2016パース7 近郊電車トランスパースに乗って港町フリーマントルにでかけた件
2017/09/01
フリーマントルはパースの南西約20kmに位置する人口25000人の港町だ。
「1929年に建設が開始されたスワン川植民地」でありその歴史はパースとあまり変わらないのだけれど、首府とされたパースが大都市となっていく中、港町としてその規模があまり大きくなっていかなかったフリーマントルには、スワン川植民地時代を思わせる古い施設が残されている。
パースからフリーマントルに行くには、優雅クルーズ船もあるるようだけれど、当然私は電車で行く。宿に近いパース駅から12分ごとに走る近郊列車であるトランスパース”Transperth”のフリーマントル線”Fremantle Line”で乗り換えなしの36分なのだから他の選択肢はない。
駅にチケットの自動販売機は少なく、買い方も少しわかりにくい。が、あまり姿を見かけないスタッフに声をかけ、自販機の場所を運賃を尋ねたところ、親切に教えてくれた。
Zone1のパースからZone2のフリーマントルまでは、2Zonesの4.70AUD。Trans Perthには1日乗り放題のDayRider(12.60AUD)もあるのだけれど、フリーマントルに往復するだけの場合はもったいない。
教わったホームに降りると、電車は10分でやってきた。
いかにも近郊電車です的ロングシートの車内はちょっと味気ないけれど快適だ。
ドアの上には「見ざる、言わざる、聞かざる」ではなく「もし何か(問題を)を見たり聞いたりしたら、教えてね」ということらしい。この作者、絶対日光の三猿を知って描いてるよな。
フリーマントルに近づくと海も見え始める。ビーチではなく港、だな。
36分後、フリーマントル到着。
初代フリーマントル駅は1881年に作られ、今の駅舎は1907年に完成した2代目になる。1979年に一度閉鎖されているのだけれど市民の反対にあい1983年に再開業した経緯もあるらしい。そんなたいそうな建物ではないけれど、一応州の歴史遺産に指定されている。
味も素っ気もないエリアに見えないこともないが、駅前の大通りを渡るとすぐに商店が連なる道にでる。フリーマントルにも無料のCAT BUSはあるけれど、まずは歩いて街を実感したい。
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