世界、大人の社会科見学!

上の「世界、大人の社会科見学!」の題字をクリックすると記事一覧へ移動します。観光の王道から微妙に外れた、ちょっとへそ曲がりな海外・国内旅行記です。

スポンサーリンク

韓国

2016大邱4 慶州が近く電車代も510円なので朝イチで出かけてみた件

2017/07/19

チケットが安い、という理由だけでやって来た大邱だが、ここで何をするかについてはあまりまじめに考えていなかった。もちろん韓国第4の都市、見所がないわけではないのだが、大邱を地図で見たとき最初に目に付いたのがこれ。

大邱、慶州が近いんじゃん!!

慶州と言えばプサンがゲート都市だと思っていたのだが、大邱の方がずっと近く、バスでも列車でも片道1時間程の距離だ。東大邱から新慶州駅でよければKTXで僅か1駅で所要時間17分。

KTXは割高だし新慶州から遺跡や博物館へのアクセスは今ひとつなので、宿も大邱駅に近いし、ここは風情のある列車に乗ってみようと、チケットをKorailでネット予約してみた。KTXも似たような路路線を走るためか、「日本だと特急にあたる」と言われるセマウル号はほどんどなく、ほぼ全てが「日本だと急行にあたる」ムグンファ号だ。

実際のところ韓国の列車は必ずしも劇混みではないしバスの方が簡便でもあるのだけれど、DMZトレインの予約でその使い勝手の良さも知っていたので、ネット予約を試みた。乗り継ぎを考慮した時刻表も提示されるし、東大邱までの運賃が大変に割安になるし、結構使いやすい。そうか、早起きすれば朝7時前に出発できるのだな。予約しちゃえ!

 

運賃は5200ウォン(=510円)。大邱から東大邱への地下鉄運賃だけでも1200ウォンするのだから、ムグンファ乗り継ぎはその意味で安上がりだ。乗り継ぎの場合、大邱から東大邱までのムグンファ号の運賃は、200ウォン(≒19円)の計算になるらしい。東大邱から慶州を自由席にすれば、更に700ウォン安の4500ウォン(≒440円)。どちらにしても、バスより安い。

 

 

切符は前日のうちに、大邱駅で受け取っておく。朝の忙しい時間に受け取るのは時間がもったいない。

 

さて、翌朝6時58分、東大邱まで5分、ムグンファ号に乗り、

 

約25分の乗り換え時間を利用して、駅構内のコンビニで朝食の海苔巻きを買い込み、

 

慶州行きのムグンファ号に乗り込む。この列車は釜田行き。ほぼ釜山市中心部に行くのだな。




 

車内はがらがら、700ウォンの座席指定料金は不要だったようだ。ムグンファとは言えシートはクロスシート。首都圏でロングシートの電車にばかり乗っている身としては、座席指定のクロスシート車両というだけで鉄道旅行気分が盛り上がる。ここはお弁当、だな。

 

東大邱から慶州までは所要70分。山の中を走る路線で、特別なものは見えないけれど、お弁当を食べて外を眺めるのは楽しい。最近日本でこういうことしてないなぁ。

 

ムグンファ号は定刻の8:41に慶州に到着した。大邱駅を出て約1時間50分、東大邱からは1時間10分と、決して所要時間が短いわけではないのだけれど、乗り換え時間や旅の風情を考えればこれは悪くない選択肢だと思う。もちろん地下鉄やバスで大邱から東大邱に行きそこから高速バスに乗る当選択肢だってあるけれど、旅情的には鉄道の圧勝だ。

どうせ鉄道やバス、あるいはKTXに乗るなら東大邱に泊まれば良いのに、という発想もないではない。ただ、大邱は古くからの繁華街で歩いていて結構楽しいのだけれど、東大邱は駅とバスターミナルと旅館がメインの街で、面白みが今ひとつ、という面もある。この辺は未だ迷うのだけれど、多分私が次に大邱に行くときも、きっと東大邱ではなく大邱駅周辺に泊まると思う。この辺は、まぁ、好みの問題、だな。


にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ 人気ブログランキングへ

アドセンス関連コンテンツ

応援投票クリックしていただけるとうれしいです! → にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村 本日のランキングはこちら

 
関連記事と広告


-韓国
-, , ,

スポンサーリンク