世界、大人の社会科見学!

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国内旅行

2017MP10 旧東海道宿跡と「ヒストピア島田」で島田市を堪能した件

麺屋燕の破壊的においしいラーメンを朝食にいただき、島田市内を歩き始める。

23. 旧東海道・島田宿を歩く。

麺屋燕から大井川/島田市博物館までは約3.7km、歩くと1時間程の道のりだ。

少し歩く乗り換えのないバス便もないではないけれど、この便は平日限定の運行でこの日は使えない。途中の島田駅までだけをバスに乗るのもなんだかつまらないので、ここも全行程を歩くことにする。空港バス以来、私としずてつジャストラインは、あまり相性がよろしくないようだ。

それに、このルートは旧東海道、「越すに越されぬ大井川」まで旧東海道を小一時間歩くなんて、風情のある散歩じゃないか。

当時の遺物が多く残っているわけではないけれど、それでも味気ない国道を歩くよりずっと楽しい。刀工の鍛冶屋が集まった場所にある「島田宿刀匠碑」横には島田宿の案内図があり、どこに何があったのかをおしえてくれる。

この時計台のある歩行者道、かつてはここに島田宿の下本陣があった。

芭蕉の句碑。芭蕉も大井川の川止めに合い、ここにあった塚本如舟の屋敷に滞在したらしい。俳人なので隙あらば句を詠む。油断のならない奴だ。

大井神社。水の神弥都波能売神をはじめ、土の神、陽の神を祀る。もともとは洪水の多かった大井川の水神を祀り、その後、土、陽の神を合祀したらしい。

製紙工場を越え横道に入り少し歩くと、川越遺跡の遺構が現れ始める。

 

そして目に入ってくるのが、島田市博物館の分館だ。

24.島田市博物館・分館を見学する。

島田市博物館の分館は、平成12年にオープンした。分館は明治日本家屋(桜井邸)、海野光弘版画記念館、と民俗資料館の3館から構成されている。私は海野光弘を知らなかったが、39歳の若さで急逝した静岡に生まれた版画家で、その奥様が作品を寄贈されたらしい。

民俗資料館には、例によって少し昔の農機具から電気オルガンなど、明治から昭和の生活資料が多く並ぶ。一つ一つまじめに見ていたら恐ろしく時間がかかってしまいそうだ。

オルガンの中には試奏可能なものもあったので、試しにEL&Pの曲などを弾いてみる。キーを押してから音が出るまでのレスポンスが悪く、切れの良い演奏ができない。が、歌までの25秒とは言え、島田市博物館でEL&Pの "Karn Evil 9" が演奏されたのは、館の歴史上初めてだっただろう。次に来るまでに、そのだらしないタッチを直しておくんだな。

25. 川越遺跡を見学する。

国指定遺跡である川越遺跡には、当時の人足の詰め所だった番屋や荷縄屋、仲間の宿などが保管・復元されており、自由に見学できる。ここを見るだけなら入場料は不要だ。

一番川側にあるのが、昭和45年に復元された川会所。ここに川役人なるものがいて、その日の川の深さを測って川越料金を決めたり、渡しのチケットである川札を販売したり、川留めや、川開けなどを取り仕切っりした。この「川会所」は、大井川の他、安倍川、酒匂川にもあったらしい。どれも橋や渡し船がない場所だ。

川越の料金、高い。バス代を500円惜しむ私には払えないな(笑)

 

26. 島田市博物館の本館を見学する。

川越遺跡を大井川の土手まで歩くと、島田市博物館の本館がある。

まさに大井川川越の現場に作られたこの博物館は、「旅と旅人」をテーマに、江戸時代後期の大井川と川越しの様子や島田宿の川留め文化などを紹介している。「江戸時代後期」、つまりは川越しについての博物館みたいなものだ。

館内はさほど広くはないが、ジオラマビジョンが江戸時代後期の島田宿や川会所の様子を再現するなど、それなりに楽しめる展示だ。またここでは、川越だけではなく島田宿の刀工や島田髷などについての資料もある。

撮影ができなかったので画像はないけれど、基本2階では特別展が行われており、更には分館でも特別展が行われることもあるようだ。ただ展示品を入れ替えるだけじゃないしっかりした特別展・企画展は、学芸員が良い仕事をしていることのあらわれだ。

博物館や川越遺跡のあるエリアを、島田市はヒストピア島田と呼んでアピールしており、そのサイトには「私たちはレプリカじゃない」とのコピーが書かれている。そうだよな、ここには江戸後期から明治、大正、昭和の様々な「本物」が並んでいるもんな。

ちなみに島田市博物館の入場料は、本館(常設展、企画展)、分館(旧桜井邸、海野光弘版画記念館、民俗資料室)の全てが見学でき、脳をくたくたに疲れさせてくれてそれで300円と、大変にリーズナブルだ。那覇市立歴史博物館は少しは見習った方が良い。

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