2017スリランカ12 キャンディのセバナシティホテルは噂通り快適だった件
2017/10/06
大変居心地の良かったサネムロビラをチェックアウトして、キャンディに向かう。
この宿は本当に快適だった。スリランカの宿の相場は都市による部分も大きいので単純によそと比べることはできないが、この宿がふたりまで朝食込みで1泊3000円というのは、予算的にも素晴らしかった。ここの居心地が良すぎて次の宿が心配だが、一応それなりの評判の宿は予約しておいた。キャンディのセバナシティホテルだ。
ダンブッラからキャンディへは、スリランカの中心を縦に縫うように88km、エアコンの聞いたマイクロバスで2時間強の移動だ。その気になれば日帰りが出来ない距離でもないけれど、私はキャンディ経由でコロンボに戻る。10日間の駆け足旅行、行ったり来たりはちょっともったいない。
セバナシティホテルはキャンディパスターミナルの裏手、Peradeniya Rd沿いにある。バスターミナルからは南東端(鉄道駅入口の反対側)から細い階段を登って行くのが一番近い。この狭い階段の路地は、宿から鉄道駅に行くときも使う重要な道だ。
昔はセバナゲストハウスという名前だったのが、いつの間にかホテルに昇格したらしい。ここはゲストハウス時代からとても評判の良い宿だ。ただ、今回の部屋はエアコンなしになる。
実は、エアコンが大好きな私としては、避暑地キャンディとは言え南国スリランカでエアコンなしはちょっときついかな、とも思っていた。しかしエアコンなしのツイン(シングルユース)は1泊$25、それに対しエアコンつきは$45、しかも空室がなかった。市街地の便利な場所に他に候補も見つけられなかった私は、結局「エアコンなしでもいいから」とここに泊まったのだが、
結論から言うと正解だった。1月のキャンディは暑いのが苦手な私でもエアコンなしでも十分過ごせた。
1階はレストランになっていて有料の朝食や夕食が提供されるため、大々的にキッチンを借りることはできないけれど、冷蔵庫は使わせてもらえるしカップ麺用のお湯ももらえる。wifiも十分速い。また、各階の階段脇にはちょっとした椅子とテーブルが置かれていて、PCや本のあるスペースもある。日本語の本があったので部屋で読ませてもらうこともできた。
宿のあるPeradeniya Rdには、ちょっとおたかめのベーカリーから安食堂まで数軒の店があって食事には困らない。
ただ、外国人慣れしているせいもあってか、ぼる店もある。金額が多いことを指摘すると「サービスチャージ」だと言う。50R程度ではあるけれど、安食堂でぼられたのは結構久々だったので、不愉快だったことも事実だ。(ちなみに下の写真の店ではぼられていない)
ビールも冷やしたので、お持ち帰りをした日もあったな。
サムネロビラがあまりに素晴らしすぎるので比較するとやや見劣りする部分もあるが、セバナシティホテルも素晴らしい宿だ。何より清潔で快適だし、スタッフも良く訓練されていてお金を使いたがらない旅行者の扱いにも慣れている。オーナー夫妻と香港に留学している息子さんと話す機会もあったが、みんな好人物だった。再びキャンディに行くときにも私はまたここに泊まる。