世界、大人の社会科見学!

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タイ/マレーシア/インドネシア/ブルネイ プライオリティパス・ラウンジ

2017マレーシア1 クアラルンプールKLIA2に到着し、プライオリティパスが使えるラウンジでシャワーと朝食をいただき、空港のカプセルホテルで眠った件

2018/09/19

スケジュール変更となったAK8335便は、朝の5:35にクアラルンプール・KLIA2に到着した。

オーバーナイトフライトが嫌で機内食も無料のマリンドエアではなくエアアジアにしたのに、予約時と便名もスケジュールも変わってしまい、深夜発早朝着という最悪のスケジュールになってしまい、疲れるし悲しいしだが、そこはLCC、この種のトラブルには耐えるしかない。今回は運が悪かったのだ。

レガシーのYどころかフルフラットでないCだってろくに眠れない私は、このフライトでは一睡もできない。眠い。まずは例によってプライオリティパスが使えるランドサイドのプラザプレミアムラウンジに行き、シャワーを浴びる。

そして朝ご飯。朝なのにビールが見える件については、狭い座席でオーバーナイトフライトに耐えてきたことに免じて許して欲しい。

 

さて、この時点でも時刻は朝の7時台。このあと眠く疲れた体をどうするかが問題だ。

最も現実的な方法は、とにかくクアラルンプールの市街地に出ることだ。バスに乗れば1時間と10リンギットでKLセントラルに出ることができるのだから、9時過ぎには市内に出ることができる。そのまま12時のチェックインまで3時間、なんとかがんばれば水平になって眠ることができる。

 

KLIA2には、往路に使ったTUNE HOTELの他、サマサマエクスプレス、更にはプラザプレミアムラウンジ内の仮眠室などがある。だが、どこも朝からチェックインはできないし、そうなるとDay Useということになるのだが、プラザプレミアム以外確実に設定がある保障はないし、なにより短時間の癖になかなかお高い。

(これはプラザプレミアウラウンジの仮眠室)

 

そこで今回は別の選択肢を使ってみた。カプセルホテルでの仮眠、だ。

KLIA2には空港入り口の近くにカプセルホテル「カプセル・バイ・コンテナ」がある。しかしそのお値段は6時間で80RM(≒2150円)、9時間で100RM、12時間120RMと安くはない。クアラルンプールで100リンギット払えばとりあえず個室のホテルに泊まれるし、ドミトリーならもっと安い。

しかし今回、キャンペーンがあるのを私は知っていた。そりゃこの旅行、これで3回目のKLIA2トランジットなのだから、多少の情報は手に入る。客不足に悩むKLIA2のカプセルホテルは、朝8時か夕方4時までのチェックインに限り、3時間の料金である55RMでもう3時間、合計6時間、滞在できるというプランだ。

一度KLIA2のカプセルを見てみたいと思っていた、オーバーナイトフライト明けの疲れて眠い私に、これは格好のチャンスだ。プラザプレミアムラウンジで汗を流して着替え朝食とビールをお腹に入れた私は、レセプションに向かった。

「ここはカプセルホテルです。普通のホテルとか違いますが良いですか?」

カプセルホテルを知らない客のために、モデルルーム(?)もあり、見てこいと言う。大丈夫。こちとらそのカプセルホテルと考案した国から来たんだ。全く無問題だ。まずは荷物をロッカーに入れる。

宿泊キットを受け取り、カプセルへ。

アメニティバッグの中には、歯ブラシ、タオル、そして水のペットボトルが1本。部屋は日本のカプセルホテルと「大きな違い」はない。

 

ただ、「小さな違い」はある。日本のように、室内にテレビがあったり、パジャマ変わりのウェアがあったりはしない。カプセルも日本のような専用に作られたものではなく、建材で作った「カプセル」だ。通気口が頭部上の小さめなファンしかなく、多少換気がよろしくない。

しかしコンセントはあるし折りたたみ式のテーブルもある。つまり「スマホの充電と置き場は大丈夫」ということだ。さすがスマホ時代だな。

 

シャワーもある。あることはある。3カ所ある。しかし狭い。潜水艦の中かと思うほど狭い。一応ボディソープもシャンプーも、そしてドライヤーもあるのだけれど、この狭い空間で衣服を着脱し体を洗うのは、かなり厳しい気がする。脱衣場の概念が乏しい国外のシャワーの、更につかいにくいタイプ、だ。ラウンジのゆったりしたシャワーを浴びておいて良かったと、心から思う。

 

さて、このカプセルホテルで眠れたか、というと、実はとても良く眠れた。レセプションでいただける耳栓のおかげもあったかもしれないし、徹夜のフライトで疲れていたためかもしれないし、ラウンジでいただいたビールのおかげかもしれないが、暗くて静かで水平なマットレスで、私は6時間しっかり眠った。安くてもそこは地上、ファーストクラスのフルフラットよりも快適に眠れる。

 

次回、このカプセルホテル、「カプセル・バイ・コンテナ」を使うかと言われたら、普通に夜を過ごすためならまず使わない。時間があれば往復20リンギット支払ってでもクアラルンプールの100リンギット台のホテルに泊まるだろうし、空港エリアで一晩過ごすのでも200リンギット程度を支払ってTune Hotelに泊まる。

ただ、またナイトフライトで朝に到着したとしたら、そして6時間55リンギット(≒1480円)のキャンペーンをやっていたとしたら、街に出る前に体を休めるために使う、かもしれない。

KLIA2からはクアラルンプール市街にでなくとも、例えば空港から10km少しのSALAK TINGGIエリアにある3000円(112RM)以下のホテル(もっと安いドミもある)、なんてのもないではないのだけれど、片道5.3リンギットの送迎車(ホテルのサイトで48時間以上前に予約する、ちなみに大型荷物は一つまで)に乗れないとアクセスはかなり面倒だ。

どうしてもバスで行きたい人は、このページをたよりに、KLIA2からNILAI行きのバスに乗り、Bandar Baru Salak Tinggiで降りて歩くことはできないでもない。ちなみにバス代は2リンギット程度だ。

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