世界、大人の社会科見学!

上の「世界、大人の社会科見学!」の題字をクリックすると記事一覧へ移動します。観光の王道から微妙に外れた、ちょっとへそ曲がりな海外・国内旅行記です。

スポンサーリンク

旅の道具

旅メモ 今更機内で使う携帯式のフットレストを2つ試み、更には100円均一の踏み台も試した件

2019/12/26

基本的にエコノミークラスにばかり乗っている。

しかもこの冬はエコノミーの中でもスペースの狭いLCCで8フライトするという「これこそ修行」フライトを飛んだし、この夏もLCCではないものの中国大陸系航空会社を6フライト(実際にはディレイで5フライト)した。一番安いエコノミーのチケットで飛ぶのは私の基本なので、これをどうこう言うつもりはない。

しかし、最近「フットレストがあれば足が楽かなぁ」と思うようになってきた。

かなり昔のことだ。まだ子どもたちが小さい頃アメリカメインランドまでエコノミーで移動した時、車で使っていたスペースクッションを座席の前に置いたことがある。これはこれでなかなか良かったのだが、息で膨らますのが結構大変だった記憶もあるし、何より大人が使うには少し大きい。

そこで今回は、前部テーブル枠に吊り下げるタイプと、床置きタイプの二つを購入して、実際に試してみた。

吊り下げタイプで購入してみたのはこれ

数多い吊り下げ式の中、1000円以下だったこととカスタマーズレビューの数が多かったことから選んでみたのだが、4時間使ってみて分かったのは「私は吊り下げ式は好みではない」ということだった。

ないよりある方が楽なことは間違いないけれど、吊り下げ式はその名の通り前席裏に設置されたテーブルのフレームなどに吊るため、ハンモックのようにゆらゆらする。私の足が求めているのは「揺れないオットマン」であって、個人的な好みもありあまり快適ではなかった。

揺れるたび「前の座席の人に振動が伝わらないだろうか?」と心配するのも気になったし、収納性を高めるための折り目も、足を中央にずれ落ちさせることになり、快適ではなかった。っていうかこの程度足を吊るなら、ベルトやバンダナを縛ればそれで済む気がしないでもない。

 

もう一つは、床置きタイプ。これもいろいろあるけれど、軽量化と設置の安定性のためか三角形の頂点に足を置くものはさすがに避けたら、これになった。

このフットレストが届いた時には軽い衝撃を受けた。あまりにシンプルな造りが「小学生の工作」にしか見えなかったのだ。正直「こんなのが1000円かよ!」と思ったことも告白しておく。しかし、実際に使ってみると私には吊り下げ式よりかなり快適だった。なにより揺れないのがよろしい。

高さ10cm、奥行き12.7cm、幅24.0cmというのは、ゆったりと両足を乗せられるサイズではない。「まぁ何とか両足も乗る」サイズだ。しかし、これを1つ置いておくと、足の血行が違うのは間違いない。

小学生の工作に見えるのは64gという重さを実現するため空洞のあるプラスチック素材を使っているからであり、組み立てたあと崩れないように留め具付きストラップがあるのも、「一応考えているんだな」と思わせる。価格に対する弁解のようについてくる薄くてちゃちな収納袋もいじらしい。

とりあえず5時間つかったところ、「吊り下げ式よりもよろしい」という結論になった。(機内でホテルの使い捨てスリッパに履き替えるのは、私にとっては基本中の基本だ)

このフットステップはそれなりに機能し、次回のフライトに備えて鞄に入れてある。折り目やストラップのためかきれいに折りたたむことができず若干かさばり、その点では吊り下げ式の方がかなりコンパクトに収まるのだけれど、それでも私は床置き式が良い。

というか、吊り下げ式はもう使う気がしない。両足別々のものなら足が中央に落ちてくることはないだろうけれど、結局揺れるのなら同じだ。

 

ところが、日本に帰ってきてこんなことに気がついた。

「もしかして、これなら100均の折りたたみ式踏み台でもいいんじゃね?」

私はやや凝り性なので100円均一各店の踏み台を比較してみたのだが、ダイソー、セリアのものは高さが17.5cmとエコノミーの足下には少し高めで使いにくそうなのに対し、キャンドゥのそれは高さ13cmと1000円フットステップより3cm高いだけで、使いやすい用に思えた。

それぞれのサイズを比較すると、

 1000円フットレスト 高さ10cm、幅24cm、奥行き12.7cm
 キャンドゥの踏み台 高さ13cm、幅21.5cm、奥行き16cm
 ダイソーの踏み台  高さ17.5cm、幅23.5cm、奥行き19 cm

私の身長だと、フットレストとして代用しやすいのじゃキャンドゥのものだな。ダイソーのは背の低い人や子どもなら良いかもしれない。

 

と、今のGowel534が壊れたらキャンドゥの折りたたみ踏み台でいいや、と思っていたのだが、落とし穴もあった。

100均の踏み台は、軽量化を全く考慮していない。Gowel534が64gなのに対し、100均踏み台は360g。機内持ち込み荷物の重さに余裕のある時にはいいけれど、重さ制限を毎回本気で行っている春秋やジェットスターを使うときなど、この300gは結構大きい。ドライヤー1つの重さだ。表に追記しなきゃだな。

 1000円フットレスト 高さ10cm、幅24cm、奥行き12.7cm、  重さ64g
 キャンドゥの踏み台 高さ13cm、幅21.5cm、奥行き16cm、  重さ370g
 ダイソーの踏み台  高さ17.5cm、幅23.5cm、奥行き19cm、  重さ430g

「小学生の工作」などと言ってしまったけれどGowelの外観のみみっちさは、軽さを追求したが故だったのだと、改めて気がつく。

それにしても、こんなもの500円位で売っても良さそうな気もするんだけどね。

アドセンス関連コンテンツ

応援投票クリックしていただけるとうれしいです! → にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村 本日のランキングはこちら

 
関連記事と広告


-旅の道具
-, , , ,

スポンサーリンク