が朝の6時から夜の11時というのも良い。簡易旅館の浴室にはもっと利用時間の短いところもある。今でこそ24時間利用可能なシャワーがある2000円代の宿だって、昔は10時に風呂が終ったりしていた。懐かしいなぁ。

ちなみにこの宿、チェックインしようとすると「宿泊客は銭湯に」的張り紙があり、鍵は番台で受け取ることになる。あいりん地区の基本である鍵のデポジット1000円もここで預ける。

宿の1階はコインランドリーだ。こちらは部屋からでないで行くことができるので、パンツ1枚で洗濯、もその気になれば不可能ではない。もう少し着るべきか。

 

ただこの宿にも弱点はある。水曜日が銭湯の定休日にあたるため、風呂がない。今日日風呂がない宿というのも珍しい人には珍しいかもしれないけれど、簡易旅館には良くある話だ。2000円代宿に比べ、駅から少し遠く(といっても500m程)あいりん地区の心臓部に入り込むこと、風呂のない日があることにだけ注意すれば、末盛は「1000円代の当たり」と言って良い。

「宿直室で寝る」と言えば、宿の空気は伝わるかな。


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